2024年1月4日

令和6年能登半島地震における がらくた工房すきっぷ 支援プロジェクト

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 4:28 PM
令和6年能登半島地震の被害に見舞われた方々におかれましては心よりお見舞い申し上げます。また命を落とされた多くの皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。

がらくた工房すきっぷ では『被災地支援プロジェクト』と題して、全国の天災で被害に遭われた地域へ訪問しております。

笑えない状況下で笑ってもらうことしかできませんが、少し状況が落ち着いてからで構いません。是非心の癒しとしてお気軽にお声がけください。

幼稚園・保育園・小学校・自治体からの要請をお待ちしております。


詳しくは専用ページをご確認下さい。

https://www.garakuta-skip.com/volunteer/index.htm





2019年8月29日

わかってあげる努力

Filed under: がらくた工房 すきっぷ,わからなカン — スキップ江原 @ 10:45 PM

クラウン(道化師)派遣『がらくた工房すきっぷ』主宰でもある私は、色々な人達が吸着してくる経験が多い。「ピエロになりたいです。」と訪ねてくる人達の9割は、やはり何処かがおかしい。いい意味でも変な意味でも。

彼らは持っている性格上、人に対する恐怖があったり、急に言葉が出なくなったり、放浪癖があったり、辞め癖があったり、自傷行為があったり、責任感という縛りがなかったり、打ち合わせ通りの事をやった試しがなかったり・・・。書き出せばきりがない。

いわゆるまともじゃないメンバーをマネジメントしている。

その反面、練習熱心(決めた事はやり抜く)だったり、一般の人では出来ないような技を兼ね備えていたり、もする。

メイクをする事で普段の自分ではなくなる為、自然に笑顔も出て、人から握手を求められ、脚光をあびる事が心地よくもなってくる。

電話の受け答えができなかったり領収証すら書けなかったりする大人が人の役に立っている。

自分基準は通用しない。できないとわかった時点で わかってあげられる努力を上のものがしない限り、育つどころか組織の崩壊は目前です。

こう言う私も、子どもだから我慢できるものの大人となると自分の器を試されます。

気長に気長に。



2014年10月18日

南相馬市へ

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 11:58 PM

今日はイベント会場である福島県南相馬市へ来ました。 後々聞いたことですが、今回のイベント会場である南相馬市小高地域は福島原発から20キロ圏内であるがために居住できない地域だそうで、地震の被害で箇所箇所が傷んでいる建物もありますが、それより目についてしまうのが人が住んでいないたたずまいで、草木が伸び放題の住宅や家具が横たわっている商店街があちこちにあるという現状です。

そんな地域でイベントを開催し少しでも多くの地元住人を今日だけは戻ってきてほしいという思いがひしひしと感じられる人達の気持ちが伝わりました。

JR小高駅JR小高駅

JR小高駅は震災以降電車は来ていません。

南相馬市小高地区南相馬市小高地区

商店街周辺は当時のままで、手をつけたくても放射能汚染のため居住不可能な状態です。

復興イベントそんな状況でも多くの人達に地元で楽しんでもらいたいという活気が伝わります。

まだまだ復興には程遠いと思います。残された人達の今後がどうなるかがこの地域の課題だと皆さんの口から聴くことができました。



2014年10月17日

南三陸町

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 5:39 PM

被災地支援イベントの要請で今年も東北へ行くこととなり、1日早めに出発をして南三陸町を訪れました。

防災センター南三陸

南三陸南三陸さんさん商店街

防災センターには慰霊で訪れるツアーの方々で観光バスが入れ替わり立ち替っていました。その周辺は見渡す限り荒地で残骸はほとんどなく、ダンプカーなどの業者がひっきりなしに行き来し、道はある程度整備されていました。

ナビで表示される建物がその場所にないのが被害の大きさを物語っています。

復興の旗印で設立された「南三陸さんさん商店街」は、有名人や著名人が訪れたこともありなかなかの活気でした。

仮設住宅もちらほら確認でき復興にはまだまだ時間がかかりますが、確実に元に戻ろうとしています。

明日から福島県南相馬市でイベントの手伝いをしてきます。どんな出会いがあるのか今から楽しみです。



2013年10月17日

福島県の現状

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 1:14 PM

体育の日の連休で訪問した福島県南相馬市近郊も復興には程遠く、小学校数校が1つの建物に共存していたり、中学校に小学校数校が間借りしていたりという光景もあり、子ども達は限られた環境の中で毎日を過ごしていると思うと心が痛みます。

お世話になった 農家民宿 翠の里 のお父さんお母さんに案内され沿岸部を中心に状況を見に行きました。

南相馬市 作業中のクレーン上部くらいまで波しぶきが上がったらしいです。ちなみに手前の草地は全面が住宅街でした。

 

 

 

 

南相馬市高台にある野球場跡地からの写真。右手が太平洋。左手に並んでいるのは新しく設置しようとしているテトラポット。沿岸部を右へたどって行くと東京電力福島原子力発電所につながります。

津波の際、テトラポットが1キロ先まで流されていたそうです。それはただ転がって行っただけではなく、凶器と化して人や建物に衝突しながらだそうです。そんなものを新たにまた並べようとしていました。当然それらが並んでいる場所も元住宅街です。建設許可はおりないでしょうし、下りたとしても何世帯の人たちが戻ってくるのでしょうか。

ちなみに撮影した元野球場も当時は避難場所だったようですが残念な事に避難した人たちも犠牲となってしまいました。

慰霊碑そんな場所に犠牲となった人たちを弔うための慰霊碑が建っていました。

 

 

 

 

慰霊碑仏様も海のほうを見て何度とこのような事がないようにと拝んでいらっしゃいました。

 

 

 

 

飯館村南相馬市を後にし、二本松までの途中にある飯舘村に入ると村人の姿はほとんど無く、沿道のほとんどで除染作業をしていました。

生活感の感じられないマスクをした作業者が作業をしている村の光景。2年半を経ても復興は急速には進まない現状がここにも見てとれました。

改めて私達に出来ること。今を一生懸命に生き、必要とあらばすぐにでも出向し楽しさを提供してあげる。益々感じさせられる今回の旅でした。



2013年10月13日

南相馬のともしび

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 11:58 PM

NPO法人いちばん星プロジェクト主催の「いちばん星フェスタ」で、ボランティアをさせて頂いております。ボランティアと言っても参加者や関係者にやっていただく仕事ですが、こちらの人達も元気です。

南相馬のともしび夕暮れから「2013」をかたどったロウソクが灯され、皆さん一斉に鎮魂と希望を祈りました。

このイベントは明日も行われますので、今日と変わりなく笑いを振りまきたいと思います。



2013年10月12日

南相馬市に到着

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 11:49 PM

22時30分頃に南相馬市内の宿に到着しました。途中予期せぬハプニングがあり予定より3時間遅れでしたが無事に着く事ができました。

今回は2日間のイベント。朝から晩までお手伝いです。

明日が楽しみです。



2013年10月11日

被災地支援 2013.10

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 11:50 PM

先月の陸前高田市に引き続き、今日から福島県南相馬市へ行きます。

多くの方々に喜んでもらえるよう努めてまいります。



2013年9月26日

第18共徳丸

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 9:43 PM

奇跡の一本松を見てから宮城県気仙沼市まで南下し、気仙沼港から津波により座礁した「第18共徳丸」を見に行きました。

第18共徳丸今月から解体が始まり防護壁で囲われていましたが、こんな大きな船が気仙沼港から住宅街まで押し寄せてきたのかと思うと、自然の悪戯を悔やんでも悔やみきれない思いだったと思います。

 

第18共徳丸震災後2回目の私の訪れにコスモスが咲いていますが、この船があった場所もその周辺も以前は住宅街で、玄関が合っただろう足場や駐車場の区画・ブロック片などが、帰らない主を待っているかのように道沿いに残っておりました。

船の脇に設置された献花台には今日も多くの方が手を合わせて冥福を祈っていました。



2013年9月25日

奇跡の一本松

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 7:50 PM

陸前高田市で開催された「東北復興祭 2013 in 陸前高田」の翌日は帰郷途中に2箇所の被災シンボルを見に行きました。

奇跡の一本松陸前高田市内に保存が決定され復興のシンボルとなった「奇跡の一本松」

この日も多くの方々が手を合わせ高くそびえ立つ松を見上げていました。

後ろにある水門や建物、川向こうの中学校校舎は未だ手付かずのまま。それが逆に津波の威力を物語っています。

私達もただただ手を合わせて見上げるばかりでした。



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