2007年12月2日

年齢詐称は危険

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

「おばちゃん。何歳?」

「えーっと・・・。 18かなっ?!」

なんて子ども相手に年齢詐称した経験ありませんか?

実はこれが最近大問題なんです。

幼児・児童を狙った犯罪が急増しているといわれています。 子どもにとっては青年も中年も初老の方もすべてが「大人」。

被害にあった児童が警察官に「何歳くらいの大人だった?」と聞くと、お母さんくらいの年齢に感じ、「18歳くらい」と答え混乱を招く事がしばしばだそうだ。

子どもに年齢をごまかしたところで何も得はありません。 いざという時の為に物の分別のつく社会性も植えつけておかねばなりません。



2007年11月25日

マイナス発言は御法度

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:59 PM

「うちの子、運動に興味がないんです。」 = 本当に興味があるかないか、あんたになぜわかる!?

「お前本当にダメだなー」 = それは運動面だけで、あんたに勝てるものは絶対あるさ。

「もっと頑張りなさい」 = これ以上の頑張り方を教えてくれよ!

「わかったら返事は?」 = 返事だけしとこ。

お子さんの腹の中はこんな言葉が巡っているかもしれません。

マイナスの事を言ってもお互い良い思いはしません。 個性を伸ばしたければプラス発言を多く、マイナス発言はチョンモリ。



2007年11月21日

モンスターペアレント

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:01 PM

教育現場で流行っている言葉に「モンスターペアレント」なるものがあります。

モンスター(Monster)=怪物・化け物。 ペアレント(Parent)=親・両親。

化け物みたいな親。どんな親なの? 

学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者を意味する造語で、直接教員にクレームを言う親が多い中、校長や教育委員会などの権限の強い部署にクレームを持ち込んで間接的に現場の教員や学校に圧力をかけるケースも増えているようだ。

私が小学校の頃は、担任の先生にゲンコツをもらい父に告げると「お前が悪いから叱られるんだ」と、オプションでもう1発ついて来たものだが、今は暴力ととられてしまう為、先生の懲罰はほぼ皆無に等しい。

過保護になりすぎているのでは?とも思うが、そんな現代だからがゆえに、Parent(親)と Teacher(教師)が Association(組織) していかなければ学校は成り立たないのです。(ルー語になっている・・・。)

誰のために?  子どもの為です。 

P(パー)と T(タワケ)の A(集まり)ではいかんのです。

モンスターの人たち。そんなにお子さんのことが心配なら自分で全てを育ててみることです。(ある意味、話題となった格闘技3兄弟の父はすごいと思います。)

スキップの会員様にはモンスターは今のところいないようです。



2007年10月29日

何もない最強の闘う条件

Filed under: わからなカン,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:00 AM

食事に行ったお店のレジの真上に掲げてあった言葉。今日も感銘を受けました。

何もない闘う最強の条件

何もない最強の闘う条件

うまれた時は丸裸でなにも無い

金も知識教養すぐれた才能財産

無い私には何も無い

しかしこれが何もない人間の武器だ

一、金がないから・・・気を遣って汗を流して

一、人脈がないから・・・大きい声で存在を主張して

一、信用がないから・・・時間と金銭の約束を守り

一、頭がないから・・・本を読み人の意見を聞き

一、根性がないから・・・逃げ道をふさいで前だけ見て歩き

一、嫌なことを言ってくれる人を・・・信頼し師と仰ぐ

一、私を褒めてくれる人を・・・特に警戒し

一、今は何も無いが・・・無いことを最高の武器として闘う

まさみ

夢はでっかく 根はふかく

息子へ



2007年10月28日

泣き

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 10:50 AM

新生児特有の訴えが「泣き」である。

最初の泣き声は産声で元気であり事を周りの人に伝える。

産まれて初めての仕事は息を吸う。深呼吸をしてから大声で泣く。泣くことで肺活量も強くなる。

その後新生児は痛みや空腹感などを泣き方を変えて伝える。その泣くことが周りへのメッセージになっているので、それに伝える人がいなければメッセージとしての泣きが消えてくる。

養育者がそばにいて子どもの泣き声に備えることができると、子どもは泣きやんで機嫌を直すことができ、養育者に信頼をよせることができるとともに、養育者のほうも自信をもつことができるようになる。

新生児・乳児の泣き声は耳に入りやすい周波数でできている。誰しもが情報として入力しやすいからである。また、その声を聞くと本能的に抱っこをしたり話しかけたりして落ち着かせようとする。

新生児の泣きとは異なり、幼児・児童の泣きは、思い通りにいかない時や転んだときなど、感情や苦痛によるものが多い。

時には我慢をさせなければならない涙でもある。

コミュニケーション経験の少ない子どもだからがゆえの、泣きは最大の自己アピール手段なのです。

※参考文献 保育用語辞書 ミネルヴァ書房



2007年10月13日

ショータイム??

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:08 PM

先日のボクシングの試合はなかなかの批判の嵐。マスコミも話題となるや持ちあげて、今回の試合に関しては叩きまくる。 だからメディアは怖い。

あの父ちゃんの認めるところとすれば、自分が成し遂げれなかったボクサーの夢を託し3兄弟に高い意識を持続させ、世界戦まで育てあげた事。

並大抵の努力ではそこまでは出来ないだろう。

しかし今回の試合でかなり厳しい処分になるとの事。

兄弟はまだ若い。育ててくれた父ちゃんを思い勝った時には涙さえ流した事もある。

でもプロと呼ばれる仕事なら尚更「スポーツマンシップ」を忘れてはいけない。

子ども達はそれらの逞しさに魅力を感じ憧れるのだから・・・。



2007年10月9日

応急処置は 「あ れ た」

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:57 PM

今朝の朝日新聞に少年スポーツにおけるスポーツ障害の記事が載っていました。

成長期にオーバーワークをする事で、運動器(膝や肘)などに障害を抱える可能性が高く、サッカーや野球の大会に専門の医師が出向する動きが、各自治体で進められているようだ。

記事の中に「痛みは治療のサイン・運動器のけが 防ぐには」との項目があったので
抜粋で紹介します。

 運動能力は成長の時期によって変わる。小学生まではいろいろな動作を覚えやすいので多様な運動に挑戦しよう。中学生からは持久力が、高校生からは筋力がつきやすい。

 背が伸びる時期は、関節などに軟骨が多いうえ、骨の成長に筋肉が引っ張られるため、故障しやすい。成長の度合いは個人差が大きく、同じ練習でも故障をする人としない人がいる。

 けがや故障を防ぐには「ウォームアップ」「クールダウン」をしっかりしよう。一つのスポーツだけ長く続けたり、同じ向きの動きばかりすると、故障の原因になりやすい。

 「痛み」は身体が治療を必要としているサイン。
応急手当は「あ(包帯などで圧迫)・れ(氷水で冷却・やっと休む)・た(故障した部位を高く上げる)」で覚えよう。

参考文献 07.10.9 朝日新聞  武藤芳照・東大教授が編集したマンガ「大人も知らないからだの本-運動器のおはなし」(「運動器の10年」日本委員会発行)



2007年10月7日

しごき? かわいがり?

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:22 PM

角界や学生スポーツ界の相次ぐ不祥事がクローズアップしてしまったこの一ヶ月。運動を教える立場としても何ともいたたまれない事です。

限界を経験する事で精神力や忍耐力を見につけさせようというもくろみから1000本ノックや走り込みなどの「しごき」が昔から受け継がれていますが、受ける側の向上心と指導側の愛が結びついて初めて意味を成すのです。

年上・役職・立場などのパワーハラスメントで人は育ちません。 なぜなら育ってもいない人間が育てようとしているからです。

指導者にビール瓶や金属バットはいりますか?



2007年9月20日

探究心

Filed under: わからなカン,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:59 PM

子ども達は時として思いがけない行動をとる事がしばしばあります。

鼻の中にビー玉。 お皿でフリスピー。 2階ベランダから鉢植え落とし。(過去の私です・・・。)

子ども達は知らない事や未経験な事がほとんど。だから想像する事や予測をたてる事がなかなか出来ません。

先日中川区の幼稚園で遊具に指を挟むという事故が起きてしまいました。

まさか指を挟むとは思わなかったでしょうが、その子の中には探究心があったのかもしれません。それにしても大きな代償でした。

たくさんの子ども達にいろいろな失敗経験をさせてあげたい、様々な発想力でわかせてほしい、と常々思っていますが、安全面という言葉を人的環境が常に抱いておかなければなりません。



2007年9月1日

少年野球から学ぶ事

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:43 PM

移動の合間に目にした少年野球の試合。時間もあったので1試合観戦してみました。

少年野球少年野球2

結構いい球を投げる小学生に少しビックリしました。球威が勝っているのでしょうか長打は見られず、ファール・空振り・フライが多く、投手戦の試合でした。

学生野球のいいところは、礼に始まり礼に終わるところ。当然自分の親御さんもいるだろうが見てくれた人やお世話になった人に「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶は日本野球として美しい。

試合を見ていると「飛びつかんかー」と罵声を浴びせる監督もいれば、「ドンマイ!ナイスファイト!」と労う監督もおり、選手としてはどちらの監督のほうが技術向上につながるのかが疑問ではある。

オシムサッカーのように「考える」野球であってほしい。

たまに見た子ども達の一生懸命な姿に、リラックスをもらいました。



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