幼保一元化の動き
今朝の新聞に「こども園に10年で統合」という記事が一面に出ていた。2013年以降順次、準備が整ったところから移動する方針だそうだ。
保育園は厚生労働省管轄の福祉の面から着目した、いわゆる「保育所」。働く親達のための一時預かり所から今に至っている。それに対して幼稚園は文部私学省管轄のいわゆる「寺子屋」。小学校準備のために読み書きを習うための勉強をするところ。
ルーツは違えど今も寺や教会が母体のところも多く、私立・公立もそれぞれ存在する。
都会では待機児童が多くいるようで、一概にこの問題はYesともNoとも言いがたいが、幼稚園によく見られる「学校法人」や保育園によく見られる「社会福祉法人」に加え、審査はあれど「株式会社」の参入も門戸を開くようで、さらに子どもの取り合いの様子も伺える。
実際問題、親への利便性を重視しての提案だろうが、現場で働く保育士や幼稚園教諭はこの問題に対してどのように考えているのでしょうか?
一概に「一体化」が良いのか悪いのかはやってみないとわからない点も多々あると思うし、こんな時代だからが故に改革(チェンジ)が必要なのかもしれないが、ゆとり教育のように子どもが振り回されなければと、ただただ願うのみである。
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