2008年11月15日

縄跳びが楽しくなるトレーニング

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 3:19 PM

この時期に課題となる運動に「縄跳び」があります。

お母様方の質問に「縄跳びが跳べません」「腕から回しますがいいのでしょうか」などがよく聞かれます。

ジャンプのタイミングと回すタイミングが交互にならないと縄跳びは成立しませんし、そこに至るまでのバランス感覚・リズム感覚が備わっていないと、縄を回すこともままなりません。

今回紹介するのは、縄を上手に回すためのトレーニング。

むち鉄棒に向かい、縄跳びの柄の部分を片手で持ち、振り下ろして鉄棒に巻きつけます。

巻きつく様と引っ張った時に解けていく様は見ていても楽しくなってきますし、巻きつく感覚と少し引っ張ると解けていく時の微妙な力加減や微振動が手から伝わり、何回も繰り返し行なえます。

むち右手でやったら次は左手。 同じ回数を繰り返し行なうことで均等に力がついてきます。

 

 

 

むち極めつけは両手で巻きつけ!

腕のしなり・手首のしなり・振り回すスピードで何回巻きつくかが変わってきます。

「しなり」を身につけることで、連動感覚や操作感覚が力だけではないことが理解できてきますし、十分に覚えこませることで、野球のピッチングや釣り竿の操作、バットコントロールや水泳のビートにも繋がってきます。

縄跳びを「跳ぶ」という概念から切り離したレッスンをスキップは常に考えています。



2008年11月2日

親子行のプレジャートレーニング

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 1:10 PM

働き通しのお父さんやお母さんのために、親子行のプレジャートレーニングをご提供致します。

【1】足踏みマッサージ

お父さんはうつぶせになり、子どもは背中の上に立ち、かかと立ちやつま先立ちで足踏み開始。お尻→背中→肩甲骨と下から上に向けて後進しましょう。

【2】パンチマッサージ

同じリズムで背中や肩を、同じリズムでパンチやチョップをしてみましょう。

【3】前回りマッサージ

お母さんはうつぶせで、足から首に向けて前回りをしてみましょう。

バランス、リズム、連動(体の使い方)が、お子さんには表れます。さー今夜からレッツトレーニング!



2008年10月30日

目と手の非協応

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 3:14 PM

療育には「目と手の協応」という言葉があり、目で手を見て作業をする事が幼児期には必要です。

物を掴む。紐を結んだりほどいたりする。スコップで砂を掘る。など、基本動作に対して目と手の協応が成り立って、初めて応用となるのです。

自動車の運転。マウスの操作。テレビゲームのコントロール。

目でハンドルやマウス、コントローラーは見ていなくても、うまく調節をして、物事を進めていきます。

基礎を十分に体に覚えこませる事で、目で見なくても手や足が自由に動くようになるのです。

当たり前の事を言っているのですが、逆に言うと、目と手の非協応(応用)をすぐにしてしまいがちなお子さんは、目と手の協応(基礎)が不十分な可能性が高いのです。

まずは目で見て手を動かす練習を十分に行ってください。



2008年10月22日

足を使わずに平均台を渡る?

Filed under: プレジャーアリーナ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 1:10 PM

今週よりトライデントスポーツ医療科学専門学校の学生による実技実習が開校されました。

プレジャーアリーナ内は近隣の子ども達が予想以上に集まってくださり、半分パニック状態。そんな中で学生達は運動指導を11日間行なっていきます。

今日は平均台を使ったトレーニング。

サーキットトレーニングのようにアップダウンやリトルコーンの障害物をまたぎ、落ちないように渡っています。

そこで、「今度は足を使わずに平均台を渡ってみよう!」

「?? そんなことできないよー」

「じゃあ、先生達が手伝ってあげるから頑張ってみよう!」

レッスンモデルの足を持って手押し車のように平均台を渡らせます。

平均台平均台

 

 

 

 

平均台レベル10に挑戦! 障害物を落とさないように渡れるかな?

 

 

 

平均台上り坂にも挑戦! もう少しでゴール。

左右の腕の調整力(バランス感覚)や腕力。上体を保つ為の腹筋力や背筋力。連動感覚(体を上手に使う感覚)や前の子との距離を保つ距離感覚など、さまざまなものがこの中に含まれていますが、普段腕で体重を支え尚且つ制限された道を進むということはかなりの難易度です。

腕支持が耐え切れず腹を打ってしまった子もいますが、それも勉強勉強。 来週はレベル100だそうですよ!



2008年10月10日

経験値の違い

Filed under: プレジャートレーニング,わからなカン — スキップ江原 @ 8:37 PM

プロ野球のバッターは約50キロ近い球を、完全に捉えてバッティングをしているのかというと一概にそうではなく、何万本とバッティングの練習をしている中で、ピッチャーの腕のしなり・投球ホームの癖・球のキレ・変化球に対する対応・読み etc などからイメージとタイミングでバットを振り下ろしているのだそうな。

ボールが1秒間に30回転から伸びる球は40回転以上しているらしく、そんな速い急速を裸眼で見極めるのはなかなか至難の業。やはりプロの領域。

しかし、そんなプロでも3割を打てると名選手。ということは10球中7回は失敗OK!!

経験値が多ければ多いほど上手に見られるのですが、実は次への対応(切替感覚)が上手いのでしょうね。

バスケットでも自分の得意なポジションまで切り込めるから得点力がUPする。サッカーでもいいポジションにボールが来た時にキーパーの居場所や対応が冷静に見極められるから得点に繋がるのだと考えます。

経験値が高い人こそ失敗経験が多いのです。仕事でも営業で10件中10件取れる人はよほどのカリスマ営業マンです。

子ども達にたくさんの経験を積ませてあげて下さい。成功経験も失敗経験も。

決して失敗の時に怒ってはいけません。褒めて、叱ればいいのです。言われなくても本人が一番よくわかっているはずです。



2008年10月6日

肺活量アップには大泣きと風船が効果的!

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 9:42 PM

乳幼児が泣きじゃくる時は、めいいっぱい息を吸って一気に「エーーーン」と大音量で泣きますよね。

赤ちゃんは泣くのが仕事。泣くという行為は人間特有のもので、大声で泣くことにより肺の機能が強くなり、肺活量が多くなります。

泣くのもトレーニングですが、風船を膨らますこともブレストレーニングの1つ。

風船私は上手に膨らませるよー プーッ

 

 

 

風船ボッ ボクも  ブブブブーッ

膨らますための口の形、一気に膨らます為の深い深呼吸、頬の膨らまし方など、構音レッスンにもなります。



2008年9月15日

人間の機能

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:51 PM

力尽くで押したり引いたりしても動かないものも、テコの原理で簡単に動かすことが出来たりします。

鉄棒の逆上がりのレッスンをすると勢いで回ろうとする子が大半ですが、逆さになった瞬間に体がのけぞってしまったり、腕が伸びきってしまったりで、逆上がりとは程遠い場合がほとんどです。

逆上がりをするための体の機能(連動感覚・ボディイメージ)が理解出来ていないだけなので、逆さになっても体のイメージが出来れば意外と簡単に習得可能です。

実は今日、ふらりと寄った行きつけのショップで靴のソール(中敷)を紹介されました。なんと5,000円。 普通なら買わない金額ですが足の裏が楽になるだけでなく、上体の力(腕・肩・指)が裸足の時よりも明らかに少しの力で物を持つ事が出来ることを身をもって照明してきました。

故に姿勢を強制的に変える事で、少しの力で仕事が出来たり疲労度が半減するということです。

人間の機能を微調整するだけで出来ないことが出来るようになったり、少しの力で今までの力が発揮できることを、足の裏にソールを踏みつけるだけで変わるということにビックリ。 ということは、普段の運動でも些細な運動機能の微調整でより簡単に習得できたり、全力でなくても全力に近い能力を発揮できるというボディメカニズムにもつながっていくのでは? と思いました。

トップアスリートは既にこの考えに基づいて、日々の練習から運動機能の微調整(フォーム改造)に時間をかけて行っているのでしょうね。

介護や看護の世界で利用されるボディメカニクス(介助士)も、人間の機能をうまく利用する事で、介助する側も疲労を軽減しています。

ソール1つからたくさんの事を考えさせられました。また勉強のネタが増えました。



2008年9月7日

テニスボールを使って

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 9:27 AM

中川区・冨田教室にて。

テニスボールのロストボールを大量に購入できたので、今日はテニスボールを使ったレッスンをしました。

横軸に動くボールは追視(目で物を追う)しやすいですが、縦時に動くボールは追視しにくく、眼球運動+首の動きが必要となってきます。

目の前ではねるボールに対し、1.離れていく 2.近づいてくる 3.真上に落ちる を経験することで、動体視力と切替感覚(思いがけない時の対応)を養い、他のスポーツにも適応できるようにします。

テニスボールテニスボール

今日のレッスンでは自分でボールを地面にたたきつけ、バウンドを天井にあてようというもの。

力強く地面にあてないと天井には届きませんし、真下にあてないと垂直にボールはあがりません。

力をいかにボールに伝えるか(連動感覚)、垂直にボールを弾ませることができるか(操作感覚)、投げた後の次への対応(切替感覚)・・・。

子ども達は必死にボールをぶつけていますが体育館の天井は思ったより高く、私でも届きませんでした。



2008年9月6日

お試しパック

Filed under: ちょっといい話,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:58 PM

初めてレッスンを受ける方にには「まずお試しパック」を受けてもらいます。

入会希望の方は、どんな先生が来るのかな? 体育家庭教師で本当に上手になるのかな? レッスン内容やプレジャートレーニング(あそび力)の重要性、スタッフの個性をしっかり吟味してもらいます。

我々もお子さんの個性や運動能力を「お験し」させて頂きます。入会はその後に判断して頂きます。

依頼内容(主訴)を、そのものをせずにできるようにならないかと考えています。嫌いなことを練習するよりは気付いた時にはできていた! を目指しています。

できない事があればお気軽に「お験し」をどうぞ。



2008年8月26日

EXアドベンチャー

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 10:13 PM

三交トライパル株式会社が企画したサマーキャンプの引率業務をスタッフ達がこの夏に行ってきました。

帰ってきた彼らからは「面白かった」と口々に言っていました。スタッフが楽しかったのですから子ども達はもっと楽しかった事でしょう。

EXアドベンチャー実はこのキャンプ。長野県白馬村のEXアドベンチャーが目玉の1つ。自然を生かした探検コースで、壁登り・スパイダーネット渡り・ターザンロープなど様々な難関が待っています。

 

 

EX 2EX 3

 

 

 

 

 

 

 

EX 4EX

お子さんの方が躊躇せずに進んでいくような気もします。

私も会社員時代に同じような研修を受けており、チームビルディング(組織作り)の重要性を協力する事によって体験しました。

子ども達の体験や大人のリーダー性を認識する上でも面白い施設だと思います。

スキップ プレジャーアリーナにも取り入れたいものばかりです。



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