慣れる
初めてのことに対し、始めは要領もわからず覚えようとするがあまりぎこちない動きで行う作業も数をこなすうちに体が動きを覚え習慣化されていきます。それを一般的に「慣れ」といいます。
慣れ始めた時に事故は起こりやすいものですが、箸を使う。縦笛を吹く。ドリブルをする。字を書く。車を運転する・・・。生活に直結することや趣味、習い事、仕事などほとんど全ては、「基礎」→「慣れ」→「応用」の流れだと思います。
例えばアルバイトでレストランの接客をしたとします。研修期間は挨拶の仕方やオーダーの取り方など見えなければならない事ばかりでしょうが、慣れ始めると笑顔で対応できたり空いた皿を下げるなどの気配りもできるようになります。例え別の店に移転したとしてもその店の基礎だけを覚えれば慣れる為の時間はさほど必要ではないでしょう。
携帯電話もスマートフォンに移行してからはずいぶんと手間取りましたが慣れてしまえば問題ありません。
大人も子どももその「慣れ」にあそび要素が加わればもっと速く上達していきます。
全ての事柄においてまず「慣れ」は訪れます。「この仕事に慣れない」という人は、人間関係や組織に慣れていないだけのような気もします。そう考えると物事になれるためには対人関係のコミュニケーション感覚も幼児期から伸ばす必要があるのでしょうね。
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