成熟すると脳で考えることをしない。
今朝移動中にラジオで面白い話がありましたのでブログにします。
《問題》
バットとボールがあります。
バットのほうがボールより値段が高いのです。
バットとボール、あわせて1ドル10セントします。
バットのほうがボールより1ドル高いんです。
ボールはいくらでしょうか?
人は成熟してしまうと過去の経験や応用からある程度のことができてしまう反面、頭を使わなくなってしまいます。
歳をとると決まって「昔から決まってる!」「言われた通りにやれ!」などと言ってしまう方が多いようですが、簡単な問題や運動にこそ落とし穴が潜んでいます。
簡単だからとバカにしているわりには意外とできないことが世の中には多いとは思いませんか。
「ついうっかり」「やったつもりなんだけど」などの失敗も笑いですめばいいのですが、慣れてくるとこのミスも増える可能性が高くなってきます。
道路交通法違反で捕まるのはまさにこれで、体に染み渡った運転マナーですが、法定速度や案内標識などを見落としたり完全に忘れているために、検挙されてから「そうだったのか」と思うことがあります。(私もお世話になった経験が多々ありますが・・・。)
「出来るから」「やったことがあるから」という邪念を封印し、どんなことにも立ち止まって考える余裕があってもいいかもしれませんね。
ちなみに先ほどの問題の答えはわかりましたか?
答えは5セントですよ。
見た目で答えを出した方は残念でした。
当たった人は大きな声で手を上げて万歳をしましょう。