2008年10月31日

もし、自分にやんでしまったら。

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 12:39 PM

子育てに疲れてしまっているお母さんは少なくはないでしょう。 事情により母子家庭の方は「すべて私が」と、抱え込んでしまってはいませんか?

昔の家族というものは、子ども、お父さんとお母さん、おじいちゃんとおばあちゃん、ひいじいちゃんやひいばあちゃんもいるお家や、ひ孫や玄孫もいるお家も家庭もいたのではないでしょうか?

2人で育てるのと家族総勢10人以上で育てるのとでは、愛情や刺激の受け方がまったく違います。

なかなかそんな大家族はいないと思いますが、もし、子育てに疲れてしまったならば親や保育所に一時的に預けて、ガス抜きをするのも必要と考えます。

でも預けっぱなしはいけません。あくまでも一時的な避難措置です。 その間にリフレッシュをして改めて愛情を注いであげてください。

お腹を痛めたお子さんは1人しかいませんからね。



2008年10月30日

目と手の非協応

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 3:14 PM

療育には「目と手の協応」という言葉があり、目で手を見て作業をする事が幼児期には必要です。

物を掴む。紐を結んだりほどいたりする。スコップで砂を掘る。など、基本動作に対して目と手の協応が成り立って、初めて応用となるのです。

自動車の運転。マウスの操作。テレビゲームのコントロール。

目でハンドルやマウス、コントローラーは見ていなくても、うまく調節をして、物事を進めていきます。

基礎を十分に体に覚えこませる事で、目で見なくても手や足が自由に動くようになるのです。

当たり前の事を言っているのですが、逆に言うと、目と手の非協応(応用)をすぐにしてしまいがちなお子さんは、目と手の協応(基礎)が不十分な可能性が高いのです。

まずは目で見て手を動かす練習を十分に行ってください。



2008年10月29日

「あたりまえ」のありがたく

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 12:24 PM

修理に出したパソコンがようやく直ってきました。その間、自宅では仕事ができず、名古屋本部で夜な夜な、ブログの更新はネットカフェという日もありました。

近年、便利なものが数々ある中で、それらの1つでも欠けてしまった時に人間はなんと愚かであるかを2週間味わいました。

買い物も電話やFAX、インターネットでもできる時代。歩かなくても家にいるだけで事足りてしまう世の中がもうすぐ来るのでしょう。(来ているのかもしれませんね)

「あたりまえ」が、当たり前でなくなった時にでも対応できる応用力が必要な時代なのかもしれません。

というわけで、本日はパソコン復帰ブログでした。  問題なし!!



2008年10月28日

ご指摘ありがとうございます

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 9:01 PM

プレジャーアリーナ レッスンモデルは今週から年中・長コースと年少コースに分けて1週おきに実技実習を行なっていきます。

今日は年長・中のお友達13名。トライデントの学生もこの学齢やこの時期の発達・発育を想定してのメニュー作りをして実習を行なったと思いますが、一人のお母様より「このレッスンに対して指導案をしっかり作ったのか?」と指摘を受けたそうです。

2人の担当で跳び箱とマットを使ったサーキットをそれぞれ行なっていましたが、お母様の言うとおり、行なう事は単調で年長にとっては消化不良なものであったかもしれません。

レッスンでの反省で、担当となった生徒も言葉がなく教える側も消化不良気味。

それではいけません。せっかく来てくださっているモデルに失礼ですし、チャンスを潰している自分達にも失礼です。

失敗は誰にでもあるのでそれはとがめませんが、今日に至るまでに内容を練っているかが問題なのです。

ご指摘ありがとうございます。私が学生達に言うよりもご父兄の方々が直接おっしゃって頂けることが何よりの薬です。

実技実習の授業だからこそ、お子さんを預かっているからこそ、どんどん言って下さい。言いにくいようでしたら私にでも結構ですし、メールや電話でも結構です。

皆さんの気付いたお言葉の全てが学生達を成長させていきます。

私がこんなことを言うのも大変恥ずかしい話ですが、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。



2008年10月27日

覚えればやりたがる

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

学校や幼稚園・保育園では毎日さまざまな情報が子ども達の小さな目や耳で小さな頭にインプットされていきます。

歌を覚えればその歌を家に持ち帰りおうちの人の前で歌ってみたり、掛け算九九を覚えればお風呂の中で九九大会が始まったり。

言葉・行動・発想など、覚えたことはすぐに使ってみたくなるものです。評価されれば使い続け、評価されなければ評価されるようにアレンジするかもしくは削除する。もしくは人を選んで使うかもしれません。

子ども達が毎日覚えてくることを即座に使用できる環境設定を整えることが大人の務めです。

「今日は何をしてきたの?」などと聞かなくても子ども達から「今日学校でねー・・・。」と発信できる家庭は最適ですね。



2008年10月26日

摂食レッスン

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 3:10 PM

療育センター勤め以来、スキップでは初の摂食レッスンを行ないました。

食育のレッスンで、美味しいものをより美味しく食べるのも目的ですが、食べる意欲・座位のバランス感覚・栄養摂取・舌の旋回運動による構音レッスン・口腔ケア・・・。 さまざまな観点から「生きる力」の事とも言えます。

今日のお子さんはもうすぐ3歳の男の子。地元の療育センターにも通園し、今日がスキップのレッスン初参加。元気なお子さんですが要求を言葉に出すことがまだ難しいようです。

摂食レッスン初日ですのでご飯と好きなメニューと飲み物。食後のフルーツ。

ご飯はおはぎのように半殺しにすることで、丸呑みがなくなり噛む回数が多くなり唾液が分泌されやすくなります。丸呑みする可能性が全くないとはいえないのでリスクもありますが、小さいダンゴにして食べます。

大好きなカラアゲばかりを食べていましたが、苦手なほうれん草も頑張ろう。

口に入れることを喜ぶのではなく、何回噛んで、食物が口の中でどのように動いて、咀嚼(そしゃく)するかをお母さんに見てもらいます。

摂食レッスン今週からオムツを取ったとのことでまだまだ失敗が続きますが、衣服の着脱も立派なプレジャートレーニング。頑張って服が着れるかな?



2008年10月25日

高岡フィルハーモニー管弦楽団

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:58 AM

実は、先週の日曜日の10月19日に、「高岡フィルハーモニー管弦楽団・定期演奏会」を妻と鑑賞してきました。

高岡フィル。この楽団は、私が所属している日本幼児教育研究会の事務局長を務める本田良先生が所属するオーケストラで、本職である指揮者を初めて拝見しました。

日幼研セミナーでは、私に厳しく器楽演奏や保育に熱いタヌキおやじ。 毎回ダメだしを食らっていますが、私にとっては唯一の修行の場を提供してくれる指導の師匠でもあります。

今回の演奏会では私が聞いたことのあるムソルグスキーの「展覧会の絵」を演奏され、眠ることなく鑑賞できました。

このオッちゃんにまたしても学ばさせてもらったことは、「喋らない感動」。

私の最終目標はピエロということはブログでも何度か綴っていますが、表現だけで話さずに相手をひきつけ感動させることは、至難の業。普段のレッスンでも何とか喋らないレッスンができないものかと試行錯誤の連続です。

指揮者は喋らず、終止観客にケツを向けて拍手をもらう。 指揮者にはなれませんが学ぶことはたくさんあります。

グランパパ・高岡 032グランパパ・高岡 043

ビジネスの面からも、指導の面からも、癒しの面からも、素晴らしい時間をもらいました。



2008年10月24日

今年もやってきました。COMBi本陣文化祭

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 11:48 AM

今年も11月16日(日)に、スキップ名古屋本部が入居する旧・本陣小学校の地域密着型ビジネス支援施設、通称「COMBi本陣」の文化祭が行なわれます。

今年で3回目。入居者の方々も3回目ともなれば手馴れたもので、企画・運営・案内の配布などを段取りよく行なっています。が、スキップさんはスロースタート・・・。 ようやく企画と配布の準備です・・・。

今年もプレジャーアリーナでプレジャートレーニング(あそび力)体験とゲーム大会を企画。ゲームコーナーでは景品盛りだくさん(のはず)。

去年のパントマイム(ロウ人形)は、みんなに驚かれ絶好評でしたので、今年はピエロでもやろうかなと思っています。

(2006年・第1回)
taikennモリコロと一緒

 

 

 

 

(2007年・第2回)
文化祭

 

 

 

 

eppara

皆さんお誘い合わせの上、お越しください。

 

 

 

 

 

 



2008年10月22日

足を使わずに平均台を渡る?

Filed under: プレジャーアリーナ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 1:10 PM

今週よりトライデントスポーツ医療科学専門学校の学生による実技実習が開校されました。

プレジャーアリーナ内は近隣の子ども達が予想以上に集まってくださり、半分パニック状態。そんな中で学生達は運動指導を11日間行なっていきます。

今日は平均台を使ったトレーニング。

サーキットトレーニングのようにアップダウンやリトルコーンの障害物をまたぎ、落ちないように渡っています。

そこで、「今度は足を使わずに平均台を渡ってみよう!」

「?? そんなことできないよー」

「じゃあ、先生達が手伝ってあげるから頑張ってみよう!」

レッスンモデルの足を持って手押し車のように平均台を渡らせます。

平均台平均台

 

 

 

 

平均台レベル10に挑戦! 障害物を落とさないように渡れるかな?

 

 

 

平均台上り坂にも挑戦! もう少しでゴール。

左右の腕の調整力(バランス感覚)や腕力。上体を保つ為の腹筋力や背筋力。連動感覚(体を上手に使う感覚)や前の子との距離を保つ距離感覚など、さまざまなものがこの中に含まれていますが、普段腕で体重を支え尚且つ制限された道を進むということはかなりの難易度です。

腕支持が耐え切れず腹を打ってしまった子もいますが、それも勉強勉強。 来週はレベル100だそうですよ!



2008年10月21日

お金の話

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:40 PM

「金は天下の回りもの。」 「1円に笑うものは1円に泣く。」 「千両役者。」  色々なことわざや言葉がある「お金」。

たくさん持っていればそれにこしたことはありませんが、お金があったからといって決して物事がうまくいくとは限りません。

体育家庭教師。確かにレッスン料は高いです。贅沢だと思います。その分品質のいいスタッフを育成していますが・・・。

そのスキップにたくさんのお金をかけたとしても、普段からご家庭でも意識していただかない限り、お子さんにとっていい成果は出にくいのです。価値のあるレッスン料に皆さんがしていってくださいね。

今日のラジオで、「「人には辛抱が一番」と書いて「金」と読む」と言っていました。

お金は常に払っています。「私たちの利用の仕方を間違えると大変なことになりますよ。使い方を考えて今は辛抱辛抱。」



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