2006年9月22日

10人のアドバイス≦1人の助け

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:58 PM

例えば入社した手の頃、初めて任された仕事について先輩方からいろいろとアドバイスをもらった経験は誰しもあると思います。

「こうした方がいいよ」「確かこうだったと思う」などなど。

しかし、多くに意見を聞くとどれを信じていいのかわからず、結局上司から「何だ?この結果は?」と叱られた経験もありませんか?

子どもの成長においても、たくさんの大人の声がありすぎると、「さっきの人の言ってた事と違う・・・。」とパニックを起こします。

この人!!と決めたらその人の意見だけに耳を傾けた方が無難です。



2006年7月20日

盗め!

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:48 PM

仕事に限らず、運動もあそびも、上手になりたかったらまずは人の技術を盗め!

人がやったものを見て、真似をして、振り返る。

違うと思ったらアレンジをすればいい。所詮他人とはリズムやテンション・性格が違うのだから。

うまくいったと思えばその時点で習得したと思えばいい。次につながる。

真似事は何も恥ずかしいことではない。むしろ初心者は真似事からのスタートしかない。

そこから自分流を編み出せるかどうか。それだけ。



2006年7月12日

環境設定 (取材を終えて)

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:37 PM

今回の名古屋テレビの取材は、スタッフに任せて脇で指導の模様を見ていました。

会員様は普段と違う雰囲気に舞い上がってしまったんでしょうね。公園を飛び出して団地内を走り回る一幕もありました。

今回の取材に関しては延期となっていた取材要請が急遽決まったということもあり、ドタバタの中での収録でしたので、スタッフや親御様はもちろんのこと、会員様本人が一番緊張していたようです。

幼稚園教育綱領の領域の中に「環境」があります。園内にある遊具・教室・個人の持ち物の物的環境。 園長先生・担任の先生・講師などの人的環境。会員様には伝えてあったものの連想するまでには至らず、ゾロゾロとついてくる変な機械を持った大人たち。公園の物的環境は整っていても、取材スタッフと傍観客の人的環境が整っていなかったのです。

「環境が人を育てる」ということばがあります。会員様はこの環境に免疫をつけて、次回の取材依頼があった時は、いつも以上に気合で頑張って下さいね。放送予定日は7月17日(祝・月)6時からの名古屋テレビ・どですか!内の「子ども白書」というコーナーで紹介されます。お楽しみに。



2006年7月4日

「道」

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:47 PM

とある幼稚園で課外講師の試合に呼ばれたことがあり、剣道の先生に出会った。

いかにも風格のある60代のヒゲ親父。

会合後も「サシで呑まないか?」と誘われ、指導について暑く語りました。

「エッパラ君。剣道や柔道などには「道」がある。挨拶や礼儀、躾、心、全てが道。野球にはかろうじて「道」がつく。「サッカー道」・「体育道」を創ってみなさい。」

そのことばから子ども達との関わり方が少しずつ変わりましたが、まだまだ「サッカー道・体育道」には至っていません。

スキップを立ち上げ、「あそび道」を確立していければいいな。

道は長い。



2006年6月27日

ホイッスル

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:17 PM

体育指導者の必勝アイテム・7つ道具にホイッスル(笛)があります。

ぶら下げているだけでも指導者気分(気分だけではいけないのですが・・・。)

いろんな使い方があるわけで、

普通に競争などのスタートの合図。リズムに合わせて跳ぶときなどの合図。終了の合図・・・。話を聞いてほしいときなどは若かりし頃は(今も若いつもり)ホイッスルを強く吹いて制圧していましたが、それが返って興奮させることに気がつくと、小さい音で細かく吹き小声で説明し始めると、意外にも子ども達は指導者に耳を傾けて静かになるんですねぇ。

時にはホイッスルをリコーダー代わりにして、音声のない歌当てクイズ。室内用・室外用・オフィシャル用などなど種類も様々。音で操る魔法の笛。みんなが上手になるための大切な道具です。



2006年6月19日

心理作戦

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:26 PM

指導中に初めて取り組む事柄いついて「これは難しいからやめておいた方がいいよ」「やったことないから無理だと思うな!」などとワザということがあります。

それを聞いた子ども達は「できるできるー」「やってみるー」と口をそろえて言ってくれます。年長ともなると特に自己主張をします。

マットの前回りなどある程度繰り返してから、例えば跳び箱1段の上から前回りを見せた後にその発言をすると、経験はなくても何となくできるかな?という予想を立てて、ぼくでもできるよ。私でも簡単よ。という認められたい願望が挑戦意欲に変わります。実際にはできることをこのことばで操ることが多く、みんな自信を持ってステップアップしていきます。ことばの魔法でここまで頑張れるのが子どもなのです。大人になっても子どもでありたいですね。一生、わらべ心。ですよ!



« 前ページへ

HTML convert time: 0.265 sec. Powered by WordPress ME