2011年4月28日

待っている間

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 10:57 PM

保育園の園長先生と親子のコミュニケーションの話になりました。

ショッピングセンターのレストランで、休みともなると店舗の壁際にわが子を並べて順番待ちをする人達をよく見かけます。

待っている間、ポータブルゲームをしている子ども達、時には親子で楽しんでいる姿も見受けられます。確かにゲーム1つ渡しておけば静かに待つこともできるのでしょうが、それは待っているのではなく、やはりゲームをしているだけなのです。

「どんなご飯が食べられるかな?」
「今通りがかった人は綺麗な服を着ているよね。」
「昨日小学校で楽しい事があったの?」

待つ間でも、匂い・イメージ・視覚・言葉など、色々なコミュニケーションをお子さんとする事で色々な刺激が促され、話が聞ける・落ち着いて座ることができる・考える事ができる・など、当たり前だと思われることができるようになります。

これは凄く大切なことであり、見落としがちなところです。

当たり前の事ができて当たり前だと思われがちですが、であるならば、せめて当たり前にできるようにこの連休からチャレンジしてみてはどうでしょうか。



2011年4月27日

5年目

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:08 PM

早いもので、このブログを書き始めて5年目に突入しました。

ここ最近、更新頻度が落ちましたが何とか自分にムチをうってこれからも皆さんに私なりのメッセージを綴っていきたいと思います。

引き続きご愛読を宜しくお願い致します。



2011年4月26日

ロールキャベツ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:54 PM

今日、ホームページ管理会社と1ヶ月に1回の管理訪問があり、色々な話に盛り上がりました。この方々との話は半分がホームページ戦略の内容で、半分はビジネストークになります。そんな中で出た言葉に「ロールキャベツ」がありました。

昨今、一部の成年男子をさす言葉に「草食系男子」があります。ワイルドな感じの人とは違い、温和で平和主義的な雰囲気の男子の別称です。競争意欲に乏しいところからもそのような言葉ができたようですが、草食動物のほうが毎日神経を研ぎ澄まし生きるために必死になっていると思うのは私だけでしょうか・・・。

そんな草食系男子。頼りなく見られたり力なく見られたりと、女性から見ても「大丈夫?」と思われてはやはり男性としては失格でしょうね。

ロールキャベツ。見た目はキャベツの固まりでも中身は肉がギッシリ詰まっている。見た目の装いとは違った中身の力強さがあれば、いざという時にいい味が出てきます。

頑張れ成年男子。私は肉の塊の方が好きですが・・・。



2011年4月25日

「教える」≠「わからせる」

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:31 PM

教える事のできるの先生も結構ですが、わからせる事のできる先生に憧れます。

例えばニュース。今日の出来事を瞬時にわかりやすく伝えるアナウンウンサー。聞きやすい声とリズムで情報を伝えてくれます。でも「そんな事故があったのね」で終わってしまうことが多いです。(それが仕事だからがゆえに仕方ないのでしょうが・・・。)

しかし、そこにコメンテーター(解説者)が加わることで、より内容に肉付きがなされます。「そんな背景があったのか」「そんな原因も考えられる」などです。

池上彰さんを近年テレビでよく見ることがあります。情報がわかりやすく且つ納得できる解説が視聴者を釘付けにするのでしょう。

教えるだけではなく、そこにわからせる事が加わっているのでファンが多いのだと思います。

私達指導者、教えるだけになっていないだろうか。自問自答の毎日です。



2011年4月24日

ピッカピカの1年生には重要な1ヶ月!

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 4:47 PM

新品のランドセルを背負って少し大きく成長したピッカピカの1年生。幼稚園や保育園と違い、環境がガラリと変わりました。

環境変化(人的・物的)に順応しやすい子は毎日が楽しくて、目新しいもの全てに興味を引くのでしょうが、順応しにくい子や幼児期に大将だった子は、6年生の圧力に耐えられなかったり規則正しい時間の経過にストレスを感じてしまったりと、この1月は1年生にとっては大変な時期なのです。

さらに追い討ちをかけるかのようにすぐ目の前にはゴールデンウィークが待っています。ここで気を緩めてしまうと連休明けに学校キライキライ病が始まることが予想されます。

学校側もこの1ヶ月は様子を見ながら新入学生に接していると思いますが、大型連休が終わってからが本番です。

この波に乗り遅れないように今から集団や環境へ慣れさせるように親子で頑張って下さい。



2011年4月23日

今、何が必要なのか?

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:58 PM

連休明けに山川がボランティアで東北に行くそうです。みんないてもたってもいられないようで、「何かしてやれないか?」の一心で社会福祉協議会に掛け合って派遣が決まったそうです。

何をするのかはわからないが力仕事をする準備はするそうで、惨状をしっかりと見て真実を伝えることも彼の役目なのだろうと思います。

これだけメディアで現在の状況を報道されていますが、今、何が必要なのか? そこが国民が知りたいところで、助けに行きたくても必要なのか否かがテレビやラジオ・新聞ではわかりにくいと思います。

「○○地区は医者が不足しています。」
「○○地区は作業ができるボランティアを求めています。」
「○○村は子ども達とあそんでくれる人を探しています。」
「○○市はまだボランティアは必要ありません。」

一般公募に支障をきたすようなら各市町村が広報や回覧板などで呼びかけたりする。こんな情報が手軽にわかるだけでも、もっと支援の輪が広がると思うのですが・・・。

みんな何かをしたいと思っています。私が知らないだけかもしれませんが手軽に確認できる情報元があったらお知らせ下さい。



2011年4月21日

人の支え

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 5:42 PM

先日、スキップスタッフを卒業した岡田より、小学生に対する運動あそびを教えて欲しいと電話があり1時間ほど話をしていました。

彼は現役で小学校教諭を合格し今では4年生の担任だそうで、良くも悪くも毎日充実しているようです。

そんな彼が、「スキップで指導者としてやってきたことで、色々な人に支えられているんだな。と思いました。」と口にしたのが印象に残りました。

レッスンの進め方や補助の仕方はスタッフ同士が話し合ったり勉強会で学んだりしてましたが、実際は子ども達から学ぶことがほとんどで、気に入らないことに対し「イヤ!」という言葉の裏に、何が隠されているかを毎回考えなさい。とよく言ってきました。

興味がないのか? 言葉あそびなのか? イヤと言えば逃げる事ができるのか? 教え方が気に入らないのか? はてまた指導者そのものがイヤなのか???

そんな個人レッスンのやりとりを時々覗いては私も考えさせられ傾向と対策を練っていったのが思い出されます。

子ども達に支えられ、彼は立派な小学校教諭としてこれからも子ども達と向かっていくのでしょうね。

字の通り「人」は大きい者が寄り添っているんです。(私はスタッフに寄り添いっぱなし・・・。)



2011年4月16日

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:54 PM

「お」を付ける事によって、丁寧な言葉があります。

おかし・おいも・お弁当・お米・・・。

また、「お」を付ける事で、意味が変わってしまう言葉もあります。

ひや(冷酒)⇔おひや(冷水) ばんざい(万歳)⇔おばんざい(惣菜)

「お」を付ける事で軽く見られてしまう言葉さえあります。

おあそび。おにもつ。

「あそび」の指導者も「おあそび」の指導者ではいけません。

親御さんの「かわり」にはなれませんが、レッスンの「おかわり」を要求されるよう、日々スタッフ達は考えてお子さんと成長させて頂いています。

お粗末さまでした。



2011年4月15日

「目標」と「ねらい」

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 12:02 AM

4月に入り毎日のように営業で契約園を回っています。訪問すると1時間ほど話し込んでしまうのですが、どこの園長先生も同じような事をおっしゃられます。

「最終目標は高く設定して欲しいのだが、全てのあそびにおいて「ねらい」があり全てのあそびに一貫性があれば、たとえ習得できなかったとしても問題ありません。」

ただ逆上がりをさせるだけなら、私達でなくとも先生方が毎日やるでしょう。ただ跳び箱を跳ばせようとするのであれば、スパルタレッスンでも良いでしょう。

私達が考える「プレジャートレーニング」は、あそび力の底上げです。あそび方を熟知しあそび経験が豊富であれば、修得なくともできる可能性が増します。

従来の体育指導では、完成させる事に力を注ぎすぎてやらせるだけのレッスンになってしまったり、カリキュラム通りのマニュアルにとらわれすぎて中途半端に終わったりと、内容のないものが多いようです。

逆上がりに必要なバランス感覚や体の使い方(連動感覚)が身につくためのあそびを、レッスンやあそびに取り入れる事で、「目的」に対する「ねらい」がはっきりとしてきます。

幼児教育において、あそび経験が豊富であそびの企画力が豊富な指導者でありたいものです。



2011年4月12日

何を信じる?

Filed under: ちょっといい話,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:59 PM

「あの子がいったから・・・。」 「あの子が叩いたから・・・。」 子ども達とのふれあいの中でよく聞かれる言葉です。

私自身、この様な報告があったとしても、信じないわけではないのですが先ずは話を聞くにとどめます。

当然嫌がっていたり痛がっている子どもに対しての配慮はしますが、現行犯でないと追求できないからです。

子どもの言葉も信じるように努めます。しかし一番は自分を信じなければいけません。自分を疑ってしまっては人も信じる事もできません。

うわさや世間話も嘘はないでしょうが100%正しい情報とはとは言いきれません。「ほんまでっか!?」の気持ちも時には必要なのでしょうね。



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