2009年6月18日

校外分散学習

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 3:03 PM

2006年に続き、三重県桑名市立陵成中学校の3年生5人が、スキップへ職業体験に訪れました。

どの職場へ訪問するかを事前にネットや情報誌で探し、挨拶状と共に電話でのアポイントまで全て生徒らが自ら行うという徹底ぶりでした。

事前に頂いた質問項目に対し経験談なども交え質疑応答をした後に、10分ほどあそび力を鍛えるプレジャートレーニングを経験してもらいました。

始める前には「難しそう」という声も出ましたが、笑いの多い実技体験となりました。

平均台渡りスイングブランコ

お昼からは先生達に報告する為に一旦指定された場所へ集合した後に、名古屋を探索するようです。いい思い出をたくさん作って下さいね。

アリーナはいい社会勉強になったでしょうか。



2009年6月17日

無計画からの反省

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:22 PM

トライデントスポーツ医療科学専門学校・子どもスポーツインストラクター専攻2年の実習にて。

うんどう療育学の実技実習2日目。本日のお子さんは活動的な年中の男の子。ほとんどの課題を難なくこなすほどの運動神経の持ち主。ただ、規制が入るとジッとしている事ができず、待つ・座る・立っているなどの事は大の苦手。

レッスンモデル今回の学生は事前に渡されたカルテを見ながらも何をしていいのかがわからない様子。50分のレッスンで持ちネタをほんの15分で出し尽くしてしまった。

そうなると子どもが主導権を握り「これをやろう」「あれがやりたい」「それはやだ」「もうあきた」のオンパレード。

学生は今から追いかけるように準備をするのが精一杯。

レッスンモデル当然反省会ではその他の学生からの指摘が待っており、実習も含めてキツイお灸を据えられていました。

完璧にやらなくてもいいのです。完璧にはできませんから。50点でいいのです。でも100点を目指す意気込みでやらなくてはいけません。

子ども達のレッスンは計画通りにいかないものです。だからと言って無計画ではいけません。

この日の1人は指導面からは0点だったかもしれませんが、他の学生達に「これではまずい」という思いを吹き込ませた点からは100点だったでしょう。

子ども達から学ぶことが本当に多く毎日が勉強です。座学や教科書も大事ですが脂汗をかいた事で大変いい経験をしたのではないでしょうか。



2009年6月16日

二人の誕生日

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:32 PM

赤ちゃん先ほど、体育指導の契約をしている保育園の先生からメールが来ました。

「今日の14:20に2,896グラムの女のコが生まれました。先生と同じ誕生日になるとは思わなかった。
入院して15時間・・・ 死ぬかと思いました。旦那似かなぁ?」

予定日が11日。5日遅れで元気な命が今日も宿りました。母子共に健康で月曜日には退院だそうです。

そんな私は38回目の日を迎えました。普段と変わらない1日ですが、連日のいい知らせに気分はかなり幸せです。

それにしてもおめでとう。ユミ先生。



2009年6月14日

幸せのお裾分け

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

夜中に一通のメールが来ました。

「電話してもいいですか?」

私が体育指導者となって間もない頃に、小学4年生だった女の子からでした。4人兄弟の長女。面倒見がよく弟達のことを本当に可愛がっている姿が印象的で、サッカーのレッスン中も学校帰りにボール拾いを手伝ってくれたり、他の子の相手をしてくれたりと、とてもよく出来た女の子です。

高校受験・大学受験の際も必ず相談の電話があり、英文科の高校から看護大学に進み今では看護士2年目である。

「先生、誕生日近いから電話してみた。」

私のそんなことまで気にかけてくれる彼女に、

「私のことはさておき、彼氏とうまくやってるの?」と聞くと、

「その事なんだけど・・・。先日プロポーズされて後日彼が両親に会ってくれたの。」

プロポーズを受け感動の涙を流したこと。 就職間もないのに職場の人関係は大丈夫だろうか? 披露宴に彼がピアノ演奏をしてくれると言ってくれたこと。 おまけに「2次会にはえっぱら先生を招待してあげる」と、短い間に様々な情報が飛び交ったことを延々と話してくれました。

「お話に付き合ってくれてありがとう。今夜は幸せのお裾分け。」と言い電話を切りました。

結婚は3年後の予定でまだまだ先のことですが、幸せなカップルが誕生しそうです。



2009年6月13日

プレジャートレーニング的 お店屋さんごっこ

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 10:54 AM

大垣市立 江東幼稚園にて。

靴屋さん靴屋さん。

左右反対に履いてはいませんか?

 

 

靴下やさん靴下屋さん

かかとが上ではいけませんよ。

 

 

帽子屋さん帽子屋さん

自分の帽子はみつかるかな?

脱いだものを数ある中から探し出し、その場で身につけて次のお店屋さんに行きましょう。

テイクアウトはNG。

見つけたものは、必ず立って手を使って身につけましょう。

生活の中にも一工夫でトレーニングに早代わり。お子さんの生活力を高めてあげてください。



2009年6月12日

アジサイの花

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:36 PM

今週に入り全国的に梅雨入りをしましたね。

季節により彩られる花々を見て心が落ち着くのは、花が持つパワーなのでしょうね。

保育園のレッスンの帰り道に川のほとりに咲いているアジサイの花に見とれてしまいました。

あじさい鮮やかな青色が力強く咲いています。以前、山川と移動中に「自然界に綺麗な青色ってなかなかないね」という話をしていましたが、アジサイの花は綺麗な青色に染まっていました。

来週には紫やピンクに色を変えていくのでしょうね。



2009年6月11日

今の子ども達に残せるもの

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 11:59 PM

地球温暖化を防止しCO2率を一気に削減させる3つの方法。

1、アメリカ本土が車を一切使用しない。
2、ブラジルがアマゾンの木を伐採しない。
3、中国・インドが石炭を燃焼させない。

だそうです。

事実、無理な話ではありますが、便利さが優先してしまったが故に失うものも大きくなってしまいました。

今の子ども達は我々の幼少の頃より残酷な生活を送ることになるでしょう。

物価は高くなり、老人も増え、社会問題を押し付けられ、物は豊かだが希薄な社会・・・。

20年後はその子ども達が社会人となり日本を背負って立ってもらわなければなりません。

環境・奉仕・福祉・・・。小さいことでいいんです。今できる事を今から実行しましょう。



2009年6月10日

滑車を使っての持ちあげトレーニング

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 11:52 PM

池谷の療育個人レッスンで、滑車を使ってタイヤチューブを持ちあげるというあそびを行っていました。

定滑車当初はこのチューブにぶら下がって臥せ(屈曲姿勢)チューブの上に丸まって抱え込み抱きつく姿勢で自分の体が支えれるかを試したかったのですが、まだそこまでの力もなく、それ以前にそのあそびには興味がもてなかったようで、むしろ池谷がやることに対する模倣が楽しいようで、奪ってでもロープを引っ張っていました。

ロープを引っ張ることで肢腿の踏ん張りと四肢の力が鍛えられ、何れはぶら下がりや抱きつきなどの重力を感じるあそびにも興味を示してくれるのではないかと思います。

頑張って持ちあげよう!!



2009年6月9日

実技実習

Filed under: プレジャーアリーナ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:59 PM

トライデントスポーツ医療科学専門学校子どもスポーツインストラクター学科2年の学生による「うんどう療育学」の実技実習が始まりました。

前期14週のうちの前半7週を発達障害の事例や特徴などの紹介、今日からの後半7週はスキップの会員を1名ずつ招き、実際に学生らが1時間のレッスンをしてもらいます。

うんどう療育学 実習X(エックス)単元=単元は自由。子どもの興味を示すあそびや予め設定したあそびに対し基本運動となる36の動作をテーマに考え、1つ1つの行動を観察しながら関わっていくというもの。

毎週私とのレッスンで厳しい試練を受けている会員様にしてみれば、今日の学生らは仲良くあそんでくれる大きい子ども。自由気ままにあそんでいます。

うんどう療育学 実習レッスンというよりはあそばれている。

指導というよりは振り回されている。

学生らは思い通りにいかない歯がゆさと、どうしていいのかわからない焦りで頭が真っ白の様子。余裕がありません。

会員様は見事に学生らに試練を与えてくれました。

残りの学生も心の中では「来週はどんな子が来るのだろう・・・。」と余裕が無さげ。

療育指導者を育てる授業ではありませんが、子ども達の行動のすべてに興味があると考えた時、1つ1つの行動にどんなく味があるのかを子どもの視点から考えてくれればと思っています。

今日の担当だった2人の学生は大変ご苦労様でした。いい汗がかけましたか?



2009年6月8日

補助をする時。補助をしない時。

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:47 PM

毎日のレッスンの中で主訴に近づいている子や、苦悩の末に達成できた子を数多くお世話しています。レッスンを受けた子はすべてが宝です。宝を光らせるためにありとあらゆる手段を使って最終的に自分で輝けるように、「あと少し」を手助けしています。

べったりと補助をしている時の方が子ども達も安心をするでしょうが、それでは獲得にはなりません。最終的には1人で出来て初めて完成なのです。

補助をしてもらう時は「練習」「学ぶ」。1人で挑戦する時は「試練」「鍛錬」です。

仕事でも同じで、教えてもらえるうちが華。いずれは1人でやらなければならないときが来るでしょう。

今日、カルチャースクールの「体育・プレジャートレーニングクラブ」で、児童コースの1人が逆上がりを完成させました。補助するタイミングでは励まして、補助をしないタイミングではやれる気にさせ見ていないフリをする。 

あら! できちゃいました。 

「先生見ていなかったからもう1回!!」

「見てなかったの?仕方ないなー。もー」

そんなやりとりの中でのレベルアップが理想です。



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