自分のもの以外も大切に使う心
自分のものは大切にしようと誰もが思うでしょう。それが買ったばかりのものだったり高価なもの、無くてはならないもの、愛着があるものでしたらなおさらでしょう。
同じものでも他人(他児)のものですと、少し気持ちの入り方が違うと思います。
公共のものはどうでしょうか? 自分のものでなければ他人のものでもありません。でも、無いと困るものばかりがほとんどです。
自分のものだけでは成功しない場合や自分の力だけではうまくいかない時に、人のものや力を借りなければならず、使用後に「ありがとう」という感謝の気持ちを込めた美しい言葉が日本にはあります。
その「ありがとう」の言葉の奥底に「また困った時にはお願いします」という催促も含まれていることが多いような気もします。
自分のものは後まわしでもいいのです。 でも、それ以外のものも大切に使う心を失わないでくださいね。
話は変わって、今日のニュースで「児童・生徒による校内トイレ掃除の復活」とありました。
掃除の時間は教室だけではなく共用スペースも役割分担があって、するものだというイメージしかなかっただけに「復活」という言葉に私は正直ビックリしたのですが、皆さんは学生時代どうでしたか?