2016年9月30日

吠える

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:26 PM

子どもの癇癪(かんしゃく)。思い通りにならないと凄いエネルギーで泣きわめき、お父さんお母さんは手を焼いているのではないでしょうか。

グループレッスンでも個人レッスンでも子ども達とよく戦っています。1時間のレッスンで40分泣いていた子もいました。

その時に解決することはほとんどなく、八つ当たりをしたり暴れ狂ったりする子はしょっちゅうです。

今日のグループレッスンは長縄跳び。回っている縄の中になかなか入る事ができず、涙が出てしまいました。可愛そうと思い許してしまう指導者が多いと思いますが、出来ないから出来るまで頑張らせる。みんなが応援する。もう逃げられません。

「できないもん」と泣きじゃくりますが、私も一歩も引きません。

すると「ギャー!」と一吠え。普段おとなしい子からそんなエネルギーが。次の瞬間、吹っ切れたかのように縄に入る事ができ、20回ほど跳ぶ事ができました。

親だと喧嘩になってしまいこの様にはいかないと思いますが、自分で解決できた事にホッとしたのか、次の取り組みににもスムーズに移れました。

できない事に対して逃げるのは簡単。泣けばできるものではない。悔しいから泣く。でもやってみる。大声で吠えてみる。

できない事ができる瞬間って、涙から笑いに変わる劇的な瞬間。その際の雄叫びも成長だと感じます。



2016年9月28日

昔を思い出す

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:34 PM

先日犬と散歩をしていると、裏路地にチョークで子ども達がお絵描きをしていました。

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私が子どもの頃はアスファルトに描ける石やレンガ・瓦の欠片などで絵を描いたり、丸を描いてケンケンパをしたりしたものです。

じゆう画帳に描くそれとは違い、とにかく大きく、何の規制もなく、はみ出したって叱られることはなく、伸び伸びと描けるのが魅力です。

治安や交通事情でこのような光景もひとかけらとなってしまいましたが、羞恥心がつくまでに是非体験させてあげたいあそびの1つです。



2016年9月27日

4番目を売る

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:08 PM

近所に1年ほど前に移転してきた焼き鳥やさん。いつ行っても駐車場がいっぱい。けっして綺麗ではない外観。今夜も停めるのに時間がかかりましたが、初入店しました。

平日にもかかわらず若者で埋め尽くされにぎわっている。値段が安いせいだろう。焼き鳥もまずまずの味。会計を頼んだら「アイスクリームをサービスします。」これは女性の心を掴む。テーブル会計で始めて焼き場にいた主人が明細を持ってきた。

「大変お待たせしてスミマセンでした。」と言ってポケットから一口アイスが出てきた。思わず大笑い。さっきカップアイスを食べたばかりなのに白衣から更にアイス。

「美味しかったです。」と伝えたら「そんな事はないです。アイスが売りの焼き鳥屋ですから。」「アイスだけでしたら手ぶらで来ていただいても結構です。」と次々に言葉が弾む。

お釣りと共に名刺を頂いた際も「外に捨ててもらってもいいですので。」と大将節が続く。

ほとんどの企業が一番売りにしている商品をPRするのに対して、この店はメイン料理の事は対して触れず、お客さんとの会話を掴みに来た。味で唸らすのもリピートの得策だが、会計時のたった3分ほどで「また来たい」と思わせる話術は勉強になった。

3番、4番、時にはオマケに人は引き寄せられるものです。売り手の狙いと違うのがユーザーというものです。

スキップも、私が売りではなくスタッフ達が輝ける商品です。おとっつあんはホドホドに、輝けるスタッフとその店の良さや内容を今後もPRしていこうと思います。

 



2016年9月22日

祝日

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 4:22 PM

先週の土曜日に運動会が行われた小学校が多くあったようで、振り替え休日を今週金曜日に当てることで、今日から4連休というところもあるようです。小学校の先生もそのように連休を取りたいでしょうね。

私が担当している体育クラブではいつもレッスン前に出席をとる時に簡単なクイズやたわいもない話をします。

先週の15日に「先生やみんなのお父さんお母さんが小学生の頃は、今日は絶対に休みだったよ。」と伝えると、「えーっ ズルい~」と声が帰ってきました。

2000年に 成人の日 と 体育の日 が、2003年に 海の日 と 敬老の日 がそれぞれ月曜日に移動となり、行楽はしやすくなったものの我々としては月曜日のレッスンがしにくくなったり、運動会シーズンにシルバーウィークなる大型連休でレッスンが滞ったりと、この制度はあまりいい思いではありません。

祝日はたまにポツリと休みがあることにスペシャルを感じるのは私だけかな。



2016年9月20日

マナー

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:20 AM

人間はどうにもこうにもマナーが守れない生き物のようである。

今朝のニュースで東京某所にポケモンを求めて車道一車線を行列で埋め尽くし警察が出動したそうである。

そんなブログを起きてから書こうと思った矢先、夜中に事務所からの転送電話が鳴り続け、「営業時間がホームページに書いてなかったのですが。」と娘さんの悩み相談を30分ほどしました。(この時間はさすがに失礼です。と最後に伝えましたが。)

運転  鑑賞  食事  買い物  登山 etc   私たちの生活はすべて マナー ルール モラル があります。説明書きがあるものもあれば、ほとんどが暗黙のルールでしょう。

常識 が薄れてきている現代だからこそ、学校や社会では教えてくれないマナーを家族全体で話し合ってほしいと思います。

人や社会に迷惑がかからない事が マナー であり ルール であり モラル だと思えば簡単なことですが。



2016年9月19日

気づかせる

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:25 AM

移動中のラジオでアナウンサーと学者(?)さんが ひきこもり についての視聴者からの相談をしていました。

「小学生の子どもがいますが閉じこもってしまい家から出ようとしません。どうすればいいですか?」

「自ずと家から出たくなるまで待つほかありません。しかしながら外には天敵(いじめる友達・会社の上司など)がいるから家が一番の安全エリア。お父さん・お母さんが旅行や買い物などに行ってとにかく楽しかった事を毎日のように子どもの前で話しをする。とても嬉しそうに。外は楽しいところ と 子ども心に火をつけて下さい。」

北風と太陽 のように押したり引いたりするのではなく、本人に自発的に行動させるように誘導する。体育も同じことで、『できないから習わせる』 という親の、子に対する思いもわかりますが、『プールってこんなに楽しいの?』 『跳び箱ってこんなに簡単なの?』 と思わせる演出が好きになる近道です。

ラジオの結びに 「家の事情で引越しを余儀なくされ個人の部屋がなくなった青年がその次の日から働き出したという事例もあります。」

帰る場所がない。というのも究極の誘導ですが、楽しさに気づかせる事が子ども達には必要です。経験値が大人より少ないのですから。



2016年9月16日

教える側の姿

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:39 AM

今の時代は便利なもので、モバイル1つを持っているだけで欲しい情報も欲しくない情報も勝手に入ってきます。(その情報を全て真実と捉え思い込むのも危険ですけどね)

私はビジネスツールとしてFACEBOOKをやっています。このブログも更新と同時に添付したり、キャンプなどのイベント情報もホームページと共にSNSで発信しています。

そんなネットワークにたまたまご紹介頂いた神社の宮司さんがアップされたお言葉をちょっと拝借しました。

平凡な教師は言って聞かせる

良い教師は説明する

優秀な教師はやって見せる

最高の教師は子供の心に火をつける

私達指導者は親御さんの依頼に基づき、子ども達のその時の運動能力と興味(総称して あそび力)をうかがいながら徐々にステップアップし、最終的にはできなかったことができるようにしています。

言って聞かせるというよりはやって見せたほうが子どもも大人もわかりやすく、さらに時には一緒に、時には手をとりながら、付き合って行う事で、言葉や視覚だけでなく肌で感じる体からの受動も習得の近道と考えます。

子供心に火をつけれるかは実は指導者の感性で、教えることは誰でもできますがその子にとってスーパーヒーロー・スーパーヒロインになれるかどうか。それは経験や訓練だけではなかなか備わるものではありません。

子ども達に憧れを持たせ、次までにできたところを見せてやろうと気体を持たせ、こんな大人に慣れたらいいなという光を放つ。

教える側の姿って、むしろそこのような気がします。



2016年9月13日

教える側から子どもを見る

Filed under: プレジャートレーニング,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:20 AM

月に1回、弊社プレジャーアリーナで開催される、一社)障がい児成長支援協会主催 『運動療育指導者講習会』。

今月のテーマは 『誰もができるようになる縄跳び指導のポイント』

なわとびは単純のようで非常に難しい。その要因に ①リズムが整わない ②縄が回りきらない(腕が回りきらない) ③縄を回す運動と跳躍運動が同時ではない ④単純に面白くない(これは私の少年時代)

子ども達の体育レッスンでは必ずといっていいほど縄を持たずに地面において前後や左右にジャンプをさせます。何回も。次に長縄跳びをまっすぐに伸ばし、ケンパやサイドジャンプを行います。何回も。

何度も行うことによってリズムを整えます。

教える立場って、なぜその子がつまづくのか?を考えて掘り下げてあげないと子どもがかわいそうなんです。指導者は「先生が教えているのになぜできないの?」と勝手にイライラしている。運動を初めて覚えようとしている時こそ先生と生徒は上下関係ではダメなのではないかとつくづく思います。

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画像は、同じ場所でリズムよくジャンプをする模擬シミュレーション。ウレタンの棒が左右に動くのをつまづかずにジャンプします。同じ場所で上に跳べば正解ですが、大人でさえ棒を避けようと左右に跳んでしまいます。視覚野が働きすぎなのです。

教えればみんなわかる。授業を進めればみんながついてくる。大きな間違いで、話を聞いていない子もいれば解っていないのにうなづく子もいるでしょう。先生は教えた気になってその場は満足している。しかし、点数が低かったり教えた通りにできなかったりするとヒステリックになる。

子どもの身になっていないからである。

できるまでやらせるのも1つの方法ですが、わかりやすく設定をしてあげ一緒になって付き合う。つまづいたらもっと掘り下げる。

これができたら子どもは幸せ。指導者合格。



2016年9月4日

仕事をし続ける理由

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:01 AM

たつや先生と仕事の移動中に車内で、こち亀連載終了の話になりました。

「売れている漫画家は本当に休みがない。平日は連載のためにペンを走らせ、土日は取材や打ち合わせ。40年間休みなく走り続ければ一生遊んで暮らせるどころか人生をなん往復しても生きていくことができる。それでもなぜ仕事をしようとするのか?」

確かにプロ野球選手や大物歌手、億万長者と言われる資産家は数えきれないほどいると思いますが、立ち止まることなく生涯現役で活躍している人がほとんどでしょう。

凡人の私の場合、抱えるもの(ローン 家族 会社 社員 老後などなど)が多いからやり続けざるを得ないのですが、例えばトップアスリートの場合、記録のため・チームのため・名誉のため・応援してくれている企業や国民、何より子ども達のため。止まりたくても止まれない期待や自信が体を突き動かしているのではないのでしょうか?

大企業の会社社長などは(私もある意味そうですが…?) 会社の利益を追求するだけではなく問題が生じた時に責任を追うために位置しているのではないでしょうか?  社会を動かすレベルほどの企業は、会社の倒産で社員とその家族だけではなく世界中の人達にも影響しかねません。

ひょっとしたら両津勘吉という下町の1警察官に憧れてその職に就いた人も少なからずいると思います。時には発砲をし、時には派出所を爆破し、彼の40年にわたる不祥事を部長や部下、何より作者である秋本治先生が謝罪し続けてきたのでしょう。

そんな両さんも定年を迎えたのでは。

就職した時は、お金のため。やりがいのため。要するに自分のため。でもいつしか家族のため。会社のため。強いては自分とそれ以外の人のためにシフトチェンジしていくのです。

それ以外の人の幸せの数がどれだけの数かは人それぞれですが、多ければ多いほど引退がしづらいものです。

決して仕事はお金のため ではないのです。(綺麗事ですが。)



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