指導者の人へ
指導者の人望
子どもを教える前にもう一度、どうして自分が指導者になったのかを考えましょう。
昔そのスポーツをやっていたから。
昔やっていただけで子どもに教えるといった考えは一番無茶な考えです。それはあなたの自己満足だけです。
先生に憧れたから。
「先生」「コーチ」と呼ばれる事にだれも嫌な顔はしません。しかし、その言葉でのぼせている人を多く見ます。
うちの子がチームにいるから。
多くの少年団はお父さん方のボランティアだと思いますが、監督だから我が子はピッチャー。コーチだから我が子はフォワード。
だとしたらそのチームは親のエゴだけのまとまりのないチームで終わっていくでしょう。
子どもは権力の道具ではありません。
頼まれたから。
引き受けたのならとことん子どもの事、チームの事を考えてください。中途半端や片手間で指導をすると子ども達が可愛そうです。
子ども達は必死で何かを体得しようと常に思っています。指導者の言葉一つで人生すら変えてしまうことも十分にあります。
そんな私自身もまだまだ不十分。指導者とは常に考え、成長するものです。