2006年5月10日

名古屋分散学習

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 6:31 PM

先日事務所に桑名市立陵成中学校より郵便物が。

実は、3月に男の子からの電話があり、授業の一環としてスポーツインストラクターの仕事がどういうものかを訪問して質問したい、という内容でした。ちょっとたどたどしい話し方に、はじめはイタズラ電話?とも思いましたが、聞いてるうちに真意が伝わりその時は2つ返事で了承しました。

その訪問日時を含めた校長先生・3年生の主任先生からの挨拶文と、訪問する男子生徒6名の直筆の挨拶文が同封されていました。

この夏(6月27日)は3年生全員が名古屋駅にまで移動、その後各班に分かれて目的とする職種の場所まで行き、話を聞いたり体験学習をするといった感じのようです。

時間が合えば子ども達が活動している様子を見ながら一緒に体験したりして過ごせれば良かったのですが、午前中の訪問ですので実際に学生さんに動いてもらいながら指導の仕方や、スポーツを通して学ぶものを説明できたらと思います。

それにしてもこのような分散学習を実施する学校が羨ましいなー。憧れる職業についている方の声が生で聞けるんだもの。私だったらガチャピンにアポをとって、スポーツ万能の私訣を教えてもらいたいなー。(名古屋市内だから無理か・・・。)



2006年5月9日

取材を終えて

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 10:48 PM

2fe6a13e.jpg本日付けの「ふれあい日記」にも載せたのですが、今朝、東海ラジオで私の指導風景と取材の模様が ON AIR されました。自分の声が放送されるのは正直恥ずかしいものです。

名古屋事務所を本陣に構える事ができてからは、名古屋市が企業家に教室を貸し出すという奇抜な発想をメディアが注目し、その波にのっかかるようにスキップもお蔭様で取材を受けることが多くなりました。決して我々が100%努力をして勝ちとったものではなく、タイミングの積み重なりが好転したのだと感謝しております。

しかしながら、何度体験してもカメラの前でマイクを出されても慣れるものではなく、ことばが出ず肝心なところでカミカミの連続です。

自分でも笑ってしまったのがテンションの高さ。競争を装う雰囲気を作る時に決まって口ずさむのが「天国と地獄」。これをラジオで聞いた時は牛乳が吹き出てしまいました。

今回に関しましては、東海ラジオ放送の関係者及び、佐藤友香アナウンサーに大変お世話になりました。感謝申し上げます。

ちなみに明日は中日ホームニュースの突撃取材が入りました。頑張ります。はい。



2006年5月8日

一輪車

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 10:24 PM

c98bc8de.jpg将来はピエロになりたい・・・私は、今、まさに一輪車の猛特訓です!!

この年で再来月 29+6=35)無邪気にやったことのないことに対して必死に頑張っている男は全国探しても私しかいない(だろう)という、勝手きまくりない考えのもとで、事務処理の合間に練習をしています。

小学校の頃は当然一輪車はなく、昨年まで頭の中はマスターしたいと思いながらも、理にかなってない乗り物だ!!と偏見ばかりが先走っていました。

会員様からそれぞれ一輪車を3つも寄贈していただき、「指導者は何でも挑戦せねばッ」とムチを打ち挑戦してはみるものの、踝(くるぶし)はズリ剥け・転倒で肘は打撲と、イイ事無し。(イタタタター)

しかし、運動に対して依頼を受け、涙を流しながら頑張っているスキップの会員様に比べたら私の努力は些細なもの。(でも難しい)

スタッフのヒサノ先生にレッスンを受けながら写真を撮ってもらったものの「エッパラ先生!ちゃんと真っ直ぐ来てくださいよ」って、そりゃ無理だろ!

そんな写真も頭が切れてるし、2秒後には ☆*#▼?・・。



2006年5月7日

コーチ(COACH)の資質 “H”

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:50 PM

人の成長をたすけ、向上をサポートする人のことをすべてコーチ(COACH)と考えています。ではコーチとはいかなるものでしょう?

Humor(ユーモア)

私の口癖は「おもしろ、おかしく、たのしく」です。この1つがすべてそろうとイヤイヤしていた練習も苦ではなくなります。苦手なものを得意にする為に必要なことはマイナスイメージを脱却し、プラスイメージを植えつけることです。

また、ユーモアはスポーツ心理学では、失敗の記憶を残さない為の重要な手段でもあるそうです。うまくなる為に練習をしているはずが、そこに伴う数々の失敗が記憶に残り、いざ本番のときに我々を悩ませます。

練習の成果をより上げ、本番で実力を発揮する為には、このマイナスな記憶をユーモアセンスが解決してくれます。

漫才で「よっ!日本一!じゃー次は世界一いこうか!」というネタがあります。苦痛な練習の中にも笑いの要素があることでリラックスして伸び伸び出来るのです。

コーチに必要な5つの「C・O・A・C・H」についてお話しました。指導者は少なからずこれらの要素を持っているはずです。子ども達・選手の為に素晴らしい指導者であるように頑張りましょう。

参考文献「スラムダンク勝利学」辻秀一 「スラムダンク」井上雄彦 (集英社)



2006年5月6日

コーチ(COACH)の資質 “C”

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 10:23 PM

人の成長をたすけ、向上をサポートする人のことをすべてコーチ(COACH)と考えています。ではコーチとはいかなるものでしょう?

Caracter(人間力)

「しっかりしろ!もたもたするな!」と言って腕を組んでいるだけや、「私の言う通りにしろ」という一方で、とても見本にならないような態度のコーチが、少なからずいらっしゃいます。以前、レッスン中に子ども達に罵声を浴びせながらも公共エリアである小学校のグランドでタバコを吸いながら指導をしている少年野球の監督がおり、あまりの理不尽さに注意したことさえあります。

子どもがかわいそすぎます。自分に優しく他人に厳しくでは誰もついて来ません。家庭でも同じことで、「寒さんの言うことを聞きなさい」しかし自分の態度や行動はまったく違う、では言うことを聞くわけがありません。

整理整頓や返事を強要するのであれば、自分自身の生活がどうであるかを常に振り返る必要があると思います。

ミスを叱る前にそれをしっかり教えたかを振り返る事が重要なのです。

子は親の鏡。選手はコーチの鏡です。



2006年5月5日

コーチ(COACH)の資質 “A”

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 8:09 PM

人の成長をたすけ、向上をサポートする人のことをすべてコーチ(COACH)と考えています。ではコーチとはいかなるものでしょう?

Air affection(愛情)

コーチは子ども・選手・運動・スポーツに対する愛情を誰よりももっていなければなりません。

時には厳しく、時には抱き合い、時には自分の事のように喜ぶことが必要です。単なる好きだという趣味の領域を超えた上で、愛情を持って指導する姿勢こそが選手や子ども・大人をも変え、成長させることでしょう。

また、集団指導やチームでの指導の場合、運動能力や正確や外見などで区別をしてしまってはいけません。愛情は平等を前提に存在します。不平等は愛情とは呼びません。

元豊玉・北野監督(コミック14巻)の回想シーンで、小学生の南と岸本にランガンオフェンス(速攻)の説明をしています。

「高校3年間でできることなんか限られとる 全部やろう思てもムリや そやから豊玉の練習はオフェンスにディフェンスくらいのもんや そらあ 批判もあるけど、 そんでええのや ・・・その方が バスケットを好きになってくれる。と

強くなるチームの前にバスケットが好きになるチーム作りを唱えています。試合後半で空中分解しそうになったチームの雰囲気から、北野前監督の一言を思い出し息を吹き返します。

「バスケットは好きか・・・?」



2006年5月4日

コーチ(COACH)の資質 “O”

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 8:55 PM

人の成長をたすけ、向上をサポートする人のことをすべてコーチ(COACH)と考えています。ではコーチとはいかなるものでしょう?

Outlook(前途の見通し)

コーチ独自の展望と目標を持つことが重要であり、コーチは楽しませること、心技体を変化させること、チームを勝利に導くことの1つのバランスを考え、今何が必要かを常に考え実践することが重要です。

スキップの場合、楽しませることは運動への苦手意識を和らげ、心技体を変化させることはプレジャートレーニング等の多種多様な運動を織り交ぜる指導法、勝利に導くことは個々の目標の獲得・達成と考えています。

早く結果を出して欲しいというのは誰しも願うことですが、子どもにとっての最良の道筋を考え、理解してもらい、実践することも指導者の役目です。

陵南との練習試合後、安西監督は早く出場させて欲しかったと悔やむ花道に対して、「あわてるでない これからこれから」と笑っています。負けはしたものの試合経験の乏しい花道を含む新生チームに経験を積ませ、今後の見通しをたてていることが伺えます。



2006年5月3日

コーチ(COACH)の資質 “C”

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:46 PM

私自身、小学校から20年間バスケットをやっており(今はご無沙汰ですが)学生時代に流行ったバスケット漫画「スラムダンク」の影響を十分に受けました。この本はルールブックや指導書よりもわかりやすく、何よりその気にさせてくれます。今でも何度となく読み返してはバスケット依頼のお客様にキャラクターを用いて説明するほどです。

この本を基に日本体育協会公ea?スポーツドクターの 辻秀一 著「スラムダンク勝利学」(集英社)なる本に出会い、花道が湘北高校に入学・未経験のバスケット部に入学してから、インターハイで競合・山王工業を下すまでのストーリーを、指導者の立場から分析した内容に、参考となる項目が多々あり、黄金週間中はこの中から「コーチの資質」を私の考えも交え紹介させて頂きます。

人の成長をたすけ、向上をサポートする人のことをすべてコーチ(COACH)と考えています。ではコーチとはいかなるものでしょう?

Comprehension(理解力)

チームスポーツでは指導者として、個々の力の理解、チームの戦略的な特徴の理解、ゲームの流れの理解が必要です。

スラムダンクのストーリーの中では、花道の性格を理解したうえで安西監督を始め、赤木、晴子、リョータ、洋太(桜木軍団)らがサポートをしているお陰で急成長を遂げていき、チームも活性化されていきます。

スキップでは、会員様の様々な特徴を理解することが指導者に求められます。ウィークポイントの克服や運動能力向上を希望される依頼に、会員様の性格や現状を理解した上で、よりよい指導法を常に模索しています。

出頭家庭教師スタイルをとっているのは、個人のお客様の心身を理解し、遊び能力・運動能力を効果的に導き出す為です。



2006年5月2日

北風と太陽

Filed under: ちょっといい話,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 7:49 PM

イソップ童話「北風と太陽」のお話。

あるひのこと、きたかぜがたいようにちからじまんをしています。 「ボクはなんでもかんたんにふきとばすことができる。いちばんつよいのはボクさ!!

「たしかにいちばんのちからもちはきみだけど、いちばんはどうかな!?

「よし、ちからじまんをしよう!あのたびびとのふくをぬがしたほうがかちだ!!

きたかぜは、ピューピューパワーでいきおいよくいきをふいて、たびびとのふくをふきとばそうとします。しかしぎゃくにたびびとは、あまりのさむさにふるえてふくをぬぐどころかコートをまとってしまいました。

つぎはたいようのばん。たいようはニコニコパワーであたりをてらしポカポカにしていきます。たびびとはあせだくになり、コートやうわぐつをぬぎはじめ、さいごには、はだかになってしまいました。

「なんでもちからずくでやろうとしたボクがまちがっていたよ。ボクのまけだね。」

心の中にも北風と太陽が共存をしており、例えば大人たちは時計とにらめっこをして無理やり事を時間内にすまそうとしがちです。しかし、できることの芽を摘む前に時間にゆとりを持ってできることはさせ、ニコニコパワーを出しながら見守ることが必要です。

お子様との時間の共存ができていますか?



2006年5月1日

環境が育てるもの

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 5:32 PM

c4b206cc.jpg今日はスタッフ達にプレジャーアリーナのキッズダンス体験レッスンを任せ、関市立洞戸保育園と同板取めばえ保育園の体育指導を行ないました。どちらも今年度より訪問する保育園で、私も初心に返りいい緊張感を体験できました。

連休の中日ながら日差しが強く一日で日焼けするくらい良い天気の中で両園の指導は園庭での固定遊具体験。滑り台を反対から登ったり雲梯を登って渡ったりと、少し怖い子もいましたがみんな頑張っていました。

両園とも長良川の支流・板取川に面しており、担任の先生曰く「今は遊泳区間になり子ども達はみんな川で泳ぐんですよ」 なんと素晴らしい! たとえスイミングスクールで100m泳げたとしてもそれに過信しての川や海の事故を毎年耳にします。「川遊びは危ない」ではなく、「川遊びの危険を知ったうえでどう遊ぶか?」を毎年学んでいるんですね。

大人たちは過去の経験で「それは危ない」と言ってしまいがちです。しかし時には危険を承知で体験させることも必要で、遊びの中で予測をたてて、出来る・出来ない・次は頑張る・・・。と感じることが生活力となり生きる力につながります。

夏がとても楽しみです。



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