保護者へのメッセージ
先月、名古屋本部のある地域密着型ビジネス支援施設から巣立っていったDOG☆BELLの奥田さんと話す機会があり、食事を交えてのビジネストークとなりました。
同施設を巣立っていったという事は、独立・起業に続き事務所確保という更なる一歩を踏み出された成功者の証。羨ましいばかりです。
この奥田さん。犬のしつけとドッグシッターを専門に行っている傍ら、飼い主に対する人と犬の関係の意識向上を目指し随所で働きかけおられます。
ビジネス上、犬と子どもで向き合う相手は違いますが、躾や接する志などの面では通ずるものがかなりあり、ついつい話にも熱が入ってしまいます。
そんな中、リードの話となりました。犬につけるリード(綱)を外して散歩をされる飼い主が最近多くなってきました。公園でのレッスンでも綱を付けず放し飼い状態でウロウロしている犬も少なくありません。某公園でのレッスンでは備品のリトルコーン(工事現場のパイロンの小さいもの)にオシッコでマーキングをされたことさえあります。
飼い主は「リードを付けることが可愛そう」という意見が多いそうですが、奥田さんは「リードは犬に対する躾と安全の確保」と話してくれました。
依頼に基づき飼い犬と接しながらも、教え諭すのは犬ではなく実は飼い主。とも話して下さいました。
我々も同じようなことが言えます。
鉄棒やプールなど個人レッスンの依頼が多い中、お子様の躾面をも運動で改善できればと考えておりますが、週に1回・1時間はきっかけにしか過ぎません。しかし、我々には強いインパクトのきっかけを作り出す力があります。
後は子ども自身であり、家族ぐるみの働きかけにかかってきます。
お子さんとのレッスンの中で、実のところ一番参考にしてほしいのは保護者の方々なのです。 お子さんをリードでくくる必要はありません。 その代わりに親子の絆で固く結びついてほしいとスキップは願います。