努力の賜物
この度スキップに北京オリンピック体操競技日本代表として団体総合5位に貢献した選手がインストラクター登録しました。実績としてはすごい逸材で私もビックリしていますが、会ってみると普通の女の子です。
日曜日のアリーナ個人レッスンでも子どもと一緒になって跳び箱や鉄棒をし、補助に入りながら指導法を一生懸命学んでいました。
男の子の跳び箱のレッスンで6段が跳べそうで跳べない事に対し、段が高くなる見た目の恐怖心があるのではないかと彼女に問いかけたところ、「小さい頃は全てのことが恐怖でした。」という答えが返ってきました。
子ども達は体育となるとやはり恐怖の連続、挑戦の連続です。彼女も同様にそこからスタートをし、時には涙や挫折・スランプもあったでしょうが、厳しい練習に耐えて、周囲の支えや何より自分を信じて世界の舞台まで登りつめたのだと思います。
私達では想像もつかない努力の賜物だと思います。
スキップでレッスンを受けている子ども達のほとんどがいわゆる「運動オンチ」ですが、努力をすることで栄光を勝ち取ることができる布石だと信じています。