セレンディピティ
昨日、プレゼンをするテレビ番組で脳私学者の茂木健一郎さんが「セレンディピティ」という能力を特集していました。
「セレンディピティ」 何かを探している途中や経過で、探し物とは違う価値のあるものを見つける能力や才能のことで、発明やアイデア商品、ノーベル賞学者などは、セレンディピティであることがほとんどなのだそうです。
茂木氏曰く「子どもの失敗経験が多いほどセレンディピティが多い」そうで、「初めてのキャッチボールでも、とんでもないボールでも「ストライク」と言ってあげると、ボールを投げることが楽しくなり、コントロールが良くなる。』とか、「壁に落書きをした時にその絵を囲うように大きな額縁を描いてあげると絵心が芽生える』というのです。
子ども達のあそび一つ一つはすべてが挑戦と獲得の連続です。子どもの行動1つ1つはすべて意味があり、しつけの為の禁止用語は当然で「ならぬものはならぬ」ですが、大人の合理性に基づいた禁止用語やマイナス発言はやはりご法度だそうです。
子ども達の可能性を育てるのは人的にも物的にもやはり環境なのですね。