2020年12月23日

人材育成のツボ

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 10:53 PM

業種にもよりますが1人でのビジネスには無理があります。業務拡大には当然人材が必要で、かと言って頭数だけ集めれば良いという物ではありません。

退職者も出している私が言うのも何ですが、良い人材が残る振るい分けとは?

①資格や経験のある人材ほど1以下から世話をする。
前職のやり方(手の抜き方)が抜けるまで毒を履かせないと、全てが汚染されます。

②金目的の入職希望者は育たない。
単純にお金の欲しいだけの人を雇って損をしたケースは誰でもあると思います。決まった時間だけ出勤している金食い虫はお金を産みません。

③最終的には『根性』
面接時に1番初めに聞く事は『根性はあるか?』です。みんな「はい」と言いますが、残りません。男女関係なく最終的には根性です。

④夢を与える
苦しい時ほど夢を与え、夢を叶えさせる。このコロナで痛い目に遭いましたが、そんな時こそボーナスを昨年以上に与えました。『やれば貰える』もそうですが、『苦しさを乗り越えたらこんなに貰えた』が必要です。
終息したら必ず全員をハワイに連れて行きます。(もちろんV旅行のように家族招待で)

⑤ブラックを理解させる。
ホワイト企業を見た事はなく、ノー残業・ノーノルマ・ノー休日出勤 だったとしても人によってはブラックなのです。その環境を理解してついて来られる人を必死で守るべきです。

まだまだ多くの項目もあり、ビジネスセミナーではより魅力的なキーワードも提示されるでしょうが、出来る人材ほどお金をかけてでも長く働いてもらいたいですよね。

皆さんの会社には皆さんを含めて良い人材に恵まれていますか?



2020年12月18日

もう一度思い出して下さい

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 6:52 PM

医療現場も疲弊していますが、保育現場も疲弊しています。

全てのお子さんが言う事を聞く子達ではありません。手がかかる子も当然います。トイレの世話や給食の準備なども限られた職員の人数でやりくりしています。

5歳児(年長)となると進学準備について学校にも足を運んだり個別の書類をまとめたりしなければなりません。

2ヶ月遅れで6月からスタートした今年の新年度。コロナ禍の中で様々な配慮をしながら手探りの状態での保育に先生方は疲れ切っています。

ここで大人達が気を緩めて感染拡大に至ってしまい、休校措置となった場合、また2ヶ月以上も子ども達は在宅となり、お母さんは仕事を休み子どもの世話をしなければなりません。

保育園も休み? そんな事はありません。どうしてもお仕事が休めない家庭の為に縮小してでもお子さんを預からなければなりません。

毎日がハイリスクなのです。

保育園や幼稚園の利用を『当たり前』と思っていませんか?

お子さんを預けている事に感謝していますか?



2020年12月16日

皮肉な話

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:54 AM

2年連続雪不足で頭を悩ませた年末スキースクール。

コロナが終息するまで宿泊企画を中止したと思えば、昨日から雪化粧。

ただ、この皮肉は我々だけではなく、素直に喜べない業種はたくさんあるはず。

まだまだ辛抱。



2020年12月13日

選択

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:45 PM

人は1日100以上の選択をしているそうだ。

点滅信号を渡ろうか否か?
言おうか言うのをやめようか?
どっちのメニューにしようか?

日常の簡単な選択から人生最大の選択もあるかと思いますが、全ての選択が本人にとって納得のいく間違いのない道です。

自分で選んだ人生。失敗もまた人生。後悔もまた人生。



2020年12月12日

その年どしの仕事の仕方

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:49 AM

若い時は家にお金もろくろく入れず、先生ズラをして、遊ぶ為に仕事をしていました。当然貯金は無し。

貯金が無い反面、たくさんの人と出会い可愛がられ様々な経験をしました。

25くらいから子どもだけではなく親御さんとも真剣に向き合うようになり、相談にも乗るようになりました。

30を過ぎたあたりから将来を考える様になり、会社員としての体育指導者を辞めました。「10歳上の先輩を見てその3割疲れた姿が10年後」という助言が決定打でした。

34で独立。楽しみ・崖っぷち・感謝・責任など様々なエネルギーで1日の睡眠時間が3時間程度という日が1年ほど続きましたが、会社員時代のストレスは全くなく、若い時の勢いが再度押し寄せてきました。

名古屋に事務所を構え、結婚もし、スタッフにも恵まれ、今では体に爆弾を抱えながらほとんど口だけレッスン。

若い時は勢い。脂が乗り始めた頃から努力。ある程度の年齢になると知恵。最後は良いも悪いも口。

ただ、年齢に関係なく、必要としてくれる人が多ければ多いほど、助けてもらえる事もあります。

顔を売る事に年齢は関係なしです。



2020年12月11日

イメージを汚すな

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:54 AM

放課後等デイサービスでの虐待報道が連日のように入ってくる。特徴のある子ども達に対して接する仕事だからが故にストレスは計り知れないのは理解できるが、暴行や傷害はやり過ぎである。

また、男性保育士による殺害・遺棄事件や、認可保育園園長による暴言・虐待事件の報道を見て、まじめにやっている保育園や幼稚園のイメージまでくすんでしまいそうである。

子どもを預かるプロ、子どもを教えるプロである人達の肩書に『先生』が付くのだが、この肩書が決して偉くもない人柄をおおきくしてしまう。

どこまでがやり過ぎかという理性が無いようでは子ども達にとってはひとたまりもない。

我々も子どもを預かり教える立場として、このような報道がなくなる事を願いたいものである。



2020年12月10日

こりゃダメだっ

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:47 AM

久しぶりに名古屋本部まで公共交通機関を利用して、帰りに名古屋駅JR高島屋で買い物をした。

流石にデパート内はほとんどの人がマスクをし、最低限の音量で会話をしている。必要なものだけを購入し別エリアでトイレを利用しようと飲食街の近くを通った矢先に、酔っ払い・大音量・ノーマスク。

ルールを守れないのはやはり大人だけ。



2020年12月7日

音と物を使う

Filed under: プレジャーアリーナ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 2:01 PM

自閉傾向の強い子は数字や乗り物が大好きな子が多い。

電車が好きな会員様の前回からのレッスン内容は、地下鉄の車内アナウンスBGMを流してのサーキットトレーニング。

ラミネートした手作り電子マネーを持ってレッスン開始。

イメージで大興奮の会員様。これに気づくまでは大声で独り言を言っていましたが、60分間一言も喋らず電車の効果音を聞き入っています。指示もよく通ります。

適度にプッシュランプで『チャージ』します。

ご両親も他の習い事や宿題などに効果が出ないか?と検討されました。

レッスンが終わってBGMが切れた瞬間、大声で帰って行ったというオチが毎回付いてきますが、お子さんも親御さんも、そしてスタッフも納得できる時間でした。



2020年12月6日

出来たら記す

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:26 AM

例えば縄跳び。

目標があれば頑張ることができる。ゴールがあれば到達できる。というわかりやすい終点を可視化することで、予想以上に頑張ってくれました。

トランポリンを使って長縄跳びチャレンジ。

①リズム良く跳ぶ。
②その場で跳ぶ。
③ジャンプしやすい。

回し手だけが上手くやれば子ども達は8割がた上手く跳べます。

予め書いておいた⑩のマーク。10回跳べたら自分でマークします。

幕目標がハッキリしており、跳べた時に自分で描くのが楽しくなってきます。

年中4歳児。1時間にトータルで短縄100回。長縄80回。すぐに崩れる子がほぼ50分集中してできました。



2020年12月4日

試合に勝って勝負に負ける

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:55 PM

先日、ひょんな事から原告となり人生初の簡易裁判を経験しました。お金が絡むことでもあり許してはいけないという思いから司法に判断を委ね、やりたくもない決意をしたのですが、その日に至るまで、事が大きくなるまで、なぜ約束を守ってくれなかったのか?と、憤りの日々でした。

裁判当日。変な緊張感もなくむしろワクワク感の私は丸腰で1人での出廷。被告側は弁護士付き。事前に知ってはいたものの『ここまで証拠をそろえているのだが、どうなれば敗訴になるのか?』というある意味そこが楽しみでもありました。

法廷(と言っても会議室)には裁判官と司法委員という司会進行兼聴取係のような方と原告と被告。それぞれの言い分を別室で司法委員の方が聞き取り、お互いに和解案を提案し、裁判官が結審します。

結論としては勝訴なのですが、被告はそもそも敗訴を前提で少ない被害額で出廷してきている事に後々気付き、こちらの裁判費用を含めた要求金額には到底及ばない額での即日納付を要求しそれを飲んだ形となりました。

私が要求を拒否した場合、こちらの要求額で結審したとしても振込みが滞ったり自己破産されると0円という最悪な場合があり、再審となると弁護士は徹底的に勝つための策を練ってくる可能性さえあります。

結局は弁護士のシナリオ通りで、私は納得せざるを得ななかったという裁判トラップ。勝敗に長けた弁護士の負け方とはこういうものなのかという戦略を学ばせてもらいました。

試合に勝って勝負に負けた。経験できない社会勉強授業料として受け止めます。

被告が反省しているとは到底思えませんが、嘘を嘘で上乗りしている組織ですのでいつか天罰が下ると思い、綺麗さっぱり終わりにしたいと思います。



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