目と手の非協応
療育には「目と手の協応」という言葉があり、目で手を見て作業をする事が幼児期には必要です。
物を掴む。紐を結んだりほどいたりする。スコップで砂を掘る。など、基本動作に対して目と手の協応が成り立って、初めて応用となるのです。
自動車の運転。マウスの操作。テレビゲームのコントロール。
目でハンドルやマウス、コントローラーは見ていなくても、うまく調節をして、物事を進めていきます。
基礎を十分に体に覚えこませる事で、目で見なくても手や足が自由に動くようになるのです。
当たり前の事を言っているのですが、逆に言うと、目と手の非協応(応用)をすぐにしてしまいがちなお子さんは、目と手の協応(基礎)が不十分な可能性が高いのです。
まずは目で見て手を動かす練習を十分に行ってください。