2008年12月8日

プロだからこそ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:52 PM

昨日の父との食事での会話。

カミさんがカッパ巻きを食べながら「このカッパ、どうして美味しいのかと思ったらゴマがふってある。」 確かにカッパ巻きだけ白ゴマがふってあり味を引き立たせていた。

父が、「気がついたか。カッパ巻きを食べてもそんな事に気づく客は100人いてもせいぜい1人くらいだろう。 だからこそこういう店は手が抜けないの。」

ネタにこだわりシャリにこだわる寿司屋だから、少々値が高くてもファンが増えリピーターが増える。しかし、そこで手を抜いたり誤魔化してしまったりすると、次第に客は離れてしまう。

お客からお金をもらう以上「プロ」なのです。我々、体育家庭教師もプロ集団です。プレジャートレーニング(あそび力の養成)がレッスンの大半を占め、主訴である依頼はあそび力がつくまで待たせてもらいます。あそび力を高めることが主訴への近道と考えているからです。それが会員様の何人にわかってもらえるかは未知数ですが、1人でもその考えがわかる人がいるからこそ我々もレッスンに手を抜くことが出来ないのです。

父から出た言葉は当たり前の言葉なのですが、非常に重い言葉でした。



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