2012年9月24日

運動会練習

Filed under: 保育・指導のツボ,保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:37 PM

急遽、スタッフ末光が今年度から私より引き継いだ契約園のレッスンを見に行くことに。10月の運動会に向けて猛練習をしています。今日は裏方に徹しつつレッスンの進め方や指示の仕方を入念にチェックしました。

契約園のほとんどは運動会のために体育指導者と契約しているといっても言いわけではないと思います。故に我々が提案したプランニングが園にとってはその年のメインとなります。

週に1回の訪問で子ども達に理解させ、楽しさを持続させながら当日を迎えられるようにレッスンをするのが我々の腕の見せ所。普段は通常体育と共にかけっこやお遊戯の練習もあることでしょうから、我々が提出したプランは我々が出向する限られた日程だけでこなしていかなければ園に迷惑がかかります。

子ども達は楽しく取り組んでいるか、適切な指示はできているか、先生方に趣旨は変わっているか、年長(5歳児)の組み立て体操がどれだけ立派にできるか、子ども達の集中力を如何に導き出すか、は、指導者の普段の関わり方で決まります。


今回は改めてスタッフの現場を客観視することができ、私も勉強させてもらいました。

子ども達は真剣です。先生方にとっても1年の1大イベントです。我々もこの日のために1年間子ども達にレッスンをしてきました。

当日が楽しみです。



2012年9月1日

20年のギャップ

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 3:28 PM

以前、私と20年以上の歳の差がある園の先生や講師先生とよくぶつかった事があります。お互いに意見は正論。しかし、年の功というか頑固というか、御老体の先生方の意見が絶対となってしまうケースばかりでした。

20歳も歳の差があれば当然生きてきた時代が違い、考え方や経験値もはるかに違います。先生方に気に入られようとした時期もありました。気を配り目を配りとにかく物事がうまくいくようにと脂汗を流した時期もありました。

そんな雰囲気でのつき合いですから、そこから学んだ事が多く生かされている反面、その時は苦痛で仕方がありませんでした。結局、意見の食い違いから離れざるを得なくなった大先輩達が多くいます。

彼らから学んだこと。いわゆる反面教師。同じ事を20歳前の時代に戻っていては誰も私に寄り付かなくなるでしょう。彼らの意見を尊重し、学べることは学ぶ。若い意見が出し合える環境を作ってやる。しかしながら抑えることは抑える。

当然、私と学生スタッフの生きてきた時代は違います。それは否定ができないことです。 「できるつもり」「わかっている前提」で説明をすると、以外にも話が食い違うことが多々あります。そこで 「なぜそんなこともわからないの?」と叱ってしまう私がいたら、それは大先輩と同じになってしまいます。

若者は今を一生懸命に頑張っています。私も今を一生懸命に生きています。しかしながら違う時代を生きてきた以上、経験値の少ない下の者が上を者を理解する以上に、経験豊富な上の者が下の考えを理解してやらないと共存はありえません。(理解しても共存は難しいんですけどね。)

今回、東海学園大学の3年生と3日間の合宿に同行しましたが、明らかに私とノリが違います。そののりに入っていくか否かは私が決めることで、そのノリに入れてもらえるか否かは普段の彼らに対する私の接し方だと思います。

20年のギャップを理解してうまく付き合った者勝ちのような気もします。



2012年8月29日

3日間を終えて

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 1:54 PM

東海学園大学 野外運動実習の3日間が終わろうとしています。プログラムは3日間とも濃密スケジュールで通常の座学に慣れている学生にとってはハードスケジュールだったかと思います。

運営側である私自身も学びは多く、学生らとかかわる中でいろいろな話が聞けたり、予想外の考え方を教えてくれたりで、内容の濃い3日間でした。

砂の造形 フライングディスク

竹とんぼ作り 研修だけにとどまらず、世の中には自分の成長に必要な素材は足元にも目の前にも落ちており、運が良い時は向こうから訪ねてもきます。それに気がつくのか、見つけるのか、見落とすのか、通り過ぎるのかは、個々で違います。

見て真似て獲得できる人もいれば、何回失敗しても成功に近づけない人もいるでしょう。今回参加した学生は元気もよく結束力が高いです。この数日間の経験を、社会に出た時に発揮できるように常に身に着けていただきたいと思いますし、何より卒業後も胸を張って自分が学んだ大学の名前が言えるような人間になってほしいと思います。

学生諸君! 3日間ご苦労様でした。



2012年8月27日

野外運動実習 1日目

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:15 PM

昨年に引き続きみよし市の東海学園大学3年の野外運動実習のため、美浜少年自然の家に来ました。今日から2泊3日の合宿が始まります。

今年も暑さは緩む事無く日中はセミの声が暑さを演出していますが、学生達は元気と若さで1日目のプログラムをこなしていました。

私も若い! と思っている反面、明日になると疲れが出るのだろうなーと今からヒヤヒヤです。

教員を目指している学生の模範となるように、また、野外活動の楽しさを出来得る限り伝えていけるように私も頑張ります。



2012年7月2日

将来教員になりたい学生は是非スキップに

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:48 PM

先日ある方に、「学生スタッフは何人くらいいるんですか?」と聞かれ正直に答えると、「そんな人数で回りますか?」と返ってきました。正直回っていません。今も現状で1ヶ月待って頂いている会員様がいます。

スタッフの数ではなく質を求めているが故に数が限られてしまうのです。毎月2名から3名はインストラクター希望の学生に対し面接をしています。が、実際に個人レッスンのサブとして活動し、大半が「甘く考えていました。」「私には難しいです。」といって後退してしまいます。

決してスキップのレッスン方法が難しいとは思わないのですが(私だけがそう思っているだけなのかもしれませんが)、子ども達に運動を教える前段階の「あそび」を教えれないのが現状のようです。要するにあそびきれないのです。

1人を満足に相手にできないと教師になってから大変な目にあいます。1人を満足に相手にできても悩んで相談に来る現職の元スキップインストラクターがほとんどですから。

いい加減な気持ちで会員様の前で先生と言ってほしくないためにも真剣に会員様と遊んで貰います。自分達が小さい頃にあそんできたあそびが多ければ多いほど子どもの目は輝きます。

将来教員になりたい学生の皆さん。興味があったら門を叩いてみて下さい。



2012年6月21日

出来る事に付加価値をつける

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 4:40 PM

生活の中での行動。例えば身支度やお手伝いなど、お子さんが出来る事に少しだけ付加価値を付ける事で出来ていた事がさらにスムーズに出るようになります。

例えば靴下。座って履く事が容易に出来るようになったら、立って履いてみましょう。片足立ちでのバランス感覚が身につきます。

例えば食事。箸で食べられるものを時にはフォーク、時にはスプーンで使う事で、利き手の使い方がスムースに動くようになります。

出来る事を褒め、当たり前になった時にさらに付加価値をつける。生きていく為にはたくさんの試練が待ちうけています。頑張って下さい。

第6回サマーキャンプ開校

1泊2日 飛騨小坂 山キャンプ 昨年の模様はこちら→http://www.sf-skip.com/result/110730.htm

2泊3日 若狭和田海岸 海キャンプ 昨年の模様はこちら→http://www.sf-skip.com/result/110802.htm

皆様からの参加申込みをお待ちしております。



2012年6月14日

となりのトトロの「さんぽ」から学ぶ

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:15 PM

先日、保育園の園長先生とお話をしていた際に、園外保育として近所の堤防までアジサイを見に行く計画をしているという内容になりました。

安全に歩くために下見をし、転んだ時の対処や子どものペース配分など、しっかりと打ち合わせをしているようです。ただ歩くことだけでも安全面からやりすぎるぐらいの配慮が必要なのですが、その反面、本当に歩けなくなっていると嘆いておられました。

となりのトトロに出てくる「さんぽ」という曲は20年たっても子どもたちになじみの曲ですが、この曲で歩いている子ども(たぶんメイちゃん)は、そうとう歩くのが大好きなのでしょう。すごいところを歩いています。

坂道・トンネル・くさっぱら・一本道・でこぼこ砂利道・くもの巣くぐり。ここまでくると探検の領域かもしれませんが、これくらいの散歩を逆にさせたいとも言っておられました。

ミツバチブンブン花畑・日向にトカゲ・ヘビは昼寝。そんな光景を眺めながら新しい発見や季節感を感じるお散歩を幼児期にたくさん体験してほしいものです。



2012年6月7日

上島立兵から学ぶ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 2:59 AM

先生や親の魅力を引き立たせる。やらせるのではなくやる。

折り紙をさせたければ、「やりなさい!」 ではなく 自らやってみる。

「私もやる。」「じゃあボクも。」「なら私も。」「俺も。」・・・「だったらウチも。」  どうぞ どうぞ。

みんなを誘い出せば苦手意識がある子や興味のない子までついてくる。そんな環境を作っていく。 そんなレッスンや保育だとストレスは貯まらない。

興味を持たせて、後は本人がスイッチを押すのをジッと待つ。

頑張れ保育士。頑張れお父さんお母さん。



2012年6月1日

レッスン中に考える

Filed under: プレジャーアリーナ,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:36 PM

アリーナレッスンにて。中学生の会員様のバク転レッスンをのぐち先生まゆか先生が私に引き継いで行っています。お陰で彼女は補助ナシのバク転があっさりとできるようになりました。(少しジェラシーです・・・。)

個人レッスン2人で1人の会員様を担当しているので、なんともVIPなプライベートレッスンです。でも会員様のお陰でスタッフが向上させるための話し合いをします。

レッスン中のスタッフ間の話し合いは失礼なのかもしれませんが、1人よりは1人。様々なやり方が提供できます。

より綺麗なバク転を習得してもらいたいが故に、2人は必死になって打ち込んでいます。

土日にアリーナで行っている個人レッスンも極力2人体制で行っています。休憩中のスタッフ同士の意見交換や会員様に対する次回の対策などを話すことでより質の高い指導法が身につくのではと考えています。この様なスタッフが家庭教師として出向しますので質の妥協は譲れません。



2012年5月31日

スタッフの資質

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:18 PM

ある会員様から「スキップの先生は指導レベルが高いですね。」と言われました。非常に嬉しいお言葉です。

スタッフ対象の指導セミナーを月2回行っているものの、それだけでは指導スキルは向上しません。常々スタッフ達には「会員様から学びなさい。」と口やかましく言っています。

わからない顔をしている時は説明が悪い。
話を聴いていない時は話に力が無い。
子どもが言う事を聞かない時は指導力が悪い。

良い意味でも悪い意味でも子ども達は素直です。包み隠さずストレートに物事を言います。指導者には最強の教材です。

最悪だったレッスンだとしても、その内容を親御さんに説明をして次回につなげなければいけない。学校の先生になる為のPとTの関係が勉強できます。

会員様に感謝です。



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