2013年1月31日

潔い電話

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:51 PM

先日、会員様のお母様より 「2月は習い事の都合でお休みします。」と電話がありました。子ども達も年度末は忙しく、進級・進学・試合・試験などで集大成の3学期でもあります。

休みはやむなしと電話を切ってその当日、今度は会員様本人から「ならいごとをやすんでスキップにいままでどおりいきます。」と電話がありました。

お母様が訂正電話をする事が一般的ですが、親子で話し合ってスキップを選んだのか? 本人の意思を伝えたかったのか? 携帯電話が普及している昨今、子どもが家庭電話を使ってかけてくる事と担当ではない私に自分本人からかけてきた事に、この家庭の教育方針の素晴らしさを感じました。

知らない人にメッセージを伝えるという事は大人でも勇気が必要な行動の一つです。この会員様の暑さを感じた電話でした。



2013年1月30日

愛のムチ ≠ 体罰

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:33 PM

柔道界にまたも嬉しくない報道がなされました。監督やコーチの懲罰。それもオリンピック強化選手からの告発。

指導者からすれば「金」を獲得するため、お家芸である柔道を世界に知らしめるために、選手達に檄を飛ばす。

選手の立場だと、監督を信じて日の丸を背負い厳しい練習に耐える。

でもそこにあったのは懲罰なのか愛のムチだったのか?

昨今、教育現場でも指導法の見直しが話題となっています。言葉や拳の暴力や解らせるまで苦痛を与えるしごきなどの根性論は昔話であり時代が違い過ぎます。

心技体の強い選手を育てるために自分が経験してきたプロセス以外の指導法を編み出さない限り、底辺も頂点も育ちません。

私は仕事柄、運動に苦手意識のある子ども達に体を動かすことの楽しさを教えているのですが、勉強を教えている現役の先生やスポーツを教えている指導者の皆さんは、エリートやアスリートを育てる事に対してどのような心構えをお持ちですか?

そして皆さんは今後のスポーツ指導のあり方についてどのように思われますか?



2013年1月29日

やってくれました!!

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:15 PM

カミさんから「インフルエンザにかかりました」と連絡がありました。既に家の空き部屋で隔離されています。

私にも潜伏している可能性もありますが今のところは熱もないので問題なしかと思われます。

空気が乾燥しているこの季節にショッピングセンターなど不特定多数の人が集まる施設は要注意です。万全な備えでお出かけしましょう。



2013年1月27日

おかしな速報

Filed under: 未分類 — スキップ江原 @ 11:51 PM

日曜日に岐阜県知事選挙の投票に行ってきました。昨年末の衆議院議員選挙についで大垣市に住むことになって2回目の選挙です。

契約している保育園が選挙会場であり、カミさんの母園でもあり、2人にとっておなじみの場所です。

ブログでも選挙があるたびに私の所感を書き綴っていますが、たかが1票でも市・県・国が住みよくなるために良いものに票を投じその人に委ねる。ダメだった場合は更に期待できる政党や立候補者に票を投じる。そうしないと自分の思いとは真逆の制度が成立してしまい、負担や無駄な公共事業が横行してしまうと思い、必ず投票に行きます。だからといって自分が投票した政党が民意を反映するとは限らないですし、第1党となるとも限りません。あくまでも1票は未来への期待度です。

そんな折。夕食を食べている時に画面上に速報がテロップで流れました。

8時。

開票と同時に当確。

出口調査で既にわかっているような選挙ならやらない方がいいんじゃないの。ここがもったいない。無駄を省くといいながら何とかなりませんか?

皆さんはどう考えますか?



2013年1月23日

ほんの一手間

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:28 PM

今朝、犬山まで用事があり車を走らしていると、沿道沿いに位置する保育園前でジャージを着た2人の若者が登園してきた親子になにやら配っていました。地域サッカーなどの習い事の入会のお勧めをしているようでした。

このやり方は私は好きではないのですが練習生獲得に手段は無いのも確かです。

そうこうして犬山市内に入ると名鉄の踏み切りにひっかかり、電車が通過するのを待っていました。すると防寒具を身にまとった名鉄職員が近寄ってきて「電車通過にご協力頂きありがとうございます。」とだけ言葉をかけ、袋をくれました。

中には、電車の形をした箱に入った色鉛筆・ウェットティッシュ・よいこのふみきりマナー(手引書)・名鉄グループの観光案内のパンフレットでした。

名鉄職員も本来の業務ではないことでありながら、利用客獲得にあの手この手と必死なのでしょう。

早朝から本業以外のことで営業のために行動をする一手間も大切だと思いましたが、ただ渡すだけではなく「忙しい時間に耳を傾けてくれてありがとう」という思いが伝わる些細な一言が大切と感じた朝の出来事でした。

良いレッスンをすることにおいて、やりすぎということはありません。でもダラダラと時間をかけるレッスンではなく手短でもほんの一手間をかけるレッスン内容であれば、みんなが幸せになれると思います。

ほんの一手間。ここぞと思ったときにやってみましょう。



2013年1月22日

消防署に行ってきました

Filed under: 未分類 — スキップ江原 @ 5:51 PM

1月19日は防災の日。もうとっくに過ぎていますが、今日中村消防署まで防火管理責任者の住所変更と事務所の消防計画の提出をしてきました。

空気が乾燥しているこの時期は火を使う事が多くなる時期でもあるため、一旦燃え移ると途端に家屋にも引火して勢いよく炎上してしまいます。

注意しているつもりでもいつ何時火の始末の不備が起こるやもしれませんので、元栓や暖房具のチェックを日課にしてくださいね。

スキップの名古屋本部はマンションや店舗が入居している複合施設のため、万一火災が起きた場合には何十世帯の人たちに迷惑をかけてしまう事も意識しなければなりませんし、子どもを預かる仕事ですので避難経路の再確認をしなければと感じました。

火の用心 と 119 を忘れないように。



2013年1月21日

母から子どもへ携帯電話「18」の約束

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 5:02 PM

FaceBook仲間である小中学時代の同級生が掲載していた記事を私なりの解釈で転用させて頂きます。スマートフォンを含む携帯電話が「電話機能」だけではない今、子ども達をこんな物に振り回されないためにも是非参考にして下さい。


母から子どもへ携帯電話の18個の約束 

1.これは私の携帯です。私がお金を払いました。あなたに貸しているものです。私ってやさしいでしょ?

2.パスワードはまず私に報告すること。

3.これは「電話」です、鳴ったら必ず出ること。礼儀良く「こんにちは」と言いなさい。
 発信者が「ママ」か「パパ」だったら必ず出ること。絶対に。

4.学校がある日は7:30pmに携帯電話を私に返却するように。週末は9:00pmに返却するように。携帯電話は次の朝の7:30amまで電源をオフにします。友達の親が直接出る固定電話に電話出来ないような相手ならその人には電話もSNS(ソーシャルネットワークサービス)もしないこと。自分の直感を信じて、他の家族も尊重しなさい。

5.携帯電話を学校には持っていけません。SNSをする子には直接お話しなさい。話すことは人生のスキルです。 注:半日登校、修学旅行や学校の活動は各自判断します。

6.万が一トイレや床に落としたり、無くしたり、破損させた場合の修理費用は自己負担です。家の芝生を刈ったり、ベビーシッターをしたり、お年玉でカバーしなさい。こういうことはまず起こります、準備しておいたほうがいいでしょう。

7.このテクノロジーを使って嘘をついたり、人を馬鹿にしたりしないこと。人を傷つけるような会話に参加しないこと。人のためになることを第一に考え、喧嘩に参加しないこと。

8.人に面と向かって言えないようなことをこの携帯電話を使ってSNSやメールでしないこと。

9.友達の親の前で言えないようなことをSNSやメールでしないこと。

10.ポルノ禁止。私とシェアできるような情報をウェブで検索すること。質問などがあれば誰かに聞きなさい。なるべく私かお父さんに聞いてね。

11.公共の場では電源を消すなり、サイレントモードにすること。特にレストラン、映画館や他の人間と話す時はそうすること。あなたは失礼なことをしない子です。

12.他の人にあなたの大事な所の写真を送ったり、貰ったりしてはいけません。笑わないで。
あなたが利口でもそういうことがしたくなる時期がやってきます。とてもリスキーなことだし、あなたの青春時代・大学時代・社会人時代を壊してしまう可能性だってあるのよ。良くない考えです。インターネットはあなたより巨大で強いのよ。これほどの規模のものを消すのは難しいし、風評を消すのも尚更難しいのです。

13.写真やビデオを膨大に撮らないこと。すべてを記録する必要はありません。人生経験を肌身で体験してください。すべてはあなたの記憶に残ります。

14.ときどき家に携帯電話を置いて出かけてなさい。そしてその選択に自信を持ちなさい。携帯電話は生きものじゃないし、あなたの一部でもありません。携帯電話なしで生活することを覚えなさい。流行に流されない、自分だけが取り残されるていると思わないように。器の大きい人になりなさい。

15.新しい音楽、クラシック音楽、あるいはみんなが聞いている音楽とは違う音楽をダウンロードしなさい。あなたの世代は史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ。この特別な時代を活用しなさい。そして、あなたの世界を広げなさい。

16.ときどきワードゲームやパズルや知能ゲームで遊びなさい。

17.上を向いて歩きなさい。あなたの周りの世界を良く見なさい。窓から外を覗きなさい。鳥の鳴き声を聞きなさい。知らない人と会話をしなさい。グーグル検索なしで考えなさい。

18.それでもあなたはまず失敗します。その時はこの携帯をあなたから取り上げます。その失敗について私と話し合いましょう。また一からスタートです。私たちはいつも何かを学んでいます。そして私たちはチームメイトです。一緒に答えを出して行きましょう



2013年1月20日

ファイト

Filed under: やらなカン,わからなカン — スキップ江原 @ 10:24 PM

♪ ファイト! 戦う君の唄を 戦わない奴らが 笑うだろう

努力者をそうでない者が「頑張りなさい」「一生懸命やれ」というものである。

応援するのは簡単。批判するのも簡単。

戦わない奴らの言葉には重みは無いものである。

何かを目指しているお子さんをお持ちの親御さん。

戦っているお子さんの唄を普段から理解してあげてください。



2013年1月17日

お正月あそびは人を育てる

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:27 PM

凧上げ・独楽回し・羽子板・双六・歌留多・・・。お正月にちなんだ伝承あそびはたくさんありますが、そのどれもが頭と体を使ったものばかりで、時には駆け引き、時には自然を相手に、時には道具に改良を重ね、と昔の人は物が無いなりに工夫をし楽しんだ事が伺えます。

例えば凧上げ。バランス良く上げる為に糸や骨・しっぽなどでバランスを微妙に調節し、絵や形を工夫して自己主張や勢力の大きさをも表現したのではないでしょうか。うまく上がればそれに飽き足らず連凧にしたり喧嘩凧をしたりとあそびにもバリエーションが出てきます。

そんなお正月の伝統あそびが昨今目にすることが少なくなりました。

体で風を感じる。相手の動きを読む。道具をうまく操る。時には負けた子の顔に墨を入れる。

そんなあそびが将来まず役に立つと思います。是非ご家族でお正月あそびをしてみて下さい。



2013年1月15日

クレーン作業

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 3:42 PM

療育個人レッスンでクレーン作業をしてみました。

クレーン作業鉄棒にぶら下がった状態でマット上のボールを拾い、籠の中に入れる。

一見簡単な作業にも見られますが、両手ばなしをすることで腹部が支点、足が力点、上半身が作用点という「てこの原理」が発生します。足をしっかり伸ばさないとマットに転落をしてしまうので無意識に均等を図ろうとしています。

また、普段の生活にあまり直結していない「逆さ」という感覚でボールの認知や籠の認知が出来るかどうかをチェックさせていただきました。例えば鏡を前にピンセットで眉毛を抜く時に手前か奥かで錯覚を起こすことがあると思いますが、この状態で前や後ろというのは認知しにくいのです。

逆さになることが脳への刺激に良いとされています(やりすぎは少し問題ありですが・・・。)。日常生活の中で受験できない行動や感覚を子ども達は喜んで行います。

逆立ち歩きやブリッジ歩きなどもご自宅で挑戦するのも良いでしょう。



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