2024年2月26日

収入と支出

Filed under: プレジャーアリーナ,やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:45 AM

おつりという言葉に馴染みが無くなりつつある昨今、お金の使い方をレッスンで体験してみました。

今回のテーマは『収入と支出』

5ドルを払ってゲームにチャレンジ! 
見事賞品をゲットできたら買取コーナーで10ドルと交換!

お金を支払う事が少なくなった現代において、お金と物の交換(売買)は大切な事で、将来お金に騙されない子になって欲しいと願います。



2024年2月23日

我々が考える『運動療育』

20年以上、子ども達に対する運動療育に従事する中で、根底としてあるものが、『社会に通用する大人になる事を願って』です。

①椅子に座り→話を聞いて→理解をして→行動に移す
②人として勝ち得た 言葉・道具・コミニュケーション を駆使する

これらを念頭に運動(もっと言えば あそび)を介して身につけ成長させる。これが我々の考える運動療育です。

縄跳びも100回跳べた方が学校で一目置かれるでしょう。それよりも縄が結べた方が社会にどれだけ通用する事でしょう。

鉄棒逆上がりも、出来ないよりは出来た方が良いに決まっています。でも重要なのはイヤな事でも取り組む姿勢です。

授業中45分間座っていられる。
学校に休まず登校できる。
自分の事が自分でできる。

そんな当たり前の事が当たり前にできる子になる事を願っています。



2024年2月20日

見学させて下さい

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:23 AM

バレンタインデーの話

放課後等デイサービスでの運動療育レッスンに訪問し、子ども達を迎え入れると、1人の中学生の男児が「今日は見学させて下さい」と私に願い出た。

「どこか具合でも悪いの?」と聞くと、「ちょっと」と答えて部屋の隅で体操座りをしてしまった。

情緒のコントロールがしづらい子達も多いので、そっとしてあげ、本時の課題である 長縄跳び全員で400回を行った。

レッスン後の解散も元気なく帰ろうとしていたが、1人の女児が大きなラッピング袋を手渡され、「やった〜」と雄叫びをあげていた。

落ち込んでいたのはこの事だったのね。

帰り際に「今から長縄跳び300回。跳ぶ?」と伺うと「1人で挑戦します!」と、水を得た魚のように元気な返事。

次回のレッスンで倍の回数を挑戦してもらおう!



2024年2月14日

私の周りにも多くの孔子が

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:56 AM

『知之者不如好之者、好之者不如楽之者』

孔子の言葉に、『これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず』があります。

あることを理解している人は知識があるけれど、そのことを好きな人にはかなわない。あることを好きな人は、それを楽しんでいる人に及ばないものである。

という意味です。

昨日のブログに私の幼児体育の大先輩がコメントしてくれた教えです。

私も幸せ者で、今でこそ講師(こうし)ですが、公私(こうし)にわたり孔子(こうし)の様な先輩達が多く、様々な悩みに対してアドバイスを頂ける事に感謝しています。

知っている事よりも好んで。好む事よりも楽しく。

常に物事を説法してくれる人々に感謝



2024年2月13日

自信が結果に現れた

Filed under: ちょっといい話,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:18 PM

療育グループに通う1年生のご家族から、レッスン後に嬉しい報告を伺いました。

「縄跳び大会で100回以上跳べた子が、学年で5人しかおらず、その中の1人になれました。」

年長までは跳び箱も跳べず、縄跳びもリズムがバラバラ。でもとにかく楽しそうに通っていたので、それだけでも十分と思っていましたが、できる事が増えるにつれて自信がついてきたのでしょう。『頑張ればできる』が顕著に現れたのだと思います。

泣いてばかりいた頃が懐かしく思え、普段ではわかりづらい1年の成長に驚かされます。

自信がついた時はみんなイイ顔になってきます。いつまでもイイ顔でいて欲しいと願っています。



2024年1月28日

お腹を抱えて笑う

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:39 AM

テレビを見ながら
会食をしながら
遊んでいる最中に
他愛も無い話の中で
たとえ1人でも

腹を抱えて笑える時って素敵です。

そんな時間。
そんな話し相手。
そんな場所。
そんな仲間。
そんな機会。
そんな出会い。

生き物の中でヒトにしか出来ない感情の1つ。

くだらない会話や昔のエピソード。真剣にやっている時に起こる大失敗。芸人やアニメなどのメディア。などなど、大きな声で涙を流してお腹を抱えて笑ってみて下さい。

スッキリしますよ!



2024年1月25日

今できる事

Filed under: ちょっといい話,やらなカン — スキップ江原 @ 9:00 AM

東海エリアは生憎天災に見舞われておらず(大垣市の我が家は大雪ですが)平穏無事な生活が出来ています。

そんな被害のない地域の我々ができる事

①良く食べて良く寝る
②ちょっとの時間とお金があれば、支援に出向くか寄付をする
③メディアなどで情報を気にする

時期が来た時にやれる事と、今できる事。やっておくだけや意識しておくだけでも被害に遭った時に活かされると思います。



2024年1月17日

追いかけない

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:49 AM

多動の子や自閉傾向の強い子は、並ぶ事や集まる事など、規制される事に対して理解が難しく、気の向くままに動いてしまう傾向にあるため、保育園などの集団生活では規制をするために追いかけられ捕まってしまい並ばされる。という本意ではない事を毎日させられる。故に毎日大人達に追いかけられる。

本人の心の声としては「追いかけて来ないで〜」だろうが、集団生活ではやはり仕方ない事である。個別レッスンだとしても、目的のない(あるのだろうが他者にわかりづらい)行動や衝動的な動きは、事故につながるため、やはり緩い規制が必要である。

運動療育では、将来登校や出勤につながるように、毎回同じルーティーンで『道を覚える』を繰り返し行なっている。

そんなレッスンも意味が理解できない子は突発的に逸脱してしまうが、そうなる前に制止したり手を引っ張らず正面から体ごと抱きついたりして、イヤな思いを極力少なくして、こちらの意図に近づけていけれるよう地道な繰り返しを行なっていく。

言葉で理解できれば有難いのだが、そうでない子には長期戦。

追えば逃げる。迎え入れ、逃げる前に手を打つ。

難しいですが、頑張りましょう。



2024年1月14日

2-6-2の法則

Filed under: 未分類 — スキップ江原 @ 6:10 PM

学校や会社・組織・部活など、あらゆる集合体において、生産性や能力・パフォーマンスの比率を表している法則で、2割が優秀。6割が普通。2割が頑張りましょう。という相関図となります。

残りの2割の成績不振者においては、勉強の仕方がわからなかったりやり方がわからなかったりするケースも当然あり、底辺の底上げが重要課題となります。

そんな残りの2割に属するする人達も、ステージや環境が変わったら大逆転する可能性や能力を秘めているかもしれません。

ひょっとしたら私も皆さんも残り組かもしれないのです。でもそれに気づいて何かアクションを起こせば、せいぜい普通組に昇格できるかもしれませんし、優秀組ならではのプレッシャーや疲労は大きいかもしれません。

手を抜く事なく。でも頑張り過ぎず。普通をキープできるのが一番良いのかもしれませんね。



2024年1月13日

居心地の良い人 悪い人

Filed under: 未分類 — スキップ江原 @ 9:52 AM

保育現場で若い先生に対する指示語が多い年配保育士がいる。
「ちゃんと子どもを見ていて」
「ここに並ばせて」
「勝手に動かさないで」

私も『少し黙って若い先生に任せれば!?』と言いそうになって抑えましたが、自分の思いのままに動かないと気が済まないタイプだなぁ。と1年間見ていました。

若い人にしてみると、指示語ばかりではやりたい事ができずストレスが溜まり、結果離職につながるのでは?と思いましたが、逆発想で、言われている事だけを遂行すれば楽なのか?とも思いました。

私にとって居心地の悪い人は、ひょっとしたら他の人には非常に居心地の良い人なのかもしれません。

だから意見もあり、黙認もあり、反論もあり、打ち解ける事もあるのです。

人の心は自分自身のものさしでは測れないものです。



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