無計画からの反省
トライデントスポーツ医療科学専門学校・子どもスポーツインストラクター専攻2年の実習にて。
うんどう療育学の実技実習2日目。本日のお子さんは活動的な年中の男の子。ほとんどの課題を難なくこなすほどの運動神経の持ち主。ただ、規制が入るとジッとしている事ができず、待つ・座る・立っているなどの事は大の苦手。
今回の学生は事前に渡されたカルテを見ながらも何をしていいのかがわからない様子。50分のレッスンで持ちネタをほんの15分で出し尽くしてしまった。
そうなると子どもが主導権を握り「これをやろう」「あれがやりたい」「それはやだ」「もうあきた」のオンパレード。
学生は今から追いかけるように準備をするのが精一杯。
当然反省会ではその他の学生からの指摘が待っており、実習も含めてキツイお灸を据えられていました。
完璧にやらなくてもいいのです。完璧にはできませんから。50点でいいのです。でも100点を目指す意気込みでやらなくてはいけません。
子ども達のレッスンは計画通りにいかないものです。だからと言って無計画ではいけません。
この日の1人は指導面からは0点だったかもしれませんが、他の学生達に「これではまずい」という思いを吹き込ませた点からは100点だったでしょう。
子ども達から学ぶことが本当に多く毎日が勉強です。座学や教科書も大事ですが脂汗をかいた事で大変いい経験をしたのではないでしょうか。