進級試験の恐ろしさ
そろばんやスイミングスクールなどの習い事をさせるきっかけとして、
「学力を伸ばしたい」「基礎体力をつけ丈夫な体にさせたい」「お隣さんが通いだしたから」
など、いろいろな理由があると思います。
ただ、進級試験のようにランクがある習い事や、少年団のように出場人数が限られているスポーツでは、続けていくうちに当初の目的と違ってくる場合が多々あります。
親さんの思いは「楽しければ・・・。」「今のうちに慣れさせておけば・・・。」のような親心から、「絶対に頑張りなさい!」「レギュラーとらないと恥ずかしいでしょ!」などのように、権力や義務になってしまっては子どももたまったものではありません。
自動車学校のように自主的に卒業・ライセンス取得を目的とする学校に入校するならば、落第や補修も納得はできますが、
できない ⇒ みんなに遅れをとった ⇒ 嫌になる ⇒ 親子は喧嘩になりギクシャク・・・。
目にみえた結果です。
「みんなが通いだしたから」という安易な理由は、子どものやる気を不鮮明にさせる場合もある。ということを知っておくことが大切です。