コーチ(COACH)の資質 “A”
人の成長をたすけ、向上をサポートする人のことをすべてコーチ(COACH)と考えています。ではコーチとはいかなるものでしょう?
Air affection(愛情)
コーチは子ども・選手・運動・スポーツに対する愛情を誰よりももっていなければなりません。
時には厳しく、時には抱き合い、時には自分の事のように喜ぶことが必要です。単なる好きだという趣味の領域を超えた上で、愛情を持って指導する姿勢こそが選手や子ども・大人をも変え、成長させることでしょう。
また、集団指導やチームでの指導の場合、運動能力や正確や外見などで区別をしてしまってはいけません。愛情は平等を前提に存在します。不平等は愛情とは呼びません。
元豊玉・北野監督(コミック14巻)の回想シーンで、小学生の南と岸本にランガンオフェンス(速攻)の説明をしています。
「高校3年間でできることなんか限られとる 全部やろう思てもムリや そやから豊玉の練習はオフェンスにディフェンスくらいのもんや そらあ 批判もあるけど、 そんでええのや ・・・その方が バスケットを好きになってくれる。と
強くなるチームの前にバスケットが好きになるチーム作りを唱えています。試合後半で空中分解しそうになったチームの雰囲気から、北野前監督の一言を思い出し息を吹き返します。
「バスケットは好きか・・・?」