聞き手に徹する
問い合わせ電話には、親御さんが抱えている運動やあそびに対する切なる願いが込められています。
本来であったら何とかしてやれると思っていた事や、時間があったら出来そうなのにと思う事、恥ずかしくて他人にはいえないこと、今やらせてあげないと、など、お子様を何とかしてあげたいという思いが伝わってきます。
1件1件の短い訴えの中に言いたい事が凝縮されています。
現行の会員様でも更なる思いや願いが発生すると、藁をもすがる思いで話してきます。
我々の意見もあるのですが、まずは主訴を聞いたうえで助けをし、お子様に対応しなければなりません。
親御さんの思いをすべて受け止めることは出来ませんが、親身になって対応する事は出来ます。
当然、レッスン中は子ども達の言い分も聞いていなくなければいけません。
普段の生活の中でもお子様の意見を聞く耳を持つことに得意な方も苦手な方もいると思いますが、訴えを聞く事で本人は少しの安堵感が得られます。
時には言いたい事を言う前に聞き手に徹する事も大切ですね。