リバウンド制空圏
「スラムダンク」29巻。
花道のリバウンドの凄さを見せ付けられた河田(兄)は、花道とマッチアップする。
リバウンド(シュートしたボールが外れた場合に落ちてくるボールを捕る事)に徹する事で安西監督から評価を得た花道は、スクリーンアウト(敵の前に出てボールの捕りやすい場所を確保する事)やより高いジャンプでことごとくリバウンドを捕り、点に結び付けるが、河田がマッチアップしたことで仕事がさせてもらえなくなる。
冷静な河田は、パワーとスピードのある花道に対して制空権を保ったうえで、花道を跳ばさない。そうすればボールが地面に落ちてからでも捕れる。
ゴールしたはまさに戦場。リバウンドボールを捕るか捕れないかではチームの雰囲気すら変わってくる。
高さ・力だけではなく、経験と相手の特徴を捉え弱いところを攻めていく判断もバスケットには必要。
(花道イライラ・・・。)