五感の1つをさえぎる
トライデントスポーツ医療科学専門学校・チャイルドインストラクターや年の授業にて。
今年度より「うんどう療育学」という授業も担当となり、発達に遅れのある子ども達についての症状やアプローチの仕方を研究し、実際に子ども達とのマンツーマンレッスンを実技として行っていきます。
今日の授業は「視覚をさえぎる」。
座学ばかりではなかなかわからないので、郊外学習と銘打って外に出てみました。
1人はナビゲーター、1名は完全に目を閉じてナビゲーターに身をゆだねます。
ナビゲーターは盲導犬、主人を気遣いながら主人の速度に合わせて道案内します。主人が頼れるのはナビゲーターの綱のみ。
目的地までのルートはそれぞれ自由。但し、目的地の途中だろう場所で交代するのがルール。
Bグループは神社の境内を抜けて一歩リード。
「超こわいー。」実際に目を閉じて歩くのは相当の恐怖のようです。
普段、見える・聞こえる・心が動く・・・などの感覚は、無意識に情報として取り入れられていますが、1つでもさえぎられた瞬間に緊張と混乱が襲います。その際に聴覚・嗅覚・触覚が如何に視覚を補えるかを体験してもらいました。
なかなか補うまでには至りませんが、肩だけでも人を助けることが出来るということは1人1人が理解してくれたと思います。