子どもの「ために」 子どもと「ともに」
先日、名古屋本部のある地域密着型ビジネス支援施設(COMBi本陣)内の運営委員会が行なわれ、その後に入居者同士の勉強会が行なわれました。その中で今年度よりNPO棟に入居された「CAN」というフィリピン支援NPOのプレゼンが行なわれました。
この団体はフィリピンのゴミ問題を中心に治安や格差社会・学生などのサポートを長年行なっており、ゴミ山でできたパヤタスという村と一日の平均賃金80ペソ(150円)で働き生活をしている人々の現状をスライドで紹介してくれました。
印象に残ったこのNPOの理念に「我々が一生懸命行っても現地人のためにと思って行っていては何の意味もない。現地の人々とともに一緒になって考えなくなければならない。」のような事を熱く語ってくれました。
スキップも同様に「お子様の“あと少し”を手助けします」の考えは変わりありません。
我々が一生懸命レッスンを行なったところで、週に1回1時間が精々です。残りの時間は、本人がどのように頑張るか。家族がどのようにサポートをするか。です。
子どもの「ために」レッスンは惜しみません。しかし、子どもと「ともに」どのように過ごすかが問題です。
皆さんのご家庭では、「ために」と「ともに」の使い分けができていますか?