西郷少年団 講演会
今日は岐阜市・西郷小学校体育館にて、西郷少年団(野球・バレーの団員・応援団員の親御さん)・スポーツ少年団の指導者、おおよそ200名の方にプレジャートレーニング(あそび力)の講演をしてまいりました。
当初は指導者の先生方と親御さんへの講座の予定だったのですが、「せっかくなのにもったいない」との意見が出たようで、急遽子ども達も19時30分からの研修会に参加、親子共々行なう事となりました。
あまりの人数の多さと盛大なお招きに私も緊張してしまいました。
私も未だかつてこの人数での講習会は経験が無く、テンションが高くなりました。
大きい声と大きいアピールで仲間を探しましょう。
チームプレーには相手への威嚇や変わった行動がプレッシャーとなり、流れが引き寄せられる事も多々あります。
自己アピールが大切ですよ!!
手は隣の人とつないでいる為、腕や首・足を器用に使って、尚且つ、くぐった後も次の人が上手くくぐれるようにサポートしてあげなければいけません。
いつも何気なく使っている手が制限された時に、それ以外の部位で如何に巧みに道具を操る事ができるか(操作感覚)、体を思い通りに動かす事ができるか(連動感覚)を、あそびを通して体験して頂きました。
フープが2つあるために、1つはくぐれても1つが首にひっかかったり、他のチームがゴールすると焦ってしまったりと、チンプレーの続出ですが、絶えず笑いが出ていました。
ラダー(縄梯子)に見立てたフットワークのトレーニング。
ラダーは低学年では難しい為、長繩ロープを用いて行う事が多く、左右へのサイドジャンプや片足ジャンプ・スキーステップ・クロスステップなどを挑戦して頂きました。
足が上手くできても、手が加わると同じリズムに同調できず、オリジナルのジャンプを繰り広げている方ばかり・・・。(そんなこと教えていませんよ)
お母様方は「そんなのできなーぃ」 お父様方は「これでいいんだ!!」 などと口々に呟きながら、できない自分や失敗した仲間に笑いの連発。
仲間との信頼関係ができれば、体を硬直させたまま倒れる事だってできます。
でも、ちょっとドキドキッ。
親御さんに関しては、簡単なあそびに対して「上手にできないな」と感じたと思います。
それが、お子さんにはスポーツを行なう上で常にテーマであり、上手く表現できない事を長い目で見ていく環境が整うと、応用力も増していきます。
反応のいい子ども達と積極的な親御さんと共に過ごせた時間は、私も勉強となり楽しませて頂きました。
西郷少年団の方々。今夜はありがとうございました。