今日という日
お子さんが帰宅した時や食卓時にいろいろな出来事を話す時は生きていた一日。
話をしない時は嫌な事があったか、さほど変化のないいつもと同じ一日。
寝る前に振り返った時に思い出せない一日は生きていない一日。
お子さんと話をしましょう。「きょうはねー」「〇〇ちゃんがねー」
登場人物や風景から過ごした一日がよみがえってきます。
お子さんが帰宅した時や食卓時にいろいろな出来事を話す時は生きていた一日。
話をしない時は嫌な事があったか、さほど変化のないいつもと同じ一日。
寝る前に振り返った時に思い出せない一日は生きていない一日。
お子さんと話をしましょう。「きょうはねー」「〇〇ちゃんがねー」
登場人物や風景から過ごした一日がよみがえってきます。
「できない」「わからない」と子どもはよく言いますが、実際には「やったことがない」なのです。
やったことがないものを挑戦する前から「こりゃ無理だ!」と思い、ついつい言ってしまいます。
初めからできる人は誰もいません。
お父さん・お母さん・体育士・先生が、挑戦させたい!と決めた時点で多少涙が出てもやらせてみるのです。
子ども達は、イメージとは違った達成感が得れる場合がよくあります。
体育指導者の必勝アイテム・7つ道具にホイッスル(笛)があります。
ぶら下げているだけでも指導者気分(気分だけではいけないのですが・・・。)
いろんな使い方があるわけで、
普通に競争などのスタートの合図。リズムに合わせて跳ぶときなどの合図。終了の合図・・・。話を聞いてほしいときなどは若かりし頃は(今も若いつもり)ホイッスルを強く吹いて制圧していましたが、それが返って興奮させることに気がつくと、小さい音で細かく吹き小声で説明し始めると、意外にも子ども達は指導者に耳を傾けて静かになるんですねぇ。
時にはホイッスルをリコーダー代わりにして、音声のない歌当てクイズ。室内用・室外用・オフィシャル用などなど種類も様々。音で操る魔法の笛。みんなが上手になるための大切な道具です。
跳び箱は「助走」→「踏み切り」→「第一跳躍」→「着手」→「第二跳躍」→「着地」のプロセスで行なわれ、足と腕での跳躍・助走力から跳躍力への転換・跳躍リズム・・・。跳び越えるだけでも様々な感覚・能力が必要となります。
今回のメインは「連続跳び」
3つの跳び箱を同じ高さ・徐々に高く・徐々に低く、と変化させ、対応しながら着地点の見極めとリズムのいい跳躍が課題です。
始めはのけぞったり、2つ目が助走足らずで跳べなかったりと悪戦苦闘でしたが、繰り返しの中で徐々に獲得をしていきました。
体の機能が思うように動く(連動)感覚をすぐに身につける子どもの力は計り知れません。
遊びに優れた子はそれまでの遊びからもっとダイナミックなことができないか?もっと楽しく変化できないか?と常に考えます。
良い意味での「いたずら心」が備わった時点で、想像力豊かな心になります。
大人も子どもも同じです。
基礎があって応用があるのです。
ズル賢さから生まれた商品や特許も世の中にはたくさん存在します。
スポーツのフェイントや戦術も相手を騙すため。
遊んだもの勝ち!ですよ。
関市・下有知小学校PTA主催の親子体操依頼を受け、指導をしてきました。事前申し込みでは100名程度だったそうですが130人も参加してくださったそうで、気持ちのいい緊張感でした。
1時間半の枠を頂き、「あそび」がスポーツの基礎という話をした後で、お父さんお母さんも一緒になって手遊び・リズム遊び・ジャンケンゲーム・マット運動などで汗を流してもらいました。
手遊びでは両手を握った状態やクロスしてから握った状態から指定した指を合図で伸ばすというもの。普通に握った状態でも「右手の人差し指と左手の中指を出してください」というと、皆さんがジーッと手を見て確認しているのですが、ひねった状態で左右違う指を出すのは至難の業。
目で見てしまうのが逆に混乱を招き、中にはあごで指を触っている方もおりました。
お父さんお母さんもわらべ心に戻ってテニスボールの背面キャッチや、正座からのジャンプ立ち、ダルマのように転がり置きを挑戦し、成功した時の歓喜やうまくいかなかった時の笑い声がたくさん響きました。
普段では見られないお子様の成長や、お父さんお母さんの一生懸命な姿がお互いに確認できた時間であれば幸いに思います。お家に持ち帰って密かにできなかったことを練習している方もいるのかな?参加者の皆様。お疲れ様でした。
♪すずめの学校の先生はームチをフリフリ チーパッパー。
とても厳しく筋が一本ピーンと張り詰めている。
♪めだかの学校のめだかたちー だーれが生徒か先生かー?
見た目ではわからないくらい一緒になって遊んでいる。
すずめのガッコで縦割りの生活力(しつけ)を教え、めだかのガッコで横割りの遊び力を教えてみては?
お子さんを楽しませるレジャーではなく、自分が楽しむレジャーにお子さんをつき合わせるのです。
アウトドアキャンプ・スキー・野球・つり・・・。
子どもながらに前日から楽しそうに準備をしているあなたを見れば、ついていきたい、やってみたい、と思うはずです。
あなたの心が自然に向けば興味も引き立ちます。
せっかくの休日に面倒だな。と思うかもしれませんが、見よう見まねで覚える時期にはそれが一番。
夢は当然と見るもの。
目標は決めたことによって予定が狂った時に軌道修正をしてでも到達したいもの。
お子さんに夢を抱かせるのも大切だが、目標をもたせるほうがもっと大事。
決めた時点で親も子も真剣に立ち向かい、どうしたら到達できるかを考えよう。
「諦めが肝心」ということばがありますが、諦めたらおしまいです。何も残りません。
子ども達。いや大人の中にも「できない」「ダメダメ」と軽いことばで諦めて、挑戦すらしません。
個人レッスンの時はどんな単元でも絶対やらせますけどね・・・。
「スラムダンク」の主人公・桜木花道の所属する湘北高校バスケット部はそろいもそろって負けず嫌いのかたまり。全国大会2回戦で早々と優勝候補・山王工業と対戦する中で、彼らは「絶対勝つ」と信じ、最後まで諦めません。27巻では後半9分40秒、22点差でチャージ・ド・タイムアウトをとった安西監督が花道をベンチに下げます。
花道は安西監督が試合を諦めたのか?と疑いますが、逆に「私だけかね・・・?まだ勝てると思っているのは・・・。」と問いかけます。「諦めたらそこで試合終了ですよ」と伝えた後に、リバウンド(シュートミスで落ちてくるボール)を捕る事で、追い上げの切り札になる事を再認識させます。
頼られ、期待され、必要とされた花道は、見る見るリバウンドを制し、点差が縮まっていきます。また、30巻では残り2分24秒で2点差まで追いついた時に、花道がキャプテン赤木(ゴリ)に「まだいけるよ!追いつけるだろ!!」と再確認します。その後のプレーで宮城が山王キャプテン・深津にカットされ出そうになったボールを三井は「あきらめるなと!」と追いかけ、花道が身を挺して捕りに行きます。(その後花道は背中が痛くなるのですが・・・。)
諦めない執念が優勝候補・山王工業を破る快挙となります。諦めることは簡単です。一瞬で楽になります。しかし残るのは悔いだけです。あの時にやっておけば・・・。という後悔が必ず訪れます。その時しかチャンスはありません。と思うと、その一瞬を諦めずに生きて欲しいのです。
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