2007年8月14日

高所平気症

Filed under: プレジャートレーニング,わからなカン — スキップ江原 @ 8:53 AM

昨日、高校時代の同級生4人と思いつき企画で食事をすることとなりました。

年令を重ねるとともになかなか会う事もままならない為、このメンバーとは思いついた日にあう事に決めている。

このメンバーはビジネス的にも頑張っており、床の内装で起業した者・PT(理学療法士)・専門学校の講師。成田で空輸を取り扱っている通関士と、先日結婚したもうすぐ売れる役者は今回欠席。

会話も弾むにつれて、講師とPTの席ではいつも教育・療育の話になってしまう。

そこで不思議な言葉を聞きました。

「高所平気症」

子どもは立体的なものに対する感覚が未発達で、自分が高層マンションに住んでいても高いところにいるという意識があまりない。また高層マンションで育つ子供は、高所に慣れる傾向があるため、高さについての恐怖心が薄くなる「高所平気症」になりやすい。

原因とは一概には言えないものの、下を覗き込んだりしているうちに誤って転落してしまうケースもあるとのこと。

ブランコや滑り台など、外で遊ぶことが重要とされています。

地に足がついているようで、地面に足がついていない現代の生活事情。

あそびの中での高さに対する恐怖体験も必要なのかもしれません。

脚立でのトレーニングや跳び箱からのジャンプで重力を感じるレッスンを多く取り入れています。

降りることも大切ですが、「登る」行為があってこその「降りる」だから、そのレッスンが成り立っているのです。

高層マンションにお住みの方。やはり階段使いましょうよ。心も体も鍛えられますよ。

(参考文献 Sannkei web )

PS タツコー、大ちゃん、ブーちゃん。昨日はお疲れ様でした。



2007年8月11日

登るも残酷、降りるも残酷。

Filed under: プレジャートレーニング,保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:51 PM

保育園に突如現れた土山。ダンプ1杯分。

子ども達の絶好のあそび場となっている。

動物の本性なのだろう、毎日のように穴を掘り形は徐々に変わってはいくが、それも子ども達のあそび力(プレジャートレーニング)の1つ。

プール前の準備体操は山登り。

赤土登る時もルートを考え、急な坂道は手を使わないと登れないくらいの斜度。

当然下りはスピードがついてしまい転倒者続出。

体重の移行・足首や膝の使い方もさることながら、根性が試される。

ここの保育園のいいところは、絶対先生は手を出さず最後までやり遂げさせる。

時間がかかってもそこは譲らない。 転んだり滑落しても自分で立たせる。

それもこれもプレジャートレーニング。



2007年8月10日

自分との戦い

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:32 PM

中川区・冨田教室にて。

舞台の上に設置された脚立の上から跳ぶというあそび。

約束事として、
1 登る時はまず脚立のてっぺんを乗り越えなければならない。
2 好きな高さから跳び降りればOK

ダイビング自分の跳び降りれそうな高さを自分達で考えて、自分の意思で跳ぶ事がレッスンの意図で、1人にかける時間は惜しまない。

時に、みんなが跳んだからと脚立のてっぺんから跳びたいのだが、その勇気がすぐに出ない子もいる。

自分との戦い。誰も急かしてはいけない。

みんなが見ている中で跳ぶ事も素晴らしいが、自分が納得して跳び出してくれた事に拍手!!

 

記念撮影先週の冨田教室で、トライデント スポーツ医療科学専門学校 チャイルドコース2年の体験実数の前期が終わり、最後はみんなで記念撮影。

みんないい顔してるかな?



2007年7月20日

ショットガン・タッチ

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:44 PM

中川区・富田体育教室にて。

児童コースは、マッスルランキングー。 ショットガン・タッチ。

ショットガン・タッチ助走をつけてからヘイヘイボタンを押したら、次世代の高性能アナログセンサー?)が反応して・・・。

 

 

 

ショットガン・タッチ 2ボールが落ちて見事にタッチ!!

落下運動に対する距離感覚とダッシュ力など、あそび力養成に関して素晴らしい単元でした。

実況・解説も含め、トライデントの学生が企画した力作の実習でした。



2007年7月6日

サマーキャンプ

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:53 PM

スキップ起業3年目にして初企画のサマーキャンプを8月8日、9日に実施致します。

今回の教育キャンプに関しましては私も含めすべてが手探りで、準備から実施に至るまでにつまづきも予想されますが、申し込みも徐々に集まり楽しみなキャンプが予想されます。

スタッフに関しては、普段のレッスンとは違い、生活面や自然に対する配慮、タイムプログラムに沿った迅速な対応が表われ、会員様の参加費を預かった上でしっかり勉強させて頂きます。

会員様におかれましても、ただ「楽しい」「夏休みのいい思い出になった」だけではなく、スキップが考えるプレジャートレーニングの観点から、「あそび力」「生活力」「応用力(いたずら心)」をしっかり身につけてもらえるような内容を提供致します。

例えば 「食」

上げ膳据え膳は一切致しません。火をつける。米を研ぐ。野菜を切る。米を炊く。できることはすべて経験させます。

ご飯はこうしてできる(こんな風にでも炊ける)という事を知り、みんなで作ったご飯を食べます。

キャンプだから当たり前! と思う事が、子ども達には意外と当たり前ではない事もあります。

「命の授業」とまでは言いませんが、生活力を高めて帰宅して頂きたいと願います。

7月20日が締め切りですので、よろしければお問い合わせ下さいませ。 お待ち致しております。



2007年7月5日

プレジャートレーニングクラブ 開校

Filed under: プレジャーアリーナ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 8:32 AM

いよいよ本日よりプレジャーアリーナにて「プレジャートレーニングクラブ」を開校致します。

毎週行なわれるダンスクラブ(火曜日)・体育クラブ(金曜日)に続く3つ目のクラブ開校で、毎週木曜日に行ないます。《すべてのクラブとも年間カレンダーに基づき年間40回のレッスンです》

イメージそもそも「プレジャートレーニング」とは、一言で言ってしまえば「あそび」です。

「握る」 「登る」 「歩く」 「投げる」 「追う」 「叩く」 「跳ぶ」 など、日常生活で当たり前に行っている基礎的な運動を2つ以上複合的に行う事で運動能力の基礎を高め、生活力・協調性・社会性などをも高めるクラブです。

例えば“なみなみ水を注いだコップ”を持ちながら“平均台を歩く”。

これから考えられる事は、

1.コップへの手元の意識と平均台への足元の意識。上下の眼球運動による集中力が養えます。

2.手を規制されていることで上体・下体のバランス感覚が養えます。

3.目から入った情報をを大脳で処理し、各部位へ指令を出す一連のプロセスから見られる、体の使い方や身体図式・連動感覚)が理解でき、更なる難関へも対応できる学習能力が養えます。

土日限定の個人レッスンで行っている内容を集団で行っていく事で、社会性を学ぶ・他児の行動を見る)も学ぶ事ができ、運動が苦手なお子様への「あそび力の底上げ」を狙いとしております。

詳しくはウェブサイトよりご確認頂くか、直接お問い合わせ下さい。

たかが「あそび」、されど「あそび」です。



2007年6月18日

空中ブランコ

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 9:51 PM

アリーナでの個人レッスンで空中ブランコに挑戦!

空中ブランコ跳び箱の上から背を伸ばしてブランコを掴み、準備OK!!

自分のタイミングでブランコに身を任せるのですが、この瞬間がみんなドキドキ。

 

 

 

 

空中ブランコ飛び出してしまうと、自分の握力・懸垂力・調整力が頼みの綱。

足が地面についていない事が、人間にとっては不安材料になる。スイングしている間に安全なボールプールで手を放すタイミングを図って・・・。

 

 

 

 

空中ブランコボールプールにザブーン。

前後に揺れる感覚や落ちる感覚から運動感覚を刺激し、鉄棒などの空中での回転感覚・プールの飛び込みなどにつながります。

この会員様は味をしめて何回も続けてやっていました。(実際楽しいです)

 



2007年6月11日

超越した運動感覚

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 4:04 PM

先日のブログでも紹介した、「あしたのジョー」改め「アシカのショー」。

アシカはもともと研ぎ澄まされたバランス感覚や運動感覚を兼ね備えているのでしょうね。

マーリン流線型の体で無駄なく、且つ、重力を感じながら頭を上にして泳ぐ為に、前頭葉や三半規管が発達しているのだと思います。

また彼らは、「やらされている」という義務感ではなく、「これをしたら誉められる」「これをするとご褒美がもらえる」という恩恵を受けることで、楽しんでやっています。

アシカのショーイヌやネコの調教もそうだとしたら、子どもの躾も「頑張ったら誉めてもらえる」という自分以外の人物から認知される事で、より楽しく物事に打ち込むかもしれません。

(例外ばかりだから悩まれているとは思いますが・・・。)

飛んできたボールやポールを鼻先で扱うアシカのショーは、ある意味、その潜在能力を見出した調教師の賜物だと思います。

得意なものを見つけそれにとことん打ち込めば、その技能を見たことない人は「すごい!」と拍手ものです。

人に自慢できる皆さんの得意技は何ですか?



2007年6月7日

大垣市・教育研究会

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:51 PM

今夜は、大垣市立幼稚園連盟からの依頼で、幼児教育研究会「運動大好きっ子を育てるには」をテーマに、講師を務めてまいりました。

教育研究会1教育研究会2

保育を済ませてからの参加で先生方はお疲れにもかかわらず、一生懸命にあそびに参加していました。

 

 

教育研究会3教育研究会4

できた時の歓喜、難しい事をする時の「エーッ」、失敗したり上手くいった時の笑いは、どこの会場も一緒で、子どもに必要な「あそび力」を体で体験して頂きました。

 

教育研究会5教育研究会6

マット・跳び箱の補助法を含め、その素材を生かしたあそびの紹介や実技を行い、できない子や苦手な子のどこに原因があるかを追求したり、苦手意識からの克服を原点に返って取り組むよう、皆さんと考えていきました。

1時間半の持ち時間でしたが、先生方の爽やかな笑顔に今夜も出会え、私も勉強になった初夏の一時でした。

参加された先生方、大変お疲れ様でした。



2007年4月20日

買い物競争

Filed under: プレジャートレーニング,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 8:41 PM

中川区・富田教室にて

児童コースは運動会ゲーム。

A・B 2つのチームに分かれてリレーをしました。ただのリレーではなく買い物競争。

靴下はどこじゃ??1つ目のマットは「靴下やさん」。

さっきまで履いていた、甘酸っぱい靴下。穴あき靴下。ほんのり湿りっけのある靴下が選り取りミドリ。

「僕、さっきまでどんなの履いていたかな?」
「お母ちゃん、どれだったっけ?」

靴はどこなんじゃ!?靴下やさんで靴下を履いたら、次のマットは「靴屋さん」。

かっこいい靴。水虫の靴。大きい靴。汚い靴・・・。大売出しですよ!!

「靴の中に靴が入ってるよ?」
「片方が見つからない!!」

生活力を高めるために、目で見て手を動かすことが必要となってきます。(目と手の協応作業

服を着る。靴下を履く。帽子をかぶる。お尻を拭く・・・。

簡単な生活力から獲得していくことで、あそび力・運動力がさらに高まってきます。



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