2006年10月11日

自転車 体得への道

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 8:39 PM

「自転車に乗れない」という問合せがここ最近多く、スタッフ達も会員様と頑張っています。

ここで、秘伝の「スキップ流・自転車上達法」をお教え致します。

最終的にはバランス感覚や操作感覚などが必要となってきますが、まずはこの順序でお試し下さい。

1、お母さんが自転車を買って、買い物などで後ろに乗せて自転車に乗っている気分を体験させる。イメージの重要性は大切なことで、「乗りたい」と思わない限り子どもにはノルマになってしまいます。

2、センタースタンド付きの自転車で車輪を上げ、とにかくこぐ練習。走っている気分になれば、心もウキウキ!

3、ペダル部分を取り外し、サドルに座って爪先立ち状態でケンケン走り。スピードに乗れば体も安定し、ハンドル操作も楽チン。

4、ペダルを付けて、いざ踏み込め!視線が前方を向けば、あとはスピードに乗るだけ。一度お試し下さい。 この手順でいい結果が出ましたら一報頂けると幸いです。



2006年10月4日

瞬発力と持久力

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:29 PM

筋肉には瞬間的に力強くエネルギーを出せるものと、長時間持続できるものとがある。

短距離走や高飛びなどは前者で、マラソンや遠泳は後者。

夜に芸能人がスポーツNo1を決める面白い番組がやっていた。さすがTBSって感じであった。

4連覇を狙うお笑い芸人をその他の参加者が連覇止する。2m以上の跳び箱を160cm以上の身長の芸人が、また、元体操選手が3mの高さのそれを跳び越えたり、50人の役者が腕立てを3分以内に150回もするなど、茶の間の私もビックリであった。走・跳・押・・・。

それぞれ得意な種目もあるだろう。すべてがマルチな人はなかなかいない。先日取材を受けた名古屋リビング新聞の「新・運動能力テスト」も瞬発力と持久力が重要視される。普段の生活で反復横跳びや立ち幅跳びなどはめったに出てはこないが、私生活の中で意外とこの1つの力は少なからず使用しているものである。そして普段以上の力を発揮し過ぎて、翌日・翌々日に筋肉痛(あいたたたー)

スポーツの私。全国アベレージと照らし合わせて自分の愚かさを知り、簡単な運動から初めてみてはいかがだろうか?目指せ電話ボックス越え!!



2006年8月28日

パワーハンドとガイドハンド

Filed under: ちょっといい話,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:46 PM

利き手・非利き手がそれぞれあります。

利き手(多くは右手)はボールを投げるのにもトンカチを叩くのにも適しています。

非利き手(多くは左手)は消しゴムで字を消す時に紙を押さえたり、お茶碗を持ったりとサポートに回っています。

宮里藍選手が優勝は逃したものの2連続バーディーを果たしました。パターの精度を上げるためにあえてグリップの持ち方を左右逆にして左手を下に握っているようです。

慣れるまでには打ちにくいのですが、パターには力がそんなにいらない。むしろコントロールが必要。というのがその握りになり結果を出始めています。

イチロー選手は右投げ左打ち。パワーヒッターではない彼は狙ったところに打ち分けるバットコントロールが定評です。左でしっかり狙いを定め右で振りぬく。

生活の中でも右手と左手の役割はしっかり確立されています。

ハサミと紙・箸とお茶碗など。

バランスの取れたこの関係をしっかり観察をして、成長とともにさらに高度な技術獲得となるように生活に組み込んでください。



2006年7月6日

ライバルは自分

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:39 PM

花道のライバルは誰?

もちろん流川。しかし花道と流川はチームメイト。

チームの中では「こいつにだけは負けたくない」と思う選手を常に意識して納得いくまで練習です。

しかし本当のライバルはチーム外。ゴリは魚住。流川は澤北。花道は・・・?

普段の練習で頑張っていても全国のライバルはもっと頑張っていると思うと、もっともっと頑張らなくては勝てません。

強くなりたければ、ライバルはホームとアウェイの1人。



2006年6月26日

連続跳躍

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 10:58 PM

連続跳躍保育園の体育クラブ・児童コースで跳び箱を行ないました。

跳び箱は「助走」→「踏み切り」→「第一跳躍」→「着手」→「第二跳躍」→「着地」のプロセスで行なわれ、足と腕での跳躍・助走力から跳躍力への転換・跳躍リズム・・・。跳び越えるだけでも様々な感覚・能力が必要となります。

今回のメインは「連続跳び」

3つの跳び箱を同じ高さ・徐々に高く・徐々に低く、と変化させ、対応しながら着地点の見極めとリズムのいい跳躍が課題です。

始めはのけぞったり、2つ目が助走足らずで跳べなかったりと悪戦苦闘でしたが、繰り返しの中で徐々に獲得をしていきました。

体の機能が思うように動く(連動)感覚をすぐに身につける子どもの力は計り知れません。



2006年6月24日

親子体操

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:10 PM

下有知小・親子0関市・下有知小学校PTA主催の親子体操依頼を受け、指導をしてきました。事前申し込みでは100名程度だったそうですが130人も参加してくださったそうで、気持ちのいい緊張感でした。

 

 

 

 

 

下有知小・親子11時間半の枠を頂き、「あそび」がスポーツの基礎という話をした後で、お父さんお母さんも一緒になって手遊び・リズム遊び・ジャンケンゲーム・マット運動などで汗を流してもらいました。

 

 

下有知小・親子2手遊びでは両手を握った状態やクロスしてから握った状態から指定した指を合図で伸ばすというもの。普通に握った状態でも「右手の人差し指と左手の中指を出してください」というと、皆さんがジーッと手を見て確認しているのですが、ひねった状態で左右違う指を出すのは至難の業。

目で見てしまうのが逆に混乱を招き、中にはあごで指を触っている方もおりました。

下有知小・親子3お父さんお母さんもわらべ心に戻ってテニスボールの背面キャッチや、正座からのジャンプ立ち、ダルマのように転がり置きを挑戦し、成功した時の歓喜やうまくいかなかった時の笑い声がたくさん響きました。

普段では見られないお子様の成長や、お父さんお母さんの一生懸命な姿がお互いに確認できた時間であれば幸いに思います。お家に持ち帰って密かにできなかったことを練習している方もいるのかな?参加者の皆様。お疲れ様でした。



2006年5月30日

鉄棒あそび

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 8:43 PM

8ab1db42.jpg鉄棒指導を紹介致します。

導入段階ではジャングルジムなどの固定遊具をとにかくたくさん行います。高さに慣れることと手の握り、腕の力で体を預けるなどの狙いがあります。

次に模倣あそび。鉄棒ではオサルさん(ぶら下がり)やコトリさん(腕支持)で動物に見立てた遊びを取り入れます。

極度に怖がる子には向かい合って手をつなぐ「手つなぎまくり」をたくさん行いましょう。

前回り降りほどの目で見る恐怖感は逆上がり(後ろ回り)のほうが全然なく、また、手をつないでいる安心感がリラックスさせます。

次に鉄棒での「足向きまわり」。ここでも手を添えてあげることで安心感をあたえ、もし手が離れたときでも落ちる心配はありません。

空中での回転感覚がついたところで腕支持からの振り飛び降りなどを行い、さー前回り降りに挑戦。

人それぞれですが意外とケロッとできることが多いです。

そして鉄棒の花、逆上がり!

踏み込み逆上がり(勢いをつけて行う逆上がり)では、できたとしても少し高くなるととたんにできなくなるため、懸垂逆上がりを教えています。

子どもは体が軽いので懸垂逆上がりを覚えると、届かない高さの鉄棒でもぶら下がることができれば難なくこなします。

懸垂逆上がりをマスターするために、前回りをしてから降りるまでに腕を曲げて5つ数えてから降りる、回った後に足音をたてずに降りるなど、腕の力を必要とする前回り降りを多く行うことで、できることがあります。

ことばでの説明は少々難しいですが、まずは固定遊具でたくさん遊ぶことです。木登りなんかは最高ですね。

また写真付きで紹介致します。



2006年5月29日

オノマトペ

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 7:12 PM

「サッと回る」「グッと踏ん張る」「ピョンと跳んでパッと着地」など、音にも似た表現(擬音語・擬態語)を「オノマトペ」というそうです。

読売終身名誉監督の長島氏が「パシッとってサッと投げる」「グッと構えてブンと振り抜く」などの表現を多く用いていた気がします。

「サッ」「グッ」の擬音語自体は意味はないのですが、このことばを用いることでなんとなくのイメージが出来あがります。

身近な表現では椅子に腰かける時などの「よっこいしょ」もそれのようで、ことばと同時に体をスムーズに動かす3拍子「ドッ・コイ・ショ」を生み出しています。

また、砲丸投げ選手の投げた時の雄叫びや、テニスプレーヤーのスマッシュを打った時の気合や、卓球選手の打ち込んだ時の声などが、すべてそれにあります。

我々指導者も鉄棒の時に「クルクルーのパッ」、縄跳び中に「クルッピョン」などと多くのオノマトペを使っています。

そのオノマトペで子どもの動きが活性化するならば以前CBCテレビで取材を受けたザブングル加藤さんの圭史君との前回りで言った「キュッとパッと」もまんざら悪くはないですね。

「スラムダンク」30・31巻の山王工業戦、残り2分はオノマトペだらけ。セリフがほとんどない。いやセリフがいらないくらいの気迫溢れる攻防に何度も感動しています。

「左手はそえるだけ・・・。」(これはオノマトペじゃないかな?)

参考文献:コーチング・クリニック(ベースボールマガジン社) 2006年第4号 



2006年5月25日

意識と無意識

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 7:28 PM

初めてのことをする時は誰でも意識をするものです。

自動車学校に通っていた時のことを思い出してみてください。アクセルワークやクラッチのつなく、車庫入れや縦列駐車になるとドキドキものです。

免許皆伝になって毎日利用するようになると通常走行でも視野が広がり余裕すらでてきます。

子ども達のあそび経験も同じで、人見知りや他児との関わりを経て一人あそびから関わりあそびに変わっていきます。

個人レッスンを指導している時に、慣れてきた時を見極めあえて意識させる時があります。

「できた!!」と思った時から得意げになりハプニングが起こりやすいからです。

スノーボード歴15年目の私も滑れるようになったのを妄信して、ジャンプに失敗。右肩の靱帯を伸ばした苦い経験があります。

普段の私生活でも、できた時こそ意識と無意識の使い分けを。



2006年5月18日

狙い撃ち

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 8:42 PM

7d8f3089.jpg単発依頼で瑞穂区内の幼稚園での課外体育教室児童コースを行ってきました。

鉄棒やマット運動を行って本日のレッスンは終了。お迎えの方が来るまで子ども達は思い思いにあそんでいます。

たまたま出っ張った壁に乗っていたリトルコーンを見つけた女の子が、「これ取ってみない?」と1人で倉庫からお手玉を探し出しコーン目がけて投げ始めました。

小さい的に対して距離感を測りうまく投げることは非常に難しく、物との距離を把握する距離感覚・情報を目で捉え、処理し、体をうまく操る連動感覚などが必要となってきます。

10球も投げないくらいで見事命中!当たった時の感動はやはり嬉しいもので、次に言った言葉は「エッパラ先生もう一回乗せて!」

こんな簡単なあそびでも学ぶことが多いです。



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