2009年2月28日

ハードルの設定

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:18 PM

勉強も運動も生活でも、少し頑張ればできそう。もう少し頑張らせたい。というハードル設定があると思いますが、幼児期・児童期の場合、ほとんどが設定をするのは指導者や親などの大人でそれに挑戦するのは子ども達です。

設定をしておいて「早くやりなさい」「頑張ればできるでしょ」では、設定者の満足だけで子ども達の満足になってない場合が多いのです。

大人は設定するだけに留めて親は子ども達の頑張りを期待しましょう。

黙っていても、できた時には子ども達から「見て見て」の声が聞かれますから。



2009年2月15日

「この前できたでしょう!!」はタブー

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 3:36 PM

「この前、縄跳びできたでしょう!」

人間である以上、当日のテンションや体調があります。以前できた事ができなくて普通、また以前できていなかった事ができても普通、と思ったほうが良いでしょう。

お母さん。高校時代に学んだ因数分解が今できますか?

「できるまで頑張りなさい!」

やり方がわからない子にはなんとも酷な宣告です。口で言ってできる子は運動面でかなり高機能です。

お父さん。東京大学に合格するまで頑張りましょう。



2009年2月13日

幼児・児童に罰ゲームはタブー

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

罰ゲームはそもそも番組の企画で視聴者を楽しませるために行うもの。

幼児・児童は運動を一生懸命行っています。それに甲乙を決めて負けチーム(人)に罰ゲームをしてしまうと、見世物のような気分になってしまい、やる気を殺いでしまううえ次からやりたがろうとしません。

どうせなら勝ったチーム(人)に楽しみをプレゼントし、さらにやる気を高める進め方をしてみてはどうでしょうか。



2009年2月7日

尾張大國霊神社(國府宮) 裸祭り

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

今年もやってまいりました。尾張大國霊神社(國府宮)儺追(なおい)神事 。 そう、稲沢市・国府宮・裸祭りです。

今年は2月にもかかわらず日差しが暖かく、終始裸ながらも震え上がるということはありませんでした。

国府宮毎年お世話になっている先輩の勤め先である一宮市大和町の老人施設にて準備開始。

湯船に浸かってから気合を入れるために水をかぶり、準備その1完了。

さらしを巻いて準備その2完了。 さー、頂きに参りましょう。

 

 

施設回り入所者の方々の厄を握手をすることで預かり、儺追殿まで奉納してまいります。

 

 

 

国府宮 出陣前右から、私の先輩で高校柔道部顧問。私の先輩で施設勤務の裸祭りリーダー。左は施設勤務のお兄さん。 今年は1人で出陣。

近くの神社より家内安全などのを祈願した儺追布を結んだ笹竹を持って、箇所箇所の宿(施設やお店)で厄をもらいながら2時間ほどかけて国府宮まで練り歩きます。

今年は、暖冬と土曜日開催ということで予想通り裸男の数が例年より多く、各地域からの奉納が1時間ほど遅れ、クライマックスである神男登場が夕暮れ時でした。

境内で裸男が待つ中、桶隊と呼ばれる水かけ護衛部隊が登場。水をかけては神男の道を開けようと準備します。水にかけられながら待つこと30分ほどで囮も含め神男登場。護衛に囲まれてどこから出たのかがわかりませんが、男達が押し合い圧し合いで儺追殿まで進んでいきます。

この1人の神男を触るために何千人という裸男達が一斉に押しかけてきます。

今年は触れました。頭をナデナデ&パシパシ。神男に厄を塗りつけて私の役目は終了。

足は踏まれ肩も痛いですが、今年はいいことがありそうです。



2009年2月5日

幼稚園・保育園の営業活動で 「あそび力」 をプレゼン

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

レッスンの合間を見ては、ジャージから背広に着替え保育園や幼稚園に営業に出かけることが多くなってきました。

スタッフらが育ち仕事を任せることで私自身に少しのゆとりが出来たので、次に育つスタッフのために新たな会場確保に勤しんでいます。

ほとんどの幼稚園や保育園は同業の体育専門会社が契約しており、門前払いばかりですが、時には窓越しに話を聞いてもらえることもあります。

「他社とおたくとの体育指導の違いは何ですか?」と、よく聞かれます。

我々のプレジャートレーニングは「あそび」です。「あそび力」を高めることで跳び箱や鉄棒が無理なくでき、サーキットや粗大運動をたくさん行うことで運動そのものが楽しくなるトレーニング方法をご提供しています。

「あそび」でお金を払うのは考えられないでしょうが、現にご契約を頂いている加盟園には評価を頂いております。

体育を教える時代は終わりました。今の子ども達にはあそびで教える時代と考えています。

幼稚園・保育園の関係者の皆様。もしよろしければスキップのプレジャートレーニングを体験してみませんか? お問い合わせ頂ければ体験レッスンにご訪問致します。

案内は弊社ウェブサイトから「幼稚園・保育園の体育指導」をクリックしてください。⇒ http://www.sf-skip.com/regular/index.htm



2009年1月29日

心と体

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

スタッフ達によく、「自分のレッスンに満足するなかれ」と言います。先生自身が頑張って子どもに教えていても子ども達が満足していなければ、そのレッスンの時間は自己満足に過ぎません。

縄跳びが跳べた=「やった!」

逆上がりが出来ない=「悔しい!!」

ボールであてる事が出来た=「よし。」

学習障害(LD)など、何らかの発達に障害をお持ちのお子さんは、なかなかここまでの達成感が得られにくいと思いますが、出来るまで頑張る今までのやり方ではなく、いろんな体験から出来ることを見つけていくレッスンに心がけています。

体が動き、心で感じる。 心が動き、体が導かれる。 スキップは常に心と体に刺激を与えようと考えています。



2008年12月22日

8の字跳びから学ぶ結束力

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:17 PM

AquaWalk大垣カルチャースクールにて

先月から行っている縄跳びレッスン。今日は年内最後ということで少しハードなメニューをする事に。

いつもの短縄跳び100回に引き続き長縄跳び。

長繩はコの字状に走るやり方で跳ばずに走り抜けを100回連続、1回跳びを50回連続。条件は絶対に途切れてはいけない。それだけ。

これがかなりハードで長繩だけで30分以上は行っていました。

私が若かりし頃、サッカー指導をしていた時にもチームの結束を高める為にサークル状になって手を繋ぐ「1・2・3」のリズムで順番に掛け声をかけてスクワットをさせたことがあります。この時も条件は声が途絶えたらやり直し。

始めは途絶えるたびに「おいー!!」とみんなからの罵声が飛び交うのですが、30分もやっていると「しっかり声だせ!」「もっと大きく!」とエールに変わってきます。

出来ない子や苦手な子に、出来る子や力のある子が助けようとします。そこからチームの結束力が生まれると信じています。

話は戻って長縄跳び。

8の字跳びリズム感覚や距離感覚がまだまだ不十分な子は、何度もやるうちにミスが目立ちみんなからもマークされます。

なかなかスムーズにノルマが達成されないと見るや否や・・・。

 

 

 

 

8の字跳びちゃんと作戦タイムが始まります。

10分オーバーでしたが本日のノルマ達成。おめでとう。



2008年12月10日

先生の表と裏

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:25 PM

すべての仕事に当てはまると思います。「表」と「裏」。

うどん屋さんを例に挙げると、表の顔はうどんを茹であげお客さんに提供する。お客は満足しお金を払い帰っていく。

しかし裏では、食材の調達やつゆ・麺の仕込みなど、客を満足させるために余念がない。

スキップインストラクターも「表」と「裏」があります。 会員様との個人レッスンや保育園レッスンで元気な子ども達に負けないくらいテンションをあげて取り組んでいます。しかし裏ではスタッフ1人1人が日々勉強や実技をしたり、会員の主訴についての討論やレッスン後の再確認、ミーティングでのスタッフ間の意志の疎通や講習会や勉強会の参加など、スタッフが個々にモチベーションをあげています。

1時間の「表」の中にそれ以上の「裏」を行っているインストラクターがスキップのインストラクターです。



2008年10月31日

もし、自分にやんでしまったら。

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 12:39 PM

子育てに疲れてしまっているお母さんは少なくはないでしょう。 事情により母子家庭の方は「すべて私が」と、抱え込んでしまってはいませんか?

昔の家族というものは、子ども、お父さんとお母さん、おじいちゃんとおばあちゃん、ひいじいちゃんやひいばあちゃんもいるお家や、ひ孫や玄孫もいるお家も家庭もいたのではないでしょうか?

2人で育てるのと家族総勢10人以上で育てるのとでは、愛情や刺激の受け方がまったく違います。

なかなかそんな大家族はいないと思いますが、もし、子育てに疲れてしまったならば親や保育所に一時的に預けて、ガス抜きをするのも必要と考えます。

でも預けっぱなしはいけません。あくまでも一時的な避難措置です。 その間にリフレッシュをして改めて愛情を注いであげてください。

お腹を痛めたお子さんは1人しかいませんからね。



2008年10月12日

主観と客観

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

ご家庭にいる時のお子さんと保育園や小学校で活動している時のお子さんとで、写る笑顔や行動の違いがあることがよくあると思われます。

直接なやりとりだと覚えないことも、傍観しているとみえるものです。

言葉遣い・癖・行動パターン・考え方・・・。

人には「認められたい」という願望が多かれ少なかれある為、褒められたい。認められたい。という意識で行動していることが多いと思います。

「ぼく頑張ったよ!」「わたしどうだった?」という言葉のキャッチボールが続く為に、直接のやりとりと一歩ちがったやりとりのバランスを意識してみて下さい。



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