クルーズ5日目。朝食を食べていると急に現われてきた 孀婦岩(ふそういわ)。
標高99m。海底1,000mから伸びてきているそうです。自然の神秘ですね。
昼過ぎに現れてきました。伊豆鳥島。
アホウドリの群生地で、島内にある気象観測所の建物跡を山階鳥類研究所の滞在施設として、アホウドリの繁殖や生態を観測しているようです。
船長の計らいでブリッジ(操舵室)見学ができました。海洋図やレーダー・計器などの説明、質疑応答などを1時間もしてくれました。
参加者の中には船を個人所有している方もいるようで、専門用語が飛び交っていました。(私にはチンプンカンプン)
日暮れまではデッキで輪投げをしたり、フィットネスルームでエアロバイクを漕いだりと、エコノミークラス症候群にならないためのメニューも十分体験してまいりました。
360度水平線の船旅も最後の夜となり、最終日の6日目に陸地が見え、海も汚くなってきました。
お昼頃に伊良湖岬が見えました。有名なホテル。(のようです。)
中部国際空港 セントレア 旅客機1機の着陸許可が出ていないのか、ぱしふぃっくびーなす の頭上を旋回していました。船も飛行機もファンサービスに脱帽です。
見慣れた光景。嬉しい様で悲しい名古屋の景色です。あれだけ陸地が恋しかったのに、旅もあと少しで終了と思うと残念な気にもなります。
私たちが留守をしていた6日間の間に名古屋はすっかり春爛漫。桜が咲き誇っていました。
硫黄島近海と父島でしかモバイルが使用できなかったことがある意味新鮮でもあったこの6日間。
世界自然遺産と共に戦争の惨劇が改めて確認できた6日間。
ちょっとだけ贅沢な生活を送る事ができた6日間。
400人もの乗船客とクルーの方々にたくさんの話ができた6日間。
でした。もうこんな贅沢旅行は体験できないだろうなぁ。