作戦タイム
保育園での体育レッスンではこの時期、体力づくり・持久力とリズムや操作感覚の鍛錬として縄跳びを、集団あそびとしてボールゲームをしています。
運動会を終えると毎年、各学年とも運動能力の向上と共に、団結力や集中力・考察力など、さまざまな力がみるみる身についてきます。
ドッヂボールやサッカー・ラグビーなどの集団でのボールゲームを行う際に、ハーフタイムとして先生達を監督に見立て「作戦タイム」をとる事がよくあります。
先生達はやるからには勝ちたい!勝たせてやりたい!という意気込みから、熱心に子ども達に指示をしています。しかし、園児達には監督(先生)の話を聞いてもすぐに理解し行動に移すのはなかなか難しいでしょう。ただ、この時間をとる事で、子ども達は考えながらゲームを進めようとします。また、子ども達から自発的に作戦を立てる意識が身についてきます。
ボールゲームが苦手な子を得意な子が守ったり補助したりするシーンが幾度となく見られるようになり、徐々に苦手な子も入り込んできます。
言葉でのコミュニケーションができるようになる時期だからこそ、ボールゲームで子ども達を盛り上げてみてはいかがでしょうか。