美しい言葉を身につける
半分以上をしゃべりで稼がせて頂いている私にとって、若い頃の様々な先達との出会いが今になって有難いです。
しゃべり口調が早い
日本語をしゃべっていない
考えてしゃべりなさい
人にあった言葉を選びなさい
上から物を言わない
親にわかるように子どもを叱る
言葉よりも先に表情
なかでも「美しい言葉を身につけなさい」には今も苦労をしています。
親や先生など、子ども達と接する機会の多い立場の人達の影響力は絶大で、言葉や口調を真似たり記憶に残したりするもので、学歴や知識ではなく魅力に惹かれるものです。
なじみのある言葉を使う方は広く大衆に慕われ、汚い言葉を使う人は素行や躾を疑われ、美しい言葉を使う人は意識レベルの高い人に愛されることでしょう。
私の幼児体育の先輩が副園長を務めている幼稚園は、医者や弁護士・会社経営者などの利用が多く、美しい日本語を身につけてもらうべくオノマトペ(擬音)も普段から使わないように先生方が気をつけているそうです。
子どもにとっては普通に覚えていく言葉。大人にとっては意識しながら身につけていく言葉。そんな育ちをしていないからと諦めるのではなく、ヨソ行きの自分を身につけるだけでも普段と違う環境では発揮される武器となります。
尊敬・丁寧・謙譲など丁寧で美しい日本語は、実は社会人になって実践するようになってから改めて恥をかき振り返り学ぶものです。故に今からでも遅くないですよ。
私も修行中。
TrackBack URL :
Comments (0)