2007年4月12日

信は力なり

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:18 AM

平成9年4月13日。

関市文化会館で山口良治さんの講演会があり、その当時勤めていた会社の上司と、高校時代の連れで今もビジネス仲間の悪友と2人で話を聞きに行きました。

山口良治さんは、伏見工業高校をラグビー全国優勝に導いた元・日本代表で、「スクールウォーズ」のモデルにもなった、知る人ぞ知る「泣き虫先生」です。

ラグビー経験はないのですが、2人とも大の山口先生ファン。

会場はラグビー関係者で満席。前列のほとんどは関商工ラグビー部の学生ばかり。(後援会の主催だったのかな?)

題目は当然「信は力なり」。

ジャパン時代の話。

バイクやタバコで荒れている高校から、ラグビー部を鍛え直す話。

花園高校との公式戦初戦で112対0の歴代ワースト1の記録を作った話。

その後の苦しい練習の話。

1時間半ほどの講演会でしたが、浮かんでくる情景はまさにスクールウォーズで、山口さんの話に吸い込まれていきました。

その中の1つに、

「長距離を走らされ苦しくて苦しくて諦めようと思った時、隣で走っている奴の顔を見たら、俺よりももっと苦しい顔をしている。「こいつも苦しいんや。」と思ったら、もっと走れる。」

「苦しいのは自分だけじゃないんです。みんな苦しいんです。」

かなり感動・・・。

信は力なり講演が終わって、ご無理を言って色紙と先生の著書の裏表紙にサインを頂き、握手をしてもらいました。

肉厚のある手で力いっぱい握られた握手。元気と勇気をたくさんもらいました。

帰りの車の中は当然のことながら「HERO」。連れと1人で熱唱しました。

(おにぎりさんも見に来られました?)



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