2006年6月19日

心理作戦

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:26 PM

指導中に初めて取り組む事柄いついて「これは難しいからやめておいた方がいいよ」「やったことないから無理だと思うな!」などとワザということがあります。

それを聞いた子ども達は「できるできるー」「やってみるー」と口をそろえて言ってくれます。年長ともなると特に自己主張をします。

マットの前回りなどある程度繰り返してから、例えば跳び箱1段の上から前回りを見せた後にその発言をすると、経験はなくても何となくできるかな?という予想を立てて、ぼくでもできるよ。私でも簡単よ。という認められたい願望が挑戦意欲に変わります。実際にはできることをこのことばで操ることが多く、みんな自信を持ってステップアップしていきます。ことばの魔法でここまで頑張れるのが子どもなのです。大人になっても子どもでありたいですね。一生、わらべ心。ですよ!



2006年6月18日

個人指導の意義

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:38 PM

プール・野球・サッカー・・・。少年団やクラブチームやスイミングスクールは各地域にあるけれど、スキップにも依頼があります。

マンツーマンのレッスンですから、個人レッスンの方がはるかに割高。でもウェブサイトを見て登録してくださる方は理解をして下さっています。

では、クラブレッスンと個人レッスンとの違いはなんなのでしょう?

スクールのメリットは月謝制で比較的リーズナブル。また知っている子と同じレッスンができるので、楽しみの中で技術が身につきます。

個人レッスンのメリットはウィークポイントや依頼内容に基づく徹底した指導や、子どものスキル(能力)を把握してその子に合った指導に心がけることができることです。

スキップの会員様の依頼内容のパターンは大まかに分けて、
1)チームの中でレギュラーに残りたいというクラブや部活に所属をしているけれど個人スキルの更なるアップの為のご用意r
2)できないことを普通にできるようになって欲しい。自信がもてるようにして欲しい。運動の楽しさを身につけて欲しい。などの運動全般のご用意r

どちらのお客様も入会の際に申し上げることは、運動の基礎は「遊び」であるということ。スキップは始めの2、3回の指導は依頼内容とは無関係な事をするのがほとんどです。中には逆上がりの依頼で10回は訪問しているにもかかわらず、未だに1時間のレッスンのうち逆上がりは残り10分だけ。ジャングルジムを登る。砂場で穴を掘る。靴を飛ばす。鬼ごっこをする・・・。これらの遊びができてこそ、依頼内容に取り組む基礎段階に到達すると考えています。

グループ指導ではできない、グループ指導ではやらない、時には邪道な時には無駄な事さえ「指導」として行ないます。その方が必ず伸びると考えているからです。「お客様の声」は会員様から頂いた正直なことばとして、我々も支えとなっています。



2006年6月17日

ワンちゃんSHOW

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:27 PM

ワンちゃんショー先日会員様と白川公園でレッスンをしていると、若いお姉さん(学生さん)が歩みよってきて「もしよろしければ見に来てください」
とチラシをもらいました。

私は仕事の為に行くことはできないので、学校名とイベント内容を公表してもいいですか?と許可を得た上で、ブログにてお知らせ致します。

雨が少々心配ですが可愛いワンちゃんたちのショーが見られるので、お出かけの際は遊びに行かれてもいいのではないでしょうか。



2006年6月16日

体育クラブ体験

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 3:30 PM

アリーナ今週よりプレジャーアリーナが体験練習。来週より開校の運びとなりました。

ネット上だけの告知でしたが数名お越しいただけ、週明けの新聞告知でさらに来ていただけることを予想しています。

今日の体育クラブは、幼児コース・児童コースとも大村先生が担当。梅雨の中休みで少し汗ばむ気候の中、子ども達も頑張って活動を行い大村先生も汗ぐっしょり!

アリーナは始まったばかり。これからも活動の様子を随時報告できるように皆様により良い活動を続けていきますよ!

人数が定員になり次第入会締め切りとなりますが、月曜日のダンスレッスン・金曜日の体育レッスンを随時募集しておりますので、是非お越し下さいませ。

詳しくはこちらをクリック!



2006年6月15日

固定遊具

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 7:23 PM

チェーンウォール昨日指導訪問をした関市立富岡保育園で、鉄棒の導入として固定遊具あそび(体験)をしました。

チェーンでできたネットの壁を登り反対側に越え、チェーンを使って降りるか登り棒を使って「消防士さん」で降りるかはお任せ。

 

 

 

 

雲梯雲梯(うんてい)もぶら下がって渡るのではなく、ジャンプでよじ登り、上を四つばいになって反対側まで移動。

握り方や体重移動の習得・身体図式の確立などなど目的はさまざまですが、それより何より「根性試し」です。鉄棒の単元になると、空中でのバランス感覚や回転感覚が通常の生活ではまず出てこない為に、足が地面についていない=怖い。天と地がひっくり返る=助けてー。となります。

3・4歳児は、鉄棒の前回りでは視界に光景が入ってしまう為に前回り降りは足がガチガチになってしまいますが、意外にも逆上がりは、感覚が理解できていないこともあり、すんなり受け入れてくれ前回り降りよりも先にできてしまうパターンもあります。

本時の目標は「園にある固定遊具を制覇しよう」と勝手に掲げ、普段ではやらないような少し難しい体験から見る、鉄棒逆上がり上達への道を確認致しました。当然泣く子もおり、「それは危険・・・。そこまでさせなくても・・・。」と賛否両論もあるとは思いましたが、普段先頭になって勢力を発揮しているジャイアン的存在の子が大声で騒いだり、おとなしそうな子が淡々とこなしたりと、意外な一面を保育士の先生や子ども達が確認することで、もっと遊びが発展するのではという思いもあります。

結局のところ一部を除いてほとんどの子が難なくこなしてしまい、もっと大合唱を期待していたのですが、さすが普段から遊びを中心に取り入れているだけあって子ども達はたくましい。逆上がりのパーセンテージは低いものの、これから1年かけて取り組み、卒園までには自信を持って固定遊具で遊べれば小学校になっても十分適応できると思います。



2006年6月14日

つまづいたおかげで

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:07 PM

つまづいたり、ころんだおかげで、物事を深く考えるようになりました。

あやまちや失敗を繰り返したおかげで、少しずつだが、人のやることを温かい目で見られるようになりました。

何回も追いつめられたおかげで、人間としての自分の弱さを、だらしなさを、いやというほど知りました。

だまされたり、裏切られりしたおかげで、馬鹿正直で、親切な人間の温かさも知りました。

そして、身近な人の死に逢うたびに、人のいのちのはかなさと、いまここに生きていることの尊さを、骨身にしみて味わいました。

作者がどなたかはわかりませんが、かなり励まされたことばです。



2006年6月13日

タイミング

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:44 PM

スキップ指導者は体育指導を通して子ども達と遊んでるように見えますが、決して遊んでいるだけではありません。

遊びの中で培われる力の把握や生活の中での暗黙のルールが守られているかを常に観察しています。

楽しさの中にも規律や思いやりの心がなくては遊びが成立しませんので、いけない事に関しては叱ります。

「叱る」は教育的な注意。「怒る」は感情まかせの自己発散と考えています。叱ることは好きではないのですが、叱らなくてはいけない時にはやはり叱ります。保育園指導でよくある光景ですが、砂を投げたり友達を叩いたり・・・。いろいろな経験から獲得する過程において、善悪の判断も当然教えていかなければいけません。

なぜいけないのか。どうすればよいのか。などを、起きたその場で教えないと何の意味もありません。「あの時××したでしょ。いけませんよ!」では子ども達はまったく理解できず、また同じ過ちを犯してしまいます。

叱ることが決してプラスとは言いません。できることなら叱らない方がいいでしょう。褒め時・叱り時を見極めて、楽しむ時は一緒になって楽しみ、締める時は真剣に立ち向かう姿勢が必要です。褒められた記憶は薄れますが、叱られた記憶は根強く残ります。しかし理屈の通った注意は子ども達なりに理解をして、同じミスをしにくくします。皆さんはお子さんとの関係をうまく保てていますか? 



2006年6月12日

紫陽花

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 10:35 PM

紫陽花お客様との指導中に紫陽花(アジサイ)を見つけました。

先々週の雨でしっかり鮮やかな色をつけ、みずみずしく咲いていました。

 

 

案内花に見せられていつも思うことは、春になるとサクラ・梅雨時はアジサイ・暑くなればヒマワリ・私は彼岸花と、植物達はサーモセンサーを研ぎ澄まし、必ず時期になると花を咲かせます。

気候の変化や開花からの日数に応じて多様に色を変えていく花々はヒトよりある意味高性能かも。

さーいよいよ入梅。日本は四季ではなく五季(春・梅雨・夏・秋・冬)という考えもあり、趣のある季節といえば季節です。花に癒されながらカエルの鳴き声やカタツムリの散歩を眺めるこの時期は、子ども達のお絵かきにも表現されるのでしょうね。



2006年6月11日

ツーリング

Filed under: わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 11:24 PM

ツーリング月に一度の休みを会員様から頂き、メンバーに誘われて趣味であるバイクツーリングに出かけてきました。

当初、国道19号を北上し木曽福島から開田高原経由で朝日村を抜け、高山・せせらぎ街道で明宝と走る予定でしたが・・・。

雨が降ったりやんだりで、急遽東回りで中津川→東白川村と走りを楽しんできました。

スタンプラリー私が所属するツーリングクラブの楽しみの1つは、道の駅を経由し「飛騨・美濃スタンプラリー」という冊子に道の駅に設置してあるスタンプを押すこと。

全部制覇して投稿すると各地名産が当るのですが、岐阜県はとにかく道の駅が多く、投稿よりは自己満足がウエイトを占めています。

ツーリング走ることを目的とするよりはむしろ休憩の時の話や、目的地で美味しいものを食べることがみんなの楽しみであり、当初は信州蕎麦を食べる予定だっただけに、今日の天候にみんな残念でした。(><)

1時間ほど走っては話に花が咲き、道の駅を見つけてはスタンプラリーと、みんなで走ることをみんなが楽しんでいます。

つちのこお茶の里・東白川村ではこんなお土産屋さんも。ほんとに売っているのかな?

雨に降られながらも楽しい休みでした。さー明日からまたしっかり働きますよ。会員様にはお休みを頂いたこと、お詫び申し上げます。またお休みを頂くときはご報告致しますのでご了承下さいませ。



2006年6月10日

自転車練習

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:05 PM

自転車1京屋指導員が学校の教育実習の為、代行指導で知立の会員様のレッスンに伺いました。

来週、小学校で自転車教習会があるようで、それに合格しないと1年間校区内での乗車禁止になるらしく、ドライビングテクニックの猛特訓です。

とは言うものの、しっかり乗れる会員様ですので何をしようかな?と考え、まずは私が自動二輪の免許を取ったようにS字やクランク・一本道・波状路・急制動(中には不必要なものもあるかな?)などを練習し、スピードの強弱やバランスの保持など安定した乗車ができるようになったところで路上教習。

改めて自転車で路上を走ると危険がいっぱい。路上駐車や見通しの悪い交差点など公園の1周を走っただけでも4箇所はありました。歩行者は右側、自動車と自転車は左側通行。見通しの悪い交差点では停止者に見えるところまで進み、安全を確認してから進む。路上駐車してある車があったら止まって後方確認。後続車がないことを確かめて抜く・・・。

たまにマウンテンバイクで遊ぶ時もありますが、教習用の走りをしてみると少し緊張しますね。見事合格すると照明書がもらえるのかな? パイロンを引っかけたりコースアウトがなければ問題ないでしょう。頑張れ!

自転車2最後にはしっかりオチがあり、曲がりきれずクラッシュ!

「カメラ撮ってないで助けてよー」
「もう少しそのままでっ」

“パシッ”



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