駆け込みレッスン
昨日、「今週の土曜日が運動会なのですが逆立ちができません。」という内容の小学5年の女児からの問い合わせがありました。
あと数日。依頼にしては遅すぎる内容。スタッフの調整に早くても1週間はかかる為にお断りすることまで考えました。
救いな事に、高学年ということで時間帯が多少遅くなってもいいという事と、簡単な運動が出来る室内空間があるという条件から、異例中の異例で休日の対応、すべての業務を済ませてから夜遅くのレッスンにお邪魔しました。
やる気は十分。体も柔らかい。逆さ向きになった時の感覚が統合されていないのと、勢いをつけて倒れこむ事が怖いだけとふまえ、立った状態で上体をそらし、ブリッヂの練習をして感覚を十分に養いました。
次に逆立ち。視線がおへそを向くと前回りになってしまいます。地面を見て勢いよく飛び込みます。
お互いに補助をしあう事で体重の加わり具合が体から伝わり、自分が行う際に何かを感じ取って1回目とは違う変化をしようとし始めます。
40分のお試しレッスンで、ほとんどあがらなかった足が腰以上にあがるようになり、小学生の補助ではまだ難しいものの、楽に補助倒立ができるまでに頑張れました。
自転車・逆立ち・縄跳びなどの主訴に関して、高学年の場合はなるべく「お試しパック」でマスターできないかというのがスキップの考えです。
当初から言っているように、体育家庭教師は無い方がいいんです。しかし、困っている以上、なるべく時間をかけずにマスターしてもらいたいというスタッフの思いがあります。
明日の小学校での組体操の練習が、まずの発表の場。メイちゃん。うまく逆立ちが出来ますように。 いい連絡があることを待っています。