2020年8月18日

お前の為にチームがあるんじゃねぇ、チームの為にお前がいる

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 7:25 AM

ビジネスにおいて『個人』or『チーム』。どちらの名を残すか?

トップは代わるもの。チームは続くもの。

1人でやるなら自分自身が光り輝くべきですが。チームプレーならトップやルーキーだけが輝いていてはいつか滅びます。

下を育てチーム名を残す。

ファンを増やし必要とされるために。



2019年6月4日

リョータのこだわり

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 8:53 AM

今朝の新聞にBリーグ・千葉ジェッツ所属で昨季シーズンのMVP、富樫勇樹選手が来シーズンの年俸1億越えを発表した。日本のバスケ界もここまで来たかと嬉しく思います。

167㎝ バスケットプレイヤーとしては決してどころか全く恵まれていない体格ですが、ゲームを操る支配力が決勝まで導き評価されたのでしょう。

アニメと融合しては失礼かもしれませんが、愛読書『スラムダンク』の湘北高校ポイントガード 宮城リョータ。

高校生ながらバスケットに対する熱は熱く自分の仕事に徹している。試合でのシュートは1回だけ。ドリブルとパスを巧みに操りチームを鼓舞しゲームを支配する。必要とされる人物に自身で確立していく。自分が1番!と思いきやシュートフェイントなどを ど素人の花道に親切丁寧に教え、できるまで付き合う。

「ドリブルこそチビの生きる道」「湘北の切込隊長」「神奈川No.1ガードをナメんな」「流れは自分たちでもってくるもんだろがよ」

チームのため。でも自分の目標にも揺るぎない。こんな高校生はなかなかいない。いたらかっこいい。

企業でも見習うべき存在の1人だろう。



2013年3月5日

バスケットが好きですか?

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 6:33 PM

先月から大人の方のバスケットボール個人レッスンを担当しています。しっかり2時間良い汗を流しています。他のスポーツはそれなりに経験のある会員様がどうしてもバスケットがしたいとスキップの門を叩かれました。

ドリブルの基礎・パスの基礎・フットワークの基礎・・・。基礎はたくさんやっておくのが湘北高校の育て方でしょうが、それではバスケットの楽しさが伝えにくいので、基礎と平行してシュート練習をたっぷり行っています。

バスケットボール私のバスケットの教え方。それは「スラムダンク」を全巻買ってもらいます。花道が学んだ手順で教えていきます。当然レッスン以外の時間はスラムダンクを読んでもらい花道からも教えてもらいます。

バスケットが好きそうです。 楽しそうです。



2012年1月31日

苦手なところを突く

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 10:08 PM

スポーツはほとんどが相手との駆け引きです。自分のベストを尽くしつつ、相手の出方を分析しながら戦い抜く。どのように闘うかが勝利への鍵となります。

先日、全豪オープンで錦織圭選手がベスト8入りし、世界ランク20位まで登りつめました。昨日の報道ステーションでの松岡修三さんとの対談の中で、「相手にテニスをさせない」のような内容の事を話していました。

フォアハンドでは適わない相手に対し、バックストロークしか打たせないところへ打ち込みミスを誘う。力を温存しながら勝利を物にする。

サッカーでも右のドリブルが得意な選手にあえて左にしか行かせないようなディフェンスをし袋小路にする。野球でもホームランバッターに誘い水や苦手コースに投げて大振りをさせる。

私の愛読書「スラムダンク」でも、海南戦に望んだ湘北も、インプレーしか出来ない花道を試合中に見破り、リバウンドすららせず自滅させる。相手を利用することで楽に試合を運ぶことができる。

ピンチになった時こそいかに冷静な判断が出来るかどうかです。未来の名プレーヤー達。たくさん失敗経験を重ねて、楽な勝ち方を学んで下さい。決してセンスや力だけでは通用しませんよ。



2011年7月18日

凄いぞ、NIPPON!!

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:59 PM

正直、勝てるとは思っていなかったため、次の日に備えて寝てしまいました。早朝のニュースで結果を知り驚きました。

女子サッカーワールドカップ優勝。

選手達は負けるためにフランクフルトまで行ったのではなく、頂点を勝ち取る為に戦い抜いたんです。日本国民が準々決勝くらいから「これはひょっとしたら?」と思ったんじゃないでしょうか。それまでは女子サッカーワールドカップが開催されていることすら知らなかったようにも思えます。

ちょっと強引ですが、「スラムダンク」。

山王工業戦。 誰もが山王が勝つと決め付けて観戦していたはずなのに、「これはもしかして?」「あの無名選手は誰だ?」と思い始めた時から凄いパワーが後押しをしてくれます。

「勝ちたい」ではなく「勝つ」という思いが強かったので先制されても気持ちが揺らがなかったのでしょう。

4ヶ月前の沈んだ気持ちから、日本全体に勇気と力を与えたことは間違いありません。

凄いぞ、なでしこJAPAN。 凄いぞ、NIPPON。



2010年11月4日

常勝

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 11:41 AM

今朝の新聞に、高校バスケットボール選抜大会で私立岐阜女子高校が19年連続20回目の優勝を果たし、全国高等学校選抜バスケットボール大会(ウインターカップ)の出場権を獲得した。という記事がありました。

19年連続。凄いことです。当然勝つ為のチーム作り・選手育成をしているでしょうが、コーチも選手も「勝たなければいけない」という思いが宿ってしまうと、対戦相手以外の「相手」とも戦わなければならなくなり、プレッシャーとなるでしょう。

当然思いとしては県代表ではなく全国制覇でしょうから通過点に過ぎないかもしれませんが、それにしても凄い事ですよね。過去には全国大会で準優勝も成し遂げているだけに期待が持てます。

「スラムダンク」の中では「常勝」と掲げた神奈川・海南大学付属高等学校が順当に代表の座を射止めていますが、こちらは17年連続ですから、しっかり海南超え果たしていますね。

大相撲でも白鳳が大相撲界連勝記録となる、双葉山の69連勝に11月場所で並び新記録更新も夢ではない位置までつけています。

私自身は継続程度ですが、継続あっての常勝であり、継続があったとしても勝ち続ける事は容易ではありません。

NBAも始まりレイカーズも開幕4連勝。この次期からもスポーツが楽しくなってきます。



2010年1月25日

常勝チームの弱点

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 11:59 PM

先日の自由民主党・党大会でゲストに呼ばれた 前・楽天ゴールデンイーグルス監督 野村克也さんが、壇上で言った言葉がかなり印象に残りました。

「野球は勝った時には反省はしない。負けた時に敗因を振り返り次に生かす。自由民主党の皆さんはそこが落とし穴だったのではないでしょうか?今回の負けを教訓に頑張って下さい。」

負けから学ぶ」でも書きましたが、負けることは決して恥じるべきものではありません。 勝ち続けることの方がプレッシャーなのです。

しかし、負けた経験を知らない人(グループ)が這い上がるには、経験値が少ない為に途方にくれたり、やることなすことから回りしたりする可能性もあります。今までのやり方を見直さなければならないからです。

固定概念が強い人や今までのやり方を信じきっていた人は、これを崩すのにかなりのエネルギーと時間が必要です。

山王工業がその後1年でチームの構築ができたかどうかは不明ですが、もし常勝チームの方がこのブログを見ることがあるようでしたら、負けのシュミレーションも考える余裕があっても良いかもしれません。



2009年12月14日

勝ちにこだわるが故の崩壊

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

金平監督率いる豊玉高校バスケット部は、北野 前監督からチームを引き継ぐも、ディフェンス重視のチームに作り変え、選手との温度差が高まってしまう。

南や岸本は北野監督のプレースタイル 「オフェンス・ディフェンス」 に憧れて豊玉高校に入学しバスケットボール部に入部したが、現実は学園サイドの勝ちの低迷による北野監督の更迭で好きなプレースタイルのバスケットができなくなり、爆発寸前。

勝てば官軍ではあるが、勝ちにこだわり過ぎると肝心な足元が見えなくなる。選手の心理ややる気を無視した指導は監督や組織のエゴに過ぎない。

上手い選手ばかりを試合に出せば当然勝つ確率は下がる。プロなら当然のことではある。高校バスケでも同じようなことは言えるのかもしれません。が、小学校の時期に楽しいバスケを教えたいと北野監督はあえてミニバスケットの監督に成り下がった。

先日、岐阜県スポーツ少年団の指導者研修会に講師で招かれ、会長と話をした。私と同じ考えであった。「小学校のスポーツで勝ちにこだわってどうするの。」

スポーツの楽しみは勝つ楽しみでもある。が、勝利が義務になると本質そのものが楽しくなくなる。

花道がバスケットにのめり込み実力をつけてきたのは、勝ちへの執念もさることながら、バスケットが好きになり、2万本の特訓で好きなシュートが思う存分打ち込めたからだと思います。

それも実は監督の戦術なのでしょうね。



2009年10月23日

1つの成功の影に

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 2:15 PM

例えばバスケットのフリースロー。

1本のシュートを決めるまでに99回失敗したとしても、その99回は無駄かというと決してそうではなく、ボールの重さ・力加減・投球フォーム・ボールの軌道・立ち位置など、色々なことを考えながら「入る」と信じて投げているはずです。

入れることが目的ではなく、いつでもどこでも入れる事ができる技術を求めて練習している人がほとんどでしょう。

1の成功の影に99の失敗があって当然です。そこで挫折したり諦めてしまったら、やはり終了です。

ましてや試合となると練習とは違い、熱気・歓喜・期待・ヤジ・圧力などが更にのしかかってきます。それを味方につけられるプレーヤーは本当に強いのでしょうね。

花道は1万本のシュートを達成させるまでに、投球フォームを研究して何度も振り返りますが、それより何よりシュートを打つ楽しさがあったからやり切れたのだと思います。

皆さんは失敗を次へのステップのために楽しむ事が出来ますか?



2009年10月17日

きく

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,ちょっといい話 — スキップ江原 @ 2:53 PM

きく。きこえる。

療育的には「耳から入った情報を頭で理解し、認識する。」が「きく」となるでしょう。

スラムダンク 27巻

残り時間11分41秒、22点差で最後のタイムアウトをとった安西監督。作戦を伝えても試合の流れを完全に持っていかれた湘北メンバーは、心ここにあらずで話すら情報として入っていない。

耳ではきいていても心までは変わっていない。聞こえているが聴いていない状態です。

聴く。字をバラバラに砕いてみると、「耳」+「目」と「心」で感じる。

目と心で感じる「きき方」「話し方」がコミュニケーションでは必要ですね。

その後の安西先生の名言はあまりにも有名ですよね。

あきらめたら そこで試合終了・・・。



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