2017年6月29日

入れる人 出す人

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 3:13 PM

放課後等デイサービスでのレッスンにて

大型チューブが施設にあったので、テニスボールを使って玉入れをしました。

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バスケットボールのように背丈よりも上にある入り口にボールを入れるのは、思っているよりも難しく、上から下に落とすのではなく放物線を描くように下から上に投げさらに上から惰性で入れなければならないため、力加減・投げ方・何より想像力が必要となってきます。

床に落ちているテニスボールをとにかくたくさん入れていますが・・・、

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チューブの中には2名の友達がおり、入ったボールを外に投げ返しています。入れても入れても外に出てきてしまいます。

外にいるお友達は投げ入れるのが難しく、中にいるお友達は拾って外に投げ出すのが面倒くさくなってきます。そこで子ども達の性格が良く見えてきます。

チューブの無い施設ではタライやバケツでもやり方によっては成立します。

ただの玉入れ。されど玉入れ。です。

皆いい汗かいていましたよ。



2017年6月27日

ブームに乗る

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:32 AM

藤井聡太4段が前人未到の29連勝を果たしましたね。まだまだ連勝記録が続く勢いが感じられます。これが私くらいの50目前のオッチャンだったらここまでメディアは取り上げないと思いますが、14才・中学生・デビューから無敗 などのキーワードで、急加速で時の人となり、彼のお陰で『将棋』『勝負メシ』がブームとなりました。

常にブームというものは訪れます。ポケモン  バスケットボール  けん玉  ヨーヨー  たまごっち  ハイブリット  ルーズソックス  チアシード etc

走り方もオリンピックイヤーになると、大股走法  手を振らない走法  前傾走法  前を向かない走法 など、ブームが訪れます。

ブームにあやかって乗ってしまえばいいんです。そこから自分に合うかどうか? 持続できるかどうか? 心から楽しめるかどうか? を自分自身が吟味すればいいのです。

結果無駄銭となる場合もありますが、経験をしないよりは経験をしたということが後々大きな自信となります。

さー、今日から将棋をしますか。



2017年6月25日

チームワーク

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:42 PM

今日は悪天候で仕事に穴が開いたため上期の経費をまとめていたのですが、数字嫌いな私ですので1時間もしないうちに疲れてしまい、モバイル情報を見て市内の体育館にスポーツ観戦に行ってきました。

バレーボール小学生大会

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岐阜県内の地方予選を勝ち上がったチームが優勝を目指してボールを追っています。

男女混合チームも多く目立ちましたが少子化のための配慮なのだそうです。野球やサッカーでも混成チームは多くなってきているのは、男子限定のスポーツという昔ながらのイメージからの脱却。だけではないようですね。

子ども達の頑張りだけではなく親達の応援もかなりの熱でした。あれくらい親が狂わないと強いチームにはなれないのだろうと感じましたし、コーチ陣も土日を子ども達に捧げる覚悟がないと子どもは育たないのだろうと感じましたし。

私が応援していた2チームは、1つが勝利、1つが涙を飲みましたが、両チームとも次への目標に向けてもう切り替えていると思います。

選手の皆さん  ご父兄の皆さん  お疲れ様でした。

バレーボール経験のない私も勉強になりました。

 



2017年6月12日

行き着く先は、我が子を守るため。

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 6:46 AM

講演会や新人研修でよく「叱れる指導者になれ」と言います。叱ってばかりの高圧的な大人になれというのではなく、普段は楽しくワイワイと全力であそび、悪さを目撃した時に真剣に叱る事のできる指導者が理想です。

『叱る』 という単語に疑問を持つ人もいるかもしれませんが、他人に対し教育的に注意する事ができるかどうかです。

子どもの頃に叱られた経験がない人は叱れない。叱ったら後からその子の親に何を言われるかわからない。見て見ぬ振りをして笑っていよう。これらが積み重なると簡単な集団活動も崩壊します。

『この先生は叱らないから何をしてもいい。』

このように子ども達に思われた瞬間からナメてかかってきます。

指導者として他人を叱れない。やがて親となり我が子ができ、もめごとがあった時に笑って見過ごす事ができますか?

指導者 先生 という仕事は本当に素敵な職種です。たくさんの人に出会え、たくさんの人に影響を与え、たくさんの人に感謝されます。そしてたくさんの人から学ぶ事ができます。

何千人という子ども達から成長させてもらって下さい。我が子を守るための術を。



2017年6月7日

勇気の先の快楽

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 10:52 PM

放課後等デイサービスでの運動療育レッスンにて
エアトランポリンを利用してすべり台を作って見ました。

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吊り金フックが天井に施してあるので、エアトランポリンに付いている固定用のフックとロープで繋い傾斜をつけました。

指示が通りにくい子ども達にも約束は2つ。「前の子を触らない」「滑るのは一度に2人まで」

脚立と縄ばしごを登って、不安定なすべり台まで渡らないとすべることはできません。

考えて 勇気を出せば その先には楽しい事が待っている。リスクの高いあそびですので大人がいないといけませんが、何度も繰り返し遊んでいました。



2017年6月1日

First visit

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:22 AM

NHKの『総合診療医 ドクターG』をカミさんと初めて見ました。カミさんは医療従事者なので見いっており、私も内容的に興味津々でした。

『42才 男性 吐き気がひどい』この3つの情報だけで訪問した初診の患者に対して、3人の研修医が症状名を1つに絞り診断する、という内容でした。そこで救急救命医のスペシャリストがVTRを細かく分析していきながら、短時間で確実に原因を追求していきます。

『吐き気』だけでも100近くもの病名が予想できるらしく、脳・臓器・神経系など、疾患箇所も様々。「吐き気をもよおすから胃薬を出します。」ではないのです。

初めての患者を診る時に、待合室で患者を呼ぶ時から診察は始まっていると言います。『42才 男性』という情報から、『女性ではない』ので男性を見ます。更に老人や子どもは削除され、該当患者が絞り込まれます。待合室に入った時にドクターに気づくかどうか? 名前を呼んだ時に反応に応じるか? 診察室まで歩いてくる時の足取り、表情、目の動き、ろれつ などで、診察室の椅子に腰かけるまでに100の内の半分くらいに絞り困れるらしいです。

結果として、『糖尿病ケトアシドーシス』という死に直結する病気のシミュレーションでした。

私達 スキップの個人レッスン(特に療育目的)でのお試しの際も、ここまで重いものではありませんが、最初に頂いた情報に対して予めの予測をたて、アリーナにお越し頂いた時に、初めての教室にどのような表情で入ってくるか? こんにちは が言えるか?  靴が履き替えるれるかどうか? 口頭指示が伝わるか?などをレッスン前に見ています。

主訴は大人、対象は子ども。という点では違いがあるものの、できうる事ならば大人も子どもも納得いくレッスンを提供したいと考えています。



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