2017年8月31日

この夏休みは納得できたか?

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 3:25 PM

プール三昧だった子も、部活ばかりだった子も、受験のための夏期講習だった子も、習い事で忙しかった子も、遠征に明け暮れていた子も、出張ばかりだった人も、

この夏休みは納得できましたか?

1ヶ月もの休みはもう来年まで訪れませんが、今年の夏休みという時間を納得できた過ごし方であれば、それが将来の笑い話になったり生き方になったりするはずです。

ほとんどの学校で明日から始業式が始まると思います。子どもも大人も8月から9月にシフトチェンジしましょう。



2017年8月17日

読書感想文の書き方

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:41 PM

当時は大嫌い。今だ大嫌いな言葉が「読書感想文」。

夏休みの悪魔の代名詞。

普段の授業から絵本の感想や紙芝居の感想を発言したりまとめたりする授業があれば少しは本を読んでやろうと思ったのですが、夏休みに入っていきなり「読書感想文」という未経験のキーワードに意味もわからず、あとがきだけを書いて提出した年もありました。

そんな「読書感想文」が大嫌いな私から、ちょっとだけアドバイス。

まずは本選び。どうせ本読みが嫌いな子が夏休み中苦しむのだから、少しでも興味のある本を選びましょう。

そして、本屋もしくは図書館に行った経緯や、本を選んだ理由、表紙の絵を見た第一印象を書くだけで二枚の原稿用紙のノルマの1/3以上を埋めてしまいましょう。

「読書が嫌いな僕ですが嫌々本を見つけにお母さんと行った本屋で、マンガコーナーで好きな本を眺めていたらお母さんに注意され、読書感想文コーナーでちょっとだけおもしろそうな本を見つけたのがこの本でした。僕は、読書感想文コーナーなんて本当は消えてなくなってしまえばいいのに。」

こんな書き出しでも結構マスが埋まりますよね。

あとはひたすら(イヤイヤ)読んで、

「本が嫌いな僕でもページをめくるたびにどうなるんだろうとドキドキワクワクして、楽しくてたまりませんでした。」

なんて書けば内容とは関係なく書く事ができます。

冒頭にも書いてありますが、今でも読書感想文が大嫌いな私のアドバイスですので、参考にするか否かは本人の責任でお願い致します。

お父さん お母さんが代弁する夏となると思いますが、残りの半月を頑張ってください。



2017年8月16日

表情を追求する

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:38 AM

道化師の団体も運営しているのですが、表情の仕方についてスタッフと話し込みをしました。

私はレッスン中でも表情は意識をしており、できれば叱りたくないために、声を出す前に怖い顔でアピールします。当然嬉しい時や達成した瞬間などは自分事のように大喜びをします。

仕事柄、表現力は豊富ではないといけないのですが、一般業務の人達でも同様に表現の仕方ひとつで仕事がスムーズに処理できたりチームが1つになったりするはずです。

ゲームやネットの普及を理由にはしたくないのですが、顔の表情が乏しい人が多くなったように感じます。楽しいのか 嬉しいのか 辛いのか。顔を見てもわかりかねる若者をよく目にします。

思春期は反発力もあるため意図的にツンツンしていると思いますが、子どもの頃から「おいしい」「おもしろい」「くやしい」「きれい」「すごい」などの経験を多くさせ、それに見あった表現ができるように育てていってほしいと思います。



2017年8月15日

終戦の日

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 9:49 AM

今日は72回目の終戦記念日。

私よりも遥かに若い10代・20代の青年の多くが出陣をし、国のために命をなくしたり負傷して自由を失ったりしました。

空襲での被害、沖縄の惨劇、HIROSHIMA、NAGASAKI。経験のない私にはテレビでの映像や話からの想像でしか戦争の辛さは理解できませんが、皆さんのご苦労のお陰で今を過ごさせてもらっています。

社会人になってから欠かさず行っている黙祷を今年も捧げます。



2017年8月13日

おもしろい宿題

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:31 AM

私がある意味崇拝する幼児体育の先輩で、名古屋市内で副園長をなされている方と、以前飲んだくれたときの話です。

その方は園内で小学生にサッカーを教えており、「夏休み中に 『バラ』 と 『レモン』 を漢字で書けるようにしなさい」という宿題を出しました。その宿題は夏休み明けに答え合わせをするのではなく、冬休み明けになされたそうです。

まず、覚えている子 と 忘れてしまった子。 その時点でアンテナの高さがわかります。

やる子 と やらない子。  調べることをするか? 怠け心が出ないか?

覚えている子 と 忘れてしまう子。  書く事はしても、それを覚えているかどうか?

意識できる子 と 意識できない子。  その出題がいつ発表なのかを待ち遠しく待てるかどうか?

サッカーだけではなく、長い人生において、登用された時にいかに実力を発揮できるかである。見ていないところで忘れないように反復をする意識と努力ができるかどうかである。

好きな事は多少苦しくても自発的にやり続ける事ができます。経験のない事や嫌いな事、今の生活に関係のない事を要求され、慌てるのが人生です。

この宿題は漢字が書ける事が目的ではなく、こんな出題をする人に出会うなんて人生の中で1~2回くらいでしょう。いかに多くの経験をし、即発揮できるかである。

必要ないものが重宝がられるものです。



2017年8月11日

山の日

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:29 AM

今日は『山の日』

子ども達にとっては夏休み中ですので昨日と変わりない今日でしょうが、カレンダー通りの勤務をなされている社会人の方々には貴重な一日なのではないのでしょうか。

ハッピーマンデーや国民の休日のように、記念日ではなく経済効果を狙って祝日を制定するという、よくよく考えると変な発想ですが、お陰で「休みがとれる」「お客で賑わう」と喜んでいる人達も当然いるわけで、8月初の祝日は朝から渋滞情報がひっきりなしです。

世のお父さんは仕事から家族サービスにシフトチェンジ。ハンドルもしくは買い物カートを操りながらお母さんと子ども達の指示に徹する、仕事よりも気づかれするお盆休みの初日かもしれません。

山の事故も毎年報道されますので、登山される方はくれぐれもお気をつけください。

皆さん、お盆休みを十分楽しんでください。  私は仕事です。トホホッ



2017年8月9日

この夏で何を身に付けるか?

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:26 PM

夏休みに何を身に付けるか?

暑い真夏にクーラーの部屋で独学で学力が上がれば最高ですが、夏の宿題を消化するのが精一杯。一般的には受験のための夏期講習ですが、1~4年生の現状維持及び2学期の対策のための塾は私の知るところ、まだありません。

学力向上も大切ですが、せっかく家にいる時間が多いのですから、我が家のモラルや人間力、生活力を高めてみてはいかがでしょうか。

 

「おはよう」「おやすみなさい」と挨拶をする。

家族で食事をする。

親子でたくさん話をする。

服をたたむ。

皿を洗う。

 

簡単な事をこの夏に行い続ける事で、お手伝いにはならなくとも、大人になった時に必ず有り難みを感じるはずです。

何を身に付けるか? 何を身に付けさせるか? を考えてみてはどうでしょう。

 

 



2017年8月8日

逆質問

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 11:33 AM

今回のサマーキャンプでも毎回のように「トマトは残してもいい?」「エビフライにソースをかけていい?」という質問が飛び交いました。

冒頭、「せっかくお父さんお母さんがいないのだから、それが正しいと思うなら好きなようにやればよい。」と伝えてあるものの、自信がないのか答えをもらわないと動けないのか、わかっていることでも質問をしてしまいます。

しかられたらどうしよう。間違っていたらどうしよう。マイナスの思考が先走ってしまいがちです。

最後の食事である2日目の昼食でも同様の質問が飛び交ったので、我が道を行く1人の男の子に「えっぱら先生だったらどう答えると思う?」と問いかけた答えが「勝手にしろ!って言うと思う。」

大正解。言葉は乱暴だが勝手にしろである。

好きなものを食べて、嫌いなものやお腹がいっぱいになったら残して、でも嫌いなものも少しは食べられると素敵。それを自分で判断できたらもっと素敵。残して叱られる時代ではないのだから。

食事という面で言うならば、苦手と思われる食材も毎回のように出してあげてほしい。参加者の中に「ママのご飯に嫌いなものは出ないから」という答えがあったのも事実です。

そこで、「これどうしたらいい?」と聞かれたら「どうしたらいいと思う?」と逆質問をしてお子さんの意見を述べさせてほしいのです。指示待ち人間 指示通り人間(Yes man)ではなく、「お腹がいっぱいだから残していいですか?」と自身の答えのある質問であってほしいと考えます。

「どっちがいいだろうね?」「どうしたらいいと思う?」と普段から一緒に考えを共有するちょっとの時間と心のゆとりを大切にしてあげて下さい。そしてその答えが間違いであったとしても間違いと気づくまで付き合ってあげることができたら最高の親子関係だと思います。

この夏はおうちの方が頑張ってほしいものです。



2017年8月6日

SKIP summer camp 2017

Filed under: わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 11:40 PM

今年も実施しました『SKIP summer camp』。名古屋、桑名、一宮、安城、岐阜、大垣、美濃加茂など、東海エリアの様々な地域から参加してくれました。

他団体のキャンプとは違って、ほとんどのお子さんが個人レッスンの会員のため、集合場所に来ても初めて会う知らない子ばかり。でもそこは子どもの力。バスに乗り込んで席に座るや否や、話しかけたりおやつを見せあったりしてすぐにうちとけています。

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今年も静岡県湖西市。浜名湖での湖水浴からスタート。水温も低くなく遊ぶには適温で、ブイの浮き島まで泳いだり貝殻を集めたりと思い思いに楽しんでいました。

 

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スキップ名物 スイカ割り。普通の目隠しでは顔のサイズが合いにくく装着の準備も手間ということで、スタッフが考え出したアイデアがこれ。

お面の目をふさいでかぶってもらいました。絵的にも笑いが耐えません。

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割れたスイカは贅沢食い。綺麗にカットされたスイカはスキップにはありません。こんな食べ方、なかなかできないですよね。

 

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夜のお楽しみ会は、スタッフの命の授業。オーブンで焼き上げた鶏肉をみんなで食べます。

最近はスーパーなどでも見かける事が多くなりましたが、「なにこれ?」「カエルみたい」「キモい」という声もあり、蓋を開けた途端驚きの時間がありましたが、ばらして食べ始めると夕食にカレーを食べたとは思えないほどペロリとたいらげてしまいました。

 

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2日目は、スポーツ団体ですので球技大会を存分に楽しんでもらいます。

ホッケー対決、ドッジボール対決、バスケットボール対決。3チームに別れての熱戦が繰り広げられました。

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おじさんは張り切りすぎて足がもつれてしまいました。もう若くない・・・。

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最終プログラムは、宿舎からあるいてすぐにある『わんぱくランド』で、疲れはてるまで泳ぎました。いっぱい流れていっぱいすべって。更に日焼けをした顔が出来上がりました。

 

イベント事では一番心配な事故や怪我などもなく、皆さんのご協力あってすべてのプログラムを消化することができました。

出発間際まで涙が出ていた子や、勝手の違いに不安の連続だった子もいたと思いますが、ほとんど手をかけず、口頭指示だけで動き、みんなで協力して2日間をやり抜きました。何より親御さんが心配で落ち着かない2日間だったと思いますが、確実に大きく成長したと思います。

たくさんの思い出をおうちの方に話してあげて下さいね。



2017年8月1日

鎮魂

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:58 PM

7年前の今日、8月1日に父が不慮の事故で他界しました。

当時住んでいた岐阜県美濃市では毎年8月1日我が家の目の前で花火大会があり、その日も仲の良い者達でBBQをしながら鑑賞をする恒例行事の予定でしたが、この日は横たわった親父の横での花火鑑賞でした。

オヤジは当時アユ料理屋を営んでおり、花火大会のためのアユの仕込みの道中だったので、店は休業にするわけにはいかず、母と従業員が悲しみにくれる暇もなく夜遅くまで店を切り盛りしていました。

当の本人は美濃に住んで初めての花火鑑賞だったのではないでしょうか。

今日は仏壇に手を合わせ墓参りも行きました。

人騒がせなオヤジでしたが、そんなオヤジから学んだ事、他界したが故に学んだ事。この年になってもわからないことばかりで、オヤジの偉大さが今になって感じます。

好きな酒をたくさん飲んでください。



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