子ども達のイメージ力
保育園などの体育指導で集団レッスンをする際に、模倣あそびやゴッコあそびを良くします。
「ここは森のジャングルで、みんなはおサルさんだよ!」と話すと遊戯室でも園庭でも、子ども達にとっては「ジャングル」になり「サル」になってしまうのです。
2年前にトライデントスポーツ医療科学専門学校の実技実習で、学生が「ここは森で、オオカミがみんなを食べにくるぞ!」と言った途端、2人の女の子が泣き出してしまい、実習生がアタフタするという事がありました。
子ども達にとって「見立てる」「その気になる」という模倣力や想像力は、大人である我々より何百倍もあり、イメージ旅行さえできるのです。
プレジャーアリーナでは七夕飾りが登場し、短冊に様々な願い事が書いてありますが、「ゲキレンジャーになりたい」「世界征服をしたい」などの書き込みがあることに、羨ましささえ感じます。
皆さんは、わらべ心を忘れていませんか?