お昼寝もプレジャートレーニング
保育園では8月いっぱい午睡(お昼寝)をするところが多く、午前中に思いっきりプールあそびをし、お給食を頂いた後で、ホールや教室でお昼寝の用意をします。
各自お昼寝セットが用意されており、子ども達は自分ですきな所に運び、上手に布団を敷きます。
風呂敷に包まれたお昼寝セット。まずは背くらいある布団の束を運ばなければなりません。
担ぎ方によっては前がまったく見えません。両手がふさがれ前方が見えない中で、耳で周りの状況を感じ、イメージで前に進む。
平均台渡りでよく物を持たせて障害をまたいだり、床においてあるボールを拾いながら前に進ませますが、足元・視覚・両手バランスの制限をした状態でどのように目的を果たすかが普段の生活で表れています。
好きな場所まで到達したら難く結んだ風呂敷をほどきます。
結んである状態を把握して指先の末端に力を入れてほどいていく。
引っ張るだけではほどけません。
縄跳びの単元では跳ぶ事よりも、結ぶ・ほどく事に時間をかける事があります。
お昼寝1つをとってもプレジャートレーニング(あそび力・生活力)要素がたくさん備わっています。