大人の24時間・子どもの24時間
成人となり、仕事や家事にに追われる大人の1日は、個人差や仕事内容・環境の違いなどもありますが、ある一定の規則に沿った生活パターンがあるのではないでしょうか?
カミさんは4月まで2交代のナースをしており、夜中に帰ってきたり、日勤後に日付が変わった0時に出勤をしていましたが、慣れというのは恐ろしく、別段問題なく業務をこなしていました。
一概には言い切れませんが、ほとんどの職種はパターンを確立してしまえばある程度のフォローが可能で、1日休みをとってもなんとか追いつくことができます。
しかし、子どもの場合は別。
昨日とは違う今日、今日とは違う明日を毎日のように目まぐるしく過ごしています。
出会い、覚える事、経験、勉強、歌、行事、環境・・・。 朝には出かけ夕方には帰り、いつものように食事をし、いつものように宿題をして、いつものようにテレビを見て、いつもの時間に寝ているように思えますが、パターンを確立している大人とは計り知れないくらいの情報量を収集し、解析しているのです。
当然疲労も多く睡眠時間も長い。 1日休みを取ってしまうと差がついてしまい追いつけないこともあります。
子ども達の24時間は毎日が獲得なのです。 我々大人が今、子どもに戻って授業を6時間受け、部活や塾をこなし、宿題や予習を行なうという過去に経験してきた生活パターンを1週間行なうとすると、かなりハードだと思います。
それほど大人は情報を収集しなくなっているのです。
子どもは子どもなりに頑張って生きていますよ。