縄跳びが楽しくなるトレーニング
この時期に課題となる運動に「縄跳び」があります。
お母様方の質問に「縄跳びが跳べません」「腕から回しますがいいのでしょうか」などがよく聞かれます。
ジャンプのタイミングと回すタイミングが交互にならないと縄跳びは成立しませんし、そこに至るまでのバランス感覚・リズム感覚が備わっていないと、縄を回すこともままなりません。
今回紹介するのは、縄を上手に回すためのトレーニング。
鉄棒に向かい、縄跳びの柄の部分を片手で持ち、振り下ろして鉄棒に巻きつけます。
巻きつく様と引っ張った時に解けていく様は見ていても楽しくなってきますし、巻きつく感覚と少し引っ張ると解けていく時の微妙な力加減や微振動が手から伝わり、何回も繰り返し行なえます。
右手でやったら次は左手。 同じ回数を繰り返し行なうことで均等に力がついてきます。
腕のしなり・手首のしなり・振り回すスピードで何回巻きつくかが変わってきます。
「しなり」を身につけることで、連動感覚や操作感覚が力だけではないことが理解できてきますし、十分に覚えこませることで、野球のピッチングや釣り竿の操作、バットコントロールや水泳のビートにも繋がってきます。
縄跳びを「跳ぶ」という概念から切り離したレッスンをスキップは常に考えています。