2006年5月31日

バージョンアップ!!

Filed under: その他 — スキップ江原 @ 11:12 PM

板取・洞戸の保育園指導を済ませ、ダッシュで知立の会員様のところへ。

14時半に保育園を出て美濃インターから高速に乗れば16時半には着くと思っていたのですが・・・。名神リフレッシュ工事につかまり、一宮-小牧5キロ渋滞。それでも20分遅れでの指導開始。

京屋先生の助っ人で代行指導。私も担当になっていた会員様で、野球をメインに鉄棒の逆上がりを特訓中!

前回り降りも怖がっていた子が今では自信を持って鉄棒に挑戦し、補助付きではあるものの逆上がりにも意欲的に取り組んでいる姿に成長を感じます。

お母様にも素直に「ありがとうございます」と言われると指導者冥利に尽きます。

指導後、もう1件の知立の会員様のご自宅へ。実は昨日急に逆上がりが出来た!と動画のメールが届き、確認の訪問でした。

お邪魔した時間がたまたま英会話の家庭教師のレッスン中で、終わるまであがらせてもらうことに。

すると、「お茶だけではなんですから」とお夕飯まで頂いてしまいました。

焼肉定食以前に嫌いな食べ物として試されたレバー完食からバージョンアップし、「先生のお陰です」と焼肉定食+1品を。

「返って悪いですね」と言いながらもバクバク食べる体育指導者。

そうこうしているうちに英会話の先生と会員様が登場。室内鉄棒で習得したての逆上がりを披露してもらいました。

できないことができるようになった時の自信に満ちた笑顔を2人も見たとてもいい1日でした。



2006年5月30日

鉄棒あそび

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 8:43 PM

8ab1db42.jpg鉄棒指導を紹介致します。

導入段階ではジャングルジムなどの固定遊具をとにかくたくさん行います。高さに慣れることと手の握り、腕の力で体を預けるなどの狙いがあります。

次に模倣あそび。鉄棒ではオサルさん(ぶら下がり)やコトリさん(腕支持)で動物に見立てた遊びを取り入れます。

極度に怖がる子には向かい合って手をつなぐ「手つなぎまくり」をたくさん行いましょう。

前回り降りほどの目で見る恐怖感は逆上がり(後ろ回り)のほうが全然なく、また、手をつないでいる安心感がリラックスさせます。

次に鉄棒での「足向きまわり」。ここでも手を添えてあげることで安心感をあたえ、もし手が離れたときでも落ちる心配はありません。

空中での回転感覚がついたところで腕支持からの振り飛び降りなどを行い、さー前回り降りに挑戦。

人それぞれですが意外とケロッとできることが多いです。

そして鉄棒の花、逆上がり!

踏み込み逆上がり(勢いをつけて行う逆上がり)では、できたとしても少し高くなるととたんにできなくなるため、懸垂逆上がりを教えています。

子どもは体が軽いので懸垂逆上がりを覚えると、届かない高さの鉄棒でもぶら下がることができれば難なくこなします。

懸垂逆上がりをマスターするために、前回りをしてから降りるまでに腕を曲げて5つ数えてから降りる、回った後に足音をたてずに降りるなど、腕の力を必要とする前回り降りを多く行うことで、できることがあります。

ことばでの説明は少々難しいですが、まずは固定遊具でたくさん遊ぶことです。木登りなんかは最高ですね。

また写真付きで紹介致します。



2006年5月29日

オノマトペ

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 7:12 PM

「サッと回る」「グッと踏ん張る」「ピョンと跳んでパッと着地」など、音にも似た表現(擬音語・擬態語)を「オノマトペ」というそうです。

読売終身名誉監督の長島氏が「パシッとってサッと投げる」「グッと構えてブンと振り抜く」などの表現を多く用いていた気がします。

「サッ」「グッ」の擬音語自体は意味はないのですが、このことばを用いることでなんとなくのイメージが出来あがります。

身近な表現では椅子に腰かける時などの「よっこいしょ」もそれのようで、ことばと同時に体をスムーズに動かす3拍子「ドッ・コイ・ショ」を生み出しています。

また、砲丸投げ選手の投げた時の雄叫びや、テニスプレーヤーのスマッシュを打った時の気合や、卓球選手の打ち込んだ時の声などが、すべてそれにあります。

我々指導者も鉄棒の時に「クルクルーのパッ」、縄跳び中に「クルッピョン」などと多くのオノマトペを使っています。

そのオノマトペで子どもの動きが活性化するならば以前CBCテレビで取材を受けたザブングル加藤さんの圭史君との前回りで言った「キュッとパッと」もまんざら悪くはないですね。

「スラムダンク」30・31巻の山王工業戦、残り2分はオノマトペだらけ。セリフがほとんどない。いやセリフがいらないくらいの気迫溢れる攻防に何度も感動しています。

「左手はそえるだけ・・・。」(これはオノマトペじゃないかな?)

参考文献:コーチング・クリニック(ベースボールマガジン社) 2006年第4号 



2006年5月28日

夏じたく?

Filed under: その他 — スキップ江原 @ 12:54 PM

8647dd9e.jpg長良川沿いの田舎暮らしを始めて5年目の夏が来ようとしています。

愛知県の生活から離れて、「住めば都」のどかで時が止まっています。今朝は7時から河川のクリーン大作戦があったのですが、寝坊をしてしまいゴメンナサイをしてしまいました。m(__)m

週末になると我が家の前の河川はデーキャンプをするグループでにぎわい、多い時(夏休みやお盆)は100台は越えるくらいの車の数です。(中古車屋さんみたい)

先日、家の前に消防車や救急車が集結し、この時期恒例の水難救助訓練をしていました。出動する機会はないのが一番なのですが、川の怖さを知らない他地域の若者が昨年も事故にあっています。(私も1名救助しました)

見た目は緩やかな流れでも深くなったり水深が急な流れになっていたり、もまれていたりするので、スイミングプールで泳げるからといって過信しすぎると大変なことになりますのでご注意を!

今年もにぎわう川になるでしょうが、くれぐれも事故には気をつけましょう。

PS:バーベキューをする際は、使う前より美しく!セーブ・ザ・リバー 長良川
(月曜日の朝はカラスとトンビが喧しくてたまらん!!)



2006年5月27日

子どもの発見3

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:26 PM

金曜日の話。すぐにでも降ってきそうな雨を気にしながら保育園で朝の体操をしていました。鉄棒の単元。ここ最近天気が不順なので午前中はもって欲しいと思っていました。

前回り降りや逆上がりを頑張って練習している子ども達をこちらもサポートし、なんとか降りださずに無事終了。

年中さんと一緒にお給食を頂いていると、一気に振りだしました。思わず「やっぱり降りだした」と口にすると、1人の女の子が「雨が降って嬉しい」と私の耳元で言いました。

「だって、おじいちゃんの田んぼはお水が半分しかないから、お水がいっぱいになるもん。」

普段、おじいちゃんの仕事についていっているのか、おじいちゃんとの話の中で田んぼのことが話題となったのか・・・。でもこの子が囁いてくれたこの言葉に新鮮さを感じました。

子ども達の発想力や観察力に底知れぬ無限性を感じます。



2006年5月25日

意識と無意識

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 7:28 PM

初めてのことをする時は誰でも意識をするものです。

自動車学校に通っていた時のことを思い出してみてください。アクセルワークやクラッチのつなく、車庫入れや縦列駐車になるとドキドキものです。

免許皆伝になって毎日利用するようになると通常走行でも視野が広がり余裕すらでてきます。

子ども達のあそび経験も同じで、人見知りや他児との関わりを経て一人あそびから関わりあそびに変わっていきます。

個人レッスンを指導している時に、慣れてきた時を見極めあえて意識させる時があります。

「できた!!」と思った時から得意げになりハプニングが起こりやすいからです。

スノーボード歴15年目の私も滑れるようになったのを妄信して、ジャンプに失敗。右肩の靱帯を伸ばした苦い経験があります。

普段の私生活でも、できた時こそ意識と無意識の使い分けを。



2006年5月24日

教育と共に

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 4:58 PM

体育指導者として個人の会員様や保育園の現場に訪問することが毎日の業務ですが、特に保育園現場の場合は子ども達だけでなく先生方にも一緒になって参加してもらっています。

外部講師と契約している保育園・幼稚園は多いと思われますが、園の先生方ではなかなか教えれない部分を補う役割があります。それはリズムであったり、書道であったり、もちろん体育も。

今日も体育指導で保育園を訪問致しましたが、鉄棒の単元を子ども達はもちろんのこと、先生方にも挑戦して頂きました。

皆さん口をそろえて「逆上がり!?できなーい」「足音をたてずに前回りで降りる!?そんなの無理!」

それで結構なのです。できてしまったら我々の仕事がなくなります。じゃなくって、子ども達ができない(大半はやった事のない)事を一緒に共感して欲しいのです。

大人は過去の邪念や経験から、できるorできない。やりたいorやりたくない。を決めてしまいたがちです。

でも子ども達が挑戦しているのを「頑張れ頑張れー」。それでは子ども達はついては来ないでしょう。

先生も頑張っているという姿を見せることで、ひょっとしたらできる子ども達から「先生こうやってやるんだよ」というアドバイスがもらえるかもしれません。

タイトルにも書いた「教育」?は、なにも大人が子ども、先生が生徒に教えなくてもいいと思うのです。共に育(はぐく)む事が大事のように思うこの頃です。



2006年5月23日

思わぬ喜び

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 4:33 PM

とあるガソリンスタンドで給油をした昨日の話。

「いらっしゃいませー」(ちょっと可愛いお姉さん。)

「カードでレギュラー満タン」(汗臭い体育指導者)

「かしこまりました。灰皿は?」

「タバコは吸いません」

しばらくするとカードを返しに来たお姉さんが

「カードをお返し致します。あとこれ・・・。」

「?」

「お得意様からもらったんですけど、もしよろしければどうぞ。」

まさにベビースターラーメン。私の大好物。お調子者の私は一言。

「あまってるんだったら箱ごとちょうだい。」

「賞味期限が近いですがいいですか?」

「ぜんぜんOK!!」

ベビースターしっかり箱ごと頂きました。かなり図々しかったですが、こんな些細な頂き物でもまた来たいなって思える出来事に遭遇して、普段の指導にも予想外の展開や、いい意味で期待はずれの素材を提供できないかと思うこの頃です。



2006年5月22日

オオバコ相撲

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:15 PM

9dad1769.jpg体育クラブの児童コースで50m走の計測をした後に、ネイチャーゲームと題してオオバコ相撲をしました。

先週からの長雨でシロツメクサと仲良く伸び伸びと育っており、子ども達はもちろんのこと、私とサブの大村先生もみんなに負けじと太そうなオオバコを選び、かわるがわる対戦をしました。

タンポポの茎、笹の葉の船同様に子どもの頃に普通に遊んでいたあそびだけに、懐かしさを感じました。

四季を通じて植物や虫とふれあいたくさんのことを学んだ気がします。我々が体験してきたことをしっかり伝えていける自然も少しながらまだ残っていることに安心をしました。



2006年5月21日

乱入?

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 9:50 AM

02f30f09.jpg土曜日は長雨もようやく上がり、かなり蒸し暑い一日になりました。

最近の小学校は運動会を5月や6月に行う事が多いようで、豊田の会員様は来週の運動会に向けての土日集中短距離レッスン。

芝生広場でのレッスンで、ジョギングやボールを使った簡単なウォームアップを済ませ、さて50mの計測。

ところが指導風景を見ていた会員様のお父ちゃんが、「先生俺も測って!」と気合十分!ではでは怪我の無いように。  

よーい ピッ!

私も全力で走りましたよ。芝の上で走る感触は足には優しいと思われるのですが、経験が浅い為かフワフワして変な感触でした。

3本計測して会員様とお父ちゃんは納得のいかない様子。まあ明日もあるさとその場は解散。

が、しかし・・・。今朝起きるとひどい筋肉痛&芝の照り返しによる日焼けで肌がヒリヒリ。今日も短距離レッスンかー・・・。足取りが重い・・・。



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