2007年4月18日

進級試験の恐ろしさ

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 2:42 PM

そろばんやスイミングスクールなどの習い事をさせるきっかけとして、

「学力を伸ばしたい」「基礎体力をつけ丈夫な体にさせたい」「お隣さんが通いだしたから」 

など、いろいろな理由があると思います。

ただ、進級試験のようにランクがある習い事や、少年団のように出場人数が限られているスポーツでは、続けていくうちに当初の目的と違ってくる場合が多々あります。

親さんの思いは「楽しければ・・・。」「今のうちに慣れさせておけば・・・。」のような親心から、「絶対に頑張りなさい!」「レギュラーとらないと恥ずかしいでしょ!」などのように、権力や義務になってしまっては子どももたまったものではありません。

自動車学校のように自主的に卒業・ライセンス取得を目的とする学校に入校するならば、落第や補修も納得はできますが、

できない ⇒ みんなに遅れをとった ⇒ 嫌になる ⇒ 親子は喧嘩になりギクシャク・・・。

目にみえた結果です。

「みんなが通いだしたから」という安易な理由は、子どものやる気を不鮮明にさせる場合もある。ということを知っておくことが大切です。



2007年4月8日

おかしくなっていく日本語

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:06 PM

いわゆる「造語」。 略語なんでしょうね。 

一昔前は「チョベリグ」「チョーMM」。 

今では「ウザい」「キモい」「キレる」などでしょう。

また、「この味、超ヤバい。」 まずい訳じゃなく、凄く美味しい訳である。

「全然いい。これ。」 打ち消し・否定ではなく、凄くいいのである。

やめましょ。こんな日本語。

決して私も正しい日本語使っていませんよ。名古屋弁丸出しですから。

でもね。みんな可愛い顔を見たかったのだから、言葉で質を落とすことはないですよ。



2007年4月7日

信頼を売る

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:27 PM

この1週間ほどで、教育者がらみの事件が2件も起きてしまいました。

1件は外国人英会話講師の殺人事件。もう1件は塾講師による児童連れまわし。

以前、塾講師が学習塾で小学3年生の女子児童を殺害した事件の時にも、ストレートに「スキップは大丈夫ですか?」と、会員様に聞かれました。

このような事件が起きるたびに子どもを預ける親御さんのガードが固くなるのは当然で、塾・家庭教師などの関係者に更なる対応と信頼を求められます。

我々も当然のことながら例外ではありません。

個人レッスンなので、なおさら情が入りやすくなりますが、会員様もスタッフも一線を越えてはいけません。

ルールがあるからが故の信頼関係です。

他人事で悩まされない業界ですので、スタッフ共々、気をさらに引き締めてレッスンに従事させて頂きます。



2007年3月17日

結果を求めたがる方へ

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:57 PM

「何回くらいで逆上がりが出来ますか?」

「何時間くらいで一輪車が乗れますでしょうか?」

「何回先生が来ればバタフライが泳げますか?」

こちらが逆に知りたいです。

スキップのレッスンは、お子様自身「やろう!」と思う興味がおきない限り、何時間もあそばせてもらいます。

そのあそびの中からお子様自身がスイッチを押す事、きっかけ作りが我々の第1の目的で、興味をもてばレッスン中でなくても1人で練習すれば早く修得するでしょう。

できる事が目的ではなく、どうして出来ないから依頼したのか(依頼しようとするのか)を、考えてみてください。

回数や時間で聞いてくる方へ。

あなたがまず練習をしてみなさい! お子様の気持ちがすぐわかります。



2007年3月9日

反抗期

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:24 PM

人間誰しも手に負えなくて困った時期、そう、反抗期というものが来るのです。

平均して5、6年の第1反抗期と中学生の第2反抗期。

反抗の度合いは様々で、言葉での抵抗・部屋に閉じこもる(篭る)・暴力など。

でも、これが無いと人間は成長しません。

いつか両親に勝てるんじゃないか? 

ひとりで生きていけるんじゃないか?

両親の言葉は聞きたくない。

友達と遊んでいたほうがすっきりする。

思春期になるにつれて子どもと大人の間に立たされ、甘えたい反面、背伸びも反面の状況で、みんな自分を探しているのです。

おうちの方にしてみると、なかなか大変な時期ではありますが、その本人も困らせた経験があるがゆえに、親と子が向き合える真剣勝負の時期に決して逃げずに立ち向かってください。



2007年3月7日

子どもの目線

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:33 PM

子どもの目線に下りてみましょう。

大人では見えていないのもが見えるかもしれません。

子どもの目の動きに合わせてみましょう。

大人とは見ているものが違うかもしれません。

時には大人と同じ目線やそれ以上の目線を体験させてやりましょう。

怖がったり、せがんだり、緊張したり、ぼーっと眺めたり、とそれぞれ反応が確かめれます。

目の前にあるのに見えていない。 明らかに映っているのに興味がない。 意外なものに興味を示す。 

子ども達には初めての映像を毎日たくさん認識して・記憶して遊びにつなげていきます。

暖かい日が続きます。

子どもの目線まで下りてもう一度、わらべ心に戻ってみては。

普段見逃していたものが見えてきますよ。



2007年2月10日

理想と現実

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:43 PM

育児や教育に対する参考文献は無限とある中で、我が子に合った文献を探すのはなかなか難しい。

このブログもそうかもしれないが、やっぱりイイ事しか書いてないのが現実。

そんな事を聞きたいんじゃない! 今のこの子の状態や現状を知りたいのよ! と思われている方は多いだろう。

私自身、子ども達と付き合っていく中で、真実を見つめ、イイ事しか話してないようにも思えるが、実は、本当に悩み苦しんでいる方には、実例を個人情報を伏せた状態で、赤裸々に話すこともある。

イイか悪いかは別として、それが現実。

明日は岐阜市の依頼で、60人もの少年団や部活のコーチ陣を相手に講演をするが、表向き講演。でも実際に参加された方々の生の声を元に進めていく事で、青二才の講師の役割が果たせるのかな?とも思う。

実際、現場と演目は違いがあるのだから・・・。



2007年1月24日

勝者より敗者?

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 11:56 PM

成功者の話はいわゆる自慢話。

「こんな風にやったら成功した」と言われてもその方と本人とはやはり他人。参考にはなるが、同じことをやっても成功するという確証はない。

失敗者の話は成功者と同じ経験談だが、考えさせられるヒントがたくさんもらえる。

こうしてみたら。ここの詰めが甘い。そのものがダメなのだろうか?

どちらの意見も耳を傾けて、自分で解釈し、物事に挑む。

あそびも仕事も同じ。

自分流を見つけるまでが大変なのです。



2007年1月23日

ならぬものはならぬ。

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

何もしていない子に手を出して良いわけがない。

どうしても欲しいからといって盗んで良いわけがない。

嫌いだからといって靴を隠して良いわけがない。

成人だからといってお酒を呑んで暴れて良いわけがない。

気に入らないからといっていじめて良いわけがない。

泣きやまないからといって食事を与えなくて良いわけがない。

社会にはルールがある。

人間に生まれた以上、守らなければならない。

ならぬものは絶対にならぬ。



2007年1月17日

意識することを意識する

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 8:25 PM

何気なく言った一言や行動が、相手を傷つけたり追い込んだりすることは、誰もが多かれ少なかれ経験していると思います。(気づかないのは問題ですが・・・。)

そんなつもりじゃないのに。軽はずみで。

しかし、相手のダメージが大きいと感じた時は、まずは心から謝罪をし、次に同じような事が起きないように意識する必要があります。

意識することを意識する。つまり、2重にも3重にも言動を気にかける事で、子ども達や友人・同僚・社内・親子の仲も、言い争いや不仲になる割合が少なくなると思います。

まずは自分から。



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